ダイアナ湯川
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ダイアナ 湯川
ダイアナ 湯川
基本情報
生誕 (1985-09-16) 1985年9月16日(35歳)
出身地イギリス / 日本
ジャンルクラシック、クロスオーバー
職業ヴァイオリニスト
担当楽器ヴァイオリン
活動期間2000年 -
レーベルソニー・ミュージックエンタテインメント
公式サイト ⇒http://www.dianayukawa.co.uk

ダイアナ湯川(Diana Yukawa, 1985年9月16日 - )は、主にイギリス日本で活動するヴァイオリニスト。東京生まれ。ロンドン在住[1]。姉のキャシー湯川はピアノ・デュオ「Yukawa-Chan Piano Duo」で活躍するピアニスト。目次

1 人物・来歴

2 主な作品

3 脚注

3.1 注釈・出典


4 関連項目

5 外部リンク

人物・来歴

父は日本人(住友銀行幹部から住銀総合リース副社長に転身)で、母はイギリス人バレエダンサーである。婚外子として生まれる。しかし父は、湯川の出生3週間前の8月12日に発生した日本航空123便墜落事故によって56歳で逝去。

生後まもなく母の祖国イギリスに移り、ロンドンで育つ。「娘を音楽の道へ」という父の遺志のもと、5歳からヴァイオリンを始め、8歳よりロンドン王立音楽院教授のロドニー・フレンドに師事する。9歳のときにヤッシャ・ハイフェッツの演奏に触発される。14歳のときに世界芸術文化振興協会の奨学生となり、音楽の勉強を継続できるようになった。

1999年11月、セント・ジェームスにおいてブルッフヴァイオリン協奏曲第1番を演奏してロンドン・デビューを果たす。

2000年9月、クラシカル・アルバム『天使のカンパネラ』でCDデビュー。同アルバムは2001年に英国でも『Elegy(エレジー)』として発売される。

2001年8月、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演した作品『コンチェルト』を発売。

2009年10月21日、8年ぶりの3作目となる『バタフライ・エフェクト』を発売。過去2枚の純クラシック作品とは全く異なる、ヴァイオリンを駆使した新しいサウンド構築を実現させている。

2009年、母が長年当局に働きかけていた、出生以前に死亡した父の名前をイギリスの出生証明書に記すことが認められた[2][3]
主な作品

天使のカンパネラ(2000年、
BMG、規格品番:BVCC-31040、使用ヴァイオリン:1656年製ニコロ・アマティストラディバリウス

コンチェルト(2001年、BMG、規格品番:BVCC-31053、使用ヴァイオリン:1696年製グァルネリ

バタフライ・エフェクト(2009年、Sony Music Japan、規格品番:BVCP 40157)

脚注

[脚注の使い方]

注釈・出典^ “ ⇒プロフィール”. Sony Music Entertainment (2009年). 2017年3月16日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2017年3月16日閲覧。
^“亡父の名、出生証明書に記載へ=ダイアナ湯川さんに認める?英当局”. 時事通信社. Yahoo!ニュース. (2009年6月24日). ⇒オリジナルの2009年6月27日時点におけるアーカイブ。. ⇒http://web.archive.org/web/20090627170239/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090624-00000037-jij-int 2017年10月9日閲覧。 
^ 奥山俊宏 (2015年8月16日). “日航機で事故死した住銀元常務の娘に26年後の戸籍”. 朝日新聞. ⇒オリジナルの2015年8月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150816155626/http://judiciary.asahi.com/articles/2015081600001.html 2017年3月16日閲覧。 

関連項目

湯川秀樹 - 遠縁にあたる。秀樹が婿養子であるため、両者に血の繋がりはない。

見上げてごらん夜の星をDEEN) - ダイアナの父と同じく日航機事故で亡くなった坂本九のオリジナル曲をDEENがカバーし22枚目のシングルとしてリリース、ダイアナがバイオリン奏者として参加している。

沈まぬ太陽 - 2009年公開の日本映画において彼女の演奏が間奏曲として使われている。

外部リンク


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