Diane Sawyer
2011トライベッカ映画祭「ジーザス・ヘンリー・クライスト」上映会において
生誕Lila Diane Sawyer
(1945-12-22) 1945年12月22日(78歳)
アメリカ合衆国・ケンタッキー州グラスゴー
リラ・ダイアン・ソイヤー(Lila Diane Sawyer、1945年12月22日 - )は、アメリカ合衆国のジャーナリスト。2009年からABCニュースのメインニュース番組であるABCワールド・ニュースのアンカーを務めた。 ソイヤーはケンタッキー州のグラスゴー
教育
ソイヤーはルイビルのセネカ高校を卒業した。在学中は学内の新聞の主筆を務め、様々な芸術活動に取り組んだ。1963年にはケンタッキー州代表として美人コンテスト兼奨学金審査であるアメリカズ・ジュニア・ミスを獲得し、ニューヨーク世界博ではコカ・コーラのパヴィリオンでガイドを務めている。
マサチューセッツのウェルズリー大学で文学を専攻し1967年に卒業した。ここで彼女はアカペラグループに所属していた。ルイビル大学で1セメスターだけ法学を履修した後にジャーナリズムを志すようになった。 短期間ルイビルの地方テレビ局に勤めた後、1970年にはリチャード・ニクソン政権下のホワイトハウス報道官であったロン・ジーグラーの元で働き始めた。ウォーターゲート事件によるニクソンの辞任後のジェラルド・R・フォード政権でも1975年まで働き、その後はニクソンの私的なアシスタントとして1978年に出版された回想録の執筆を手伝った。1977年にデイヴィッド・フロスト
キャリア
ソイヤーはウォーターゲート事件の際にワシントン・ポスト紙のボブ・ウッドワードに内部情報を漏えいし、大きな役割を果たしたディープ・スロートではないかと疑われたことがある。ニクソンと親しく最後まで彼を擁護していたラビのバラク・コルフは死の床でのインタビューでソイヤーを名指ししていた。2005年になってFBIの副長官であったマーク・フェルトが名乗り出るまで多くの関係者の名前が出たが、6人の他の「容疑者」と共にウッドワードから否定するコメントを得ている[3][4]。
1978年にソイヤーはCBSニュースと契約した。政治担当記者として働いた後に1981年にビル・カーティスとともにCBSモーニングニュースのアンカーに起用された。1984年には60 Minutesの記者となりその後5年間同職を務めた。
1989年にソイヤーはABCニュースに移籍し、サム・ドナルドソンなどとプライムタイム・ライブや20/20などのニュース番組でアンカーを務め、1999年にモーニング・ニュースに戻った。
2010年1月にチャールズ・ギブソンの後任としてABCワールド・ニュースのアンカーとして契約した[5]。アメリカの主要ニュース番組3つのアンカーのうち2人が女性となることになった。他の女性アンカーはCBSイブニング・ニュースのケイティ・コーリック(?2011年5月まで)、残りの男性アンカーはNBCナイトリーニュースのブライアン・ウィリアムズである[6]。ソイヤーの就任後ABCワールド・ニュースの視聴率は好転し現在トップのNBCナイトリーニュースを脅かすまでになっている。1日の番組の最後の一言はI'll see you right back here tomorrow night(それでは明日の夜お目にかかりましょう)である。2014年8月一杯でABCニュースのニュースアンカーを降板した[7]。 2001年にレディーズ・ホーム・ジャーナルによりアメリカにおけるもっとも力のある女性30人に選ばれた。2007年のフォーブズ・マガジンMost Powerful Womenのリストでは62位に入った。2009年の記事A Hidden America: Children of the Mountains.に対する ピーボディ賞をはじめ多くの賞を受賞している[10]。 1988年4月に映画監督のマイク・ニコルズと結婚した。自身の子供はいないが、ニコラスは3人の先妻との間にそれぞれ1人ずつ子供がいる。結婚前にはニクソンの側近であったフランク・ガノン
履歴
1967?1970: WLKY-TV ニュース・レポーター、天気予報担当
1970?1974: ホワイトハウス 報道官付属
1974?1978: 元大統領リチャード・ニクソンの文筆担当アシスタント
1981?1984: CBSモーニングニュース アンカー
1984?1989: 60 Minutes コレスポンダント[8][9]
1989?1998, 2000年から: プライムタイム・ライブ 共同アンカー[8][9]
1998?2000: 20/20共同アンカー[9]
1999: グッド・モーニング・アメリカ 共同アンカー[8]
2009 ? 2014: ABCワールド・ニュース アンカー[5][7]
評価
私生活