ダイドードリンコ
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ダイドードリンコ株式会社
Dydo Drinco, Incorporated

本社が所在する中之島セントラルタワー
種類株式会社
略称DyDo
本社所在地 日本
530-0005
大阪市北区中之島2丁目2-7
中之島セントラルタワー18階
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度41分37.7秒 東経135度29分53.1秒 / 北緯34.693806度 東経135.498083度 / 34.693806; 135.498083座標: 北緯34度41分37.7秒 東経135度29分53.1秒 / 北緯34.693806度 東経135.498083度 / 34.693806; 135.498083
設立2016年2月24日
(旧法人は1975年1月27日
業種食料品
法人番号8120001196529
事業内容飲料の製造・販売
代表者代表取締役社長 中島孝徳
資本金3億5000万円
売上高1046億7300万円
(2024年1月期)[1]
営業利益16億0200万円
(2024年1月期)[1]
経常利益18億5400万円
(2024年1月期)[1]
純利益15億3100万円
(2024年1月期)[1]
純資産88億6400万円
(2024年1月期)[1]
総資産597億2500万円
(2024年1月期)[1]
従業員数706名(2018年1月20日現在)
決算期1月20日
主要株主ダイドーグループホールディングス株式会社 100%
外部リンクhttps://www.dydo.co.jp/
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加西サービスエリアの自動販売機 復刻堂商店ダイドーの自動販売機(旧タイプ)

ダイドーの自動販売機用のポイントカード

ダイドードリンコ株式会社(: Dydo Drinco, Incorporated) は、日本清涼飲料水メーカー。ブランドメッセージは、「こころとからだに、おいしいものを。」(2014年3月から)。それ以前は、「Drink,Message」が長く使われてきた。ダイドーグループホールディングス(持株会社)の子会社である。
概要

1975年(昭和50年)、当時は奈良県御所市に本社があった大同薬品工業から清涼飲料・営業部門を切り離して「ダイドー株式会社」として設立[2]1984年(昭和59年)に現在の社名に変更した[3]。社名は、会社に対する考え方を表している[4]。「ダイドー」は前身の設立母体である大同薬品工業の“大同”をカタカナ表記し、その英文字表記は国際化時代の総合飲料メーカーにふさわしく「ダイナミック(Dynamic)」と「ドゥ(Do)」にちなんで「DyDo」としている[4]。「ドリンコ」は英語の「ドリンク(Drink)」に“仲間・会社”を意味する「カンパニー(Company)」を合わせた造語[4]。会社名全体で「ダイナミックに活動するドリンク仲間」を表現している[4]。なお旧社名時代は「DAIDO」表記であった。

現在は大同薬品がダイドーグループホールディングスの連結子会社となっており、主にダイドードリンコおよびグループ外製薬会社向けの医薬品(栄養ドリンク剤)、清涼飲料水などの委託製造を行っている。

自社製品の生産および配送を外部に委託しているファブレス企業であり、主な生産拠点は静岡県焼津市大井川下流域(委託生産先・株式会社ニッセー)、および静岡市清水区興津(委託生産先・静岡ジェイエイフーズ株式会社 興津工場)に、物流拠点は大井川対岸の吉田インターチェンジ周辺にある。他にも他社と比較して自動販売機による売上比率が大きいことで知られ、9割にも達する[5]。一部の自動販売機には独自のポイントカード機能や、関西弁などで利用者に語りかけるおしゃべり機能など特徴的な機能を搭載している。これは同社の「感謝の気持ちの表れ」で商品購入時、客に楽しんでほしいとの想いから、継続してその環境を提供している[6]

近年では世界進出も積極的であり、2015年9月には高級チョコレート・ゴディバで有名なトルコの大手食品メーカー・ユルドゥズの子会社3社の株式をそれぞれ90%ずつ取得して子会社化している。

2016年1月15日キリンビバレッジキリンホールディングスの機能子会社)と自動販売機事業で業務提携を結び、同年4月から、ダイドー側の自動販売機で「キリン 午後の紅茶シリーズ」、キリン側の自動販売機で「ダイドーブレンドシリーズ」の相互販売を開始した。また2018年3月アサヒ飲料アサヒグループホールディングスの連結子会社)が販売する「三ツ矢サイダー」と「カルピスウォーター」をダイドーの自動販売機でも販売するようになった。

2017年1月21日に、ダイドードリンコ株式会社(旧法人)をダイドーグループホールディングス株式会社、ダイドードリンコ分割準備株式会社をダイドードリンコ株式会社(新法人)に商号変更するとともに、吸収分割により飲料事業を新法人に移管した[7]

なお、2017年現在における国内清涼飲料水メーカーの規模としてはコカ・コーラボトラーズジャパンサントリー食品インターナショナルサントリーフーズ)、アサヒ飲料(同社の機能子会社カルピス株式会社を含む)、キリンビバレッジ、伊藤園に次いで業界6位である。

2020年9月29日、自動販売機で衛生用品を販売すると発表。最初に販売を開始するのは、不織布マスク(2枚入り)と除菌ウェットティッシュ(10枚入り)の2種。どちらもビン入りで、価格は200円(税込)。全国で順次約3000台展開予定としている。
主な現行商品

☆印は店頭(コンビニエンスストアや量販店など)での発売
コーヒー

ダイドーブレンドシリーズ - 元々は、
2000年代において同社飲料商品売上の5割強を占める主力商品[5] である「ダイドーブレンドコーヒー」として発売されていたが、2012年9月の全面リニューアルで「ダイドーブレンド」としてブランド化された。その後、2013年8月には「デミタスコーヒー」を「ダイドーブレンド デミタス」に改名・リニューアルしたのを皮切りに、翌月には、「Mコーヒー(1978年発売)」と「キリマンジャロブレンド」を、2014年9月には「アメリカンコーヒー(1979年発売)」をリニューアルに伴って順次「ダイドーブレンド」のシリーズ品に組み込んだことで、同社の缶コーヒーは「ダイドーブレンド」に集約された。ラインナップはダイドーブレンドコーヒーを参照。

復刻堂

ミルクコーヒー - 2022年3月発売。


茶系飲料

葉の茶シリーズ

おいしい麦茶

大人のカロリミットシリーズ【機能性表示食品】☆ - ファンケルとの共同開発による茶系飲料シリーズ。

肌美精監修☆ - 2023年9月発売。クラシエ(旧:クラシエホームプロダクツ)の基礎化粧品ブランドである「肌美精」のデザイン監修を受けた茶系飲料シリーズ。

贅沢香茶シリーズ - 2013年6月に立ち上げた茶系飲料ブランド


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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