タブロイド_(テレビドラマ)
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タブロイド
ジャンル
テレビドラマ
脚本井上由美子
演出河毛俊作
石坂理江子
水田成英
出演者常盤貴子
佐藤浩市
ともさかりえ
京野ことみ
柏原崇
真田広之
オープニングGLAYBE WITH YOU
製作
プロデューサー山口雅俊
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1998年10月14日 - 12月16日
放送時間水曜 21:00 - 21:54
放送枠水曜劇場
放送分54分
回数10
特記事項:
最終回は20分拡大(21:00 - 22:14)。
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『タブロイド』は、1998年10月14日から12月16日まで毎週水曜日21:00 - 21:54に、フジテレビ系の「水曜劇場」枠で放送された日本テレビドラマ常盤貴子のフジテレビ制作ドラマ初主演作である。

制作に夕刊フジ編集部が協力した。ビデオソフトは放送直後に発売されたVHSのみでDVDやBD化はされていないが、2013年2月1日よりフジテレビオンデマンドにて全話有料動画配信を開始した。
あらすじ

中央新聞社会部の女性記者・片山咲は、大蔵省官僚への手厳しい取材が元で、系列の夕刊紙「夕刊トップ」に出向社員として左遷される。そこは、芸能人の離婚やヘアヌード写真集の記事が一面トップを飾る駅売り夕刊紙タブロイドの編集部だった。中央新聞会長の横手から、年内に部数を50万部以上にしなければ廃刊すると通告されていた編集局長・桐野卓は、夕刊トップのライバルは駅売りで同じ値段の缶コーヒーであると説き、まず売れる記事を書け、と咲に要求する。彼女は、年下の契約社員シングルマザーの白河くるみと勢をめぐってせめぎ合いながらも、さまざまな事件の現場に飛び込んでいくのだった。そんな時、咲は「青島ビンゴ殺害事件」で一審有罪判決を受けながら、なお無実を訴え続ける真鍋敏彦に面会、冤罪事件とみて取材を開始する。
キャスト
主要人物
片山咲〈26〉
演 -
常盤貴子中央新聞社会部から夕刊トップに左遷された記者。売り上げ第一主義の編集局の方針に反発しながらも、記者として成長していく。3年前に起きた「青島ビンゴ殺害事件」が冤罪ではないかと真相を追うことになる。
桐野卓〈36〉
演 - 佐藤浩市夕刊トップ編集局長。かつては優秀な社会部記者だったが、夕刊トップへ左遷されてきた。一見軽そうだが、部下思い。バツイチで元妻に子どもの養育費を払っている。
白河くるみ〈21〉
演 - ともさかりえ夕刊トップ記者で契約社員。咲の教育係として、厳しくも温かく接する。4歳の娘を持つシングルマザー。桐野のことを密かに想っていた。
真鍋敏彦〈36〉
演 - 真田広之「青島ビンゴ事件」で拘置中の被疑者。元シェフ。無実を訴えており殺害の動機も見当たらない。だが有力な証言があり、一審は懲役8年の有罪判決を受け現在控訴中。咲の記事によって、世論が冤罪ではないかとのムードになる。
「夕刊トップ」編集局
三枝チカ〈22〉
演 -
京野ことみ整理部所属。主に紙面のレイアウトや記事の見出しを決めており、そのセンスには定評がある。服装はパンク・ファッション
猿渡匠〈23〉
演 - 柏原崇写真部所属。無口で取っ付きにくいが、腕はいい。くるみに密かに想いを寄せている。編集部のソファに寝泊まりする事が多い。
山本釣子〈49〉
演 - 鷲尾真知子庶務担当。桐野をはじめ編集局の面々に、経費節減を口うるさく叫ぶ。
長谷部聡〈58〉
演 - 山谷初男編集局次長。飄々としている好々爺。締め切りギリギリまで一面トップ記事が決まらないとやきもきしている。
滝信也〈42〉
演 - モロ師岡編集デスク。
角田大吾〈38〉
演 - 酒井敏也編集局員。
難波史郎
演 - 田窪一世編集局員。
宇佐美
演 - 林宏和編集局員。
竹内
演 - 真鍋尚晃編集局員。
ヒロト
演 - 岡本光太郎アルバイト。
周辺人物
アキ〈24〉
演 -
小雪情報屋。桐野と懇意にしており、高額の金で情報を売っている謎めいた女。
売店のオバチャン
演 - 大島蓉子夕刊トップの入ったビルの前の売店で働く。くるみと懇意にしており、勤務時間中娘のサラダを預かっている。
白河サラダ〈4〉
演 - 井上結菜くるみの娘。くるみが高校生の時に、学校の物理教師との間に生まれた。
青島ビンゴ
演 - 中野英雄3年前に真鍋に赤坂の路上で殺害されたとされているタレント。殺害された当時、芸能学校の講師をしており、女子生徒を有力者に斡旋していた疑惑が浮かび上がる。話題作りに自殺を図ることがあり、1994年12月24日、目黒の愛人のマンションで3度目の自殺未遂騒動を起こしている。
横手喜和子〈50〉
演 - 大楠道代中央新聞社代表取締役会長。「年内に販売部数を50万部以上にしないと、夕刊トップを廃刊する」と桐野に宣告する。敵、味方どちらとも言えぬドライな存在。
香月弁護士
演 - もたいまさこ咲の記事を読み、冤罪の可能性がある、と国選弁護人に代わり真鍋の弁護を引き受ける。無罪判決を勝ち取るために、咲に協力を求める。
その他
カナ
演 -
春日井静奈桐野たちが通うカフェの店員。
リナ
演 - 中村みづほ桐野たちが通うカフェの店員。
ゲスト
第1話
葛城ミカ〈18〉
演 -
水川あさみ人気絶頂のアイドル。夕刊トップに異動してきた咲の初めての取材相手。ヘアヌード写真集を出す噂があり、咲らに取材を申し込まれる。
事務所の社長
演 - 遠城啓輔ミカの事務所の社長。多額の借金があり、ミカの写真集の契約金で借金を返済しようとしている。
中央新聞社会部記者
演 - 並樹史郎咲の先輩。記者クラブで接待ゴルフのことを聞いた咲を叱責する。
中央新聞社会部部長
演 - 佐古正人(第5話)咲の上司。咲に夕刊ポストへの出向を伝える。
大蔵省局長
演 - 浜田晃大蔵省記者クラブで、同省職員が痴漢で逮捕された件の会見をする。
金貸し
演 - 山田明郷ミカの写真集撮影現場に事務所社長の借金の取り立てに来る。
ヘアメイク
演 - 鈴木美恵ミカの写真集撮影のヘアメイク。くるみにヘアヌードであることを聞きだされる。
第2話
太田和彦
演 -
田宮賢太朗江東中学の3年生。学校の屋上で頭部の内出血で死亡しているのが見つかる。体に無数の打撲痕があったことから、いじめられて死亡したのではないかとマスコミが騒ぎたてる。
鈴木優太
演 - 呉村哲弘和彦の同級生。茶髪のロン毛。放課後は母の店を手伝っている。クラスの生徒たちへの取材から、いじめの首謀者で和彦を殺したのではないか、とマスコミに疑いをかけられる。和彦の死後、行方をくらましている。
担任教師
演 - 光石研和彦たちの担任。マスコミの取材に「いじめなんてどこの学校にでもある」と答えてしまう。
優太の母
演 - 増子倭文江居酒屋「もつやき すずき」を一人で営んでいる。母子家庭
和彦の母
演 - 金久美子和彦の父とは離婚しており、別の男性と再婚している。取材中の咲に声をかけ、生前の和彦からの手紙を見せる。
レポーター
演 - 遠山俊也(第7話・最終回)江東中学の前から和彦の事件を報道する。
第3話
塚原誠
演 -
冨家規政誠美容外科病院の院長。手術後に急死した患者がおり、咲らにこっそり取材される。
桜田
演 - 仁科貴恋人・雨宮淳子が美容整形手術で殺された、と夕刊トップに電話してきた会社員。他の新聞や雑誌にも電話したがどこも扱ってもらえず、最後に夕刊トップに電話してきた。
石野
演 - 西田健中央新聞事業局長。


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