タリハ県
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タリハ県
Tarija



印章

タリハ県の位置
ボリビア
県都タリハ
面積
 ? 合計37,623 km2
人口(2020年7月1日)[1]
 ? 合計583,300人
 ? 密度16人/km2
等時帯UTC-4
ISO 3166コードBO-T

タリハ県(タリハけん、スペイン語: Departamento de Tarija)は、ボリビア。ボリビア最南部に位置し、北側がチュキサカ県、西側がポトシ県と接し、南側がアルゼンチン国境、東側がパラグアイ国境になっている。行政府所在地はタリハ。6つの郡で構成されている。
概要

気温は20度から30度の温暖な気候で、適度な雨が降り作物がよく育つ。大麦トウモロコシサトウキビや、多種の果物がとれる。ボリビア国内では良質のブドウの産地として有名で、ワインシンガニ(ブドウから作る蒸留酒)の名産地である。また豊富な天然ガス資源を持つが、その国有化をめぐりボリビアガス紛争と呼ばれる国内紛争が発生している。

人口は約30万人。タリハの人々は陽気であるといわれる。特に男性は「チャパコ (chapaco)」と呼ばれるが、冗談好きな人の代名詞となっている。ボリビアのペーニャ(ショーを行なう居酒屋)では、しばしばショーの途中で「アロアロー!(おいおい!)」と叫んで冗談を話し出すチャパコが登場する。

クエーカという踊りはチリペルー、ボリビアで広く踊られているものであるが、タリハのクエーカはラパスなどの寒冷な地方のものと較べてたいへん陽気な音楽で踊られる。観光名所のサン・ロケ(San Roque)やサン・ロレンソ(San Lorenzo)の美しさを明るく歌ったテンポの良い曲がよく用いられる。

牛肉を煮込んだサイセという料理が名物料理である。

2000年代に入り、サンタクルス県などと同様に地方自治権の拡大を目指している[2]
隣接する県

チュキサカ県

ボケローン県

サルタ州

ポトシ県

タリハ県の郡

タリハ県には傘下に6のがある。

地図上の位置郡名西語表記面積 (km2)人口
(2001年国勢調査)首府首府西語表記
1グラン・チャコ自治郡Gran Chaco17,594116,318ヤクイバYacuiba
2アンシエルト・アルセ郡Aniceto Arce4,91052,570パドカヤPadcaya
3ホセ・マリア・アビレス郡Jose Maria Aviles2,65817,504ウリオンドUriondo
4セルカド郡Cercado2,046 205,346タリハTarija
5エウスタキオ・メンデス郡Eustaquio Mendez4,07032,038サン・ロレンソSan Lorenzo
6バーデット・オコノール郡Burdet O'Connor6,04319,339エントレ・リオスEntre Rios

注釈[脚注の使い方]^ City Population 閲覧日:2022年8月13日
^ ボリビア、タリハ県で自治権拡大の住民投票で賛成多数

関連項目

ボリビアの地方行政区画

外部リンク

"Tarija", Travel Guide

Weather in Tarija

Bolivian Music and Web Varieties

Full information of Tarija Department










ボリビアの県


ベニ

チュキサカ

コチャバンバ

ラパス

オルロ

パンド

ポトシ

サンタクルス

タリハ

関連項目

ボリビアの地方行政区画


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