ダイカー亜科
コシキダイカー Cephalophus sylvicultor
分類
ダイカー亜科(ダイカーあか、Cephalophinae)は、鯨偶蹄目ウシ科に含まれる亜科。 サハラ砂漠以南のアフリカ大陸[2][3] 最大種はコシキダイカー 脳頭蓋(眼窩より後方の頭骨)よりも顔面頭蓋(眼窩後端より前の部分)がわずかに大きい[3][4]。サバンナダイカーを除き雌雄共に直線的な角があり、角は耳介よりも小型[3][4]。眼は大型[3][4]。眼と鼻の間に1列に並んだ小型かつ複数の臭腺(眼下腺)がある[2][3]。眼下腺の開口部周辺には体毛がない[3]。吻端にある体毛で被われない板状の皮膚(鼻鏡)が唇に接する[3][4]。胆嚢がない[3]。四肢は短い[4]。第2・5指趾の蹄(側蹄)は小型[3]。 乳頭の数は4個[3]。 分類はMSW3を基に、和名は(今泉, 1988)に従う[3]。ただしMSW3にてオギルビーダイカーにおそらく含む・(今泉, 1988)にてオギルビダイカーの亜種として扱われていたC. brookeiは独立種として扱わず、ハーヴェイダイカーはMSW3でアカダイカーの亜種として扱っているが独立種として扱う[3]。
分布
形態
分類
ダイカー属 Cephalophus
Cephalophus adersi アダースダイカー
Cephalophus callipygus ピータースダイカー Peter's duiker
Cephalophus dorsalis セスジダイカー Black-backed duiker
Cephalophus harveyi ハーヴェイダイカー Harvey's duiker
Cephalophus jentinki ソメワケダイカー Jentink's duiker[4]
Cephalophus leucogaster シロハラダイカー White-bellied duiker
Cephalophus natalensis アカダイカー Red duiker
Cephalophus niger クロダイカー Black duiker