タトゥーストッキング (tattoo stockings)、ないし、タトゥータイツ (tattoo tights)[1] は、「タトゥー (tattoo)」と称される洋風の入れ墨でよく用いられるような図柄をはじめ、様々な柄が付けられていて「タトゥーのように見える」ストッキングやタイツの類である[2][3]。ワンポイントの図柄が入ったものもあれば、図柄が両足全体に及ぶものもあり[3]、柄として、文字や線などが配されたものもある[4]。
日本では、2011年に開店した東京・原宿のレッグウェアを扱う店「アバンギャルド (AVANTGARDE)」が、最初に制作、販売し流行したのをきっかけに大手下着メーカー、アパレルブランドが、真似をしはじめる。2012年に入って売上が急増し[3]、2012年春から2013年にかけて流行した[2][3][5]。
大韓民国では、2013年1月には、K-POPの女性アイドルの間でタトゥーストッキングが流行していると報じられた[6]。着用の先駆は、Wonder Girlsであったされている[6]。
タトゥーストッキング/タトゥータイツの中には、アニメのイラストや擬音の文字などを図柄とし、「痛車」になぞらえて「痛(いた)タイツ」と称されるものもある[7]。
また、既成のストッキング類に柄を手描きする「手作り派」もいる[7][8]。
ミーシャ・ジャネットは渋谷との対比の中で、原宿ファッションの特徴のひとつとしてタトゥーストッキング/タトゥータイツに言及している[1]。
出典・脚注^ a b ミーシャ・ジャネット (2013年7月4日). “ ⇒TATTOO STOCKINGS ARE STILL BOOMING IN JAPAN. HERE ARE SOME OF THE COOLEST (AND WEIRDEST?) FOR THIS SUMMER / タトゥータイツのブームが続く!日本発ブランドの今一番オモシロく、気になる夏ストッキングをまとめてご紹介!”. ミーシャ・ジャネット. 2014年1月30日閲覧。
^ a b “ストッキング、肌の色で選ぶ、アツギ、販促強化、診断店舗3倍、90店に。”. 日経MJ: p. 6. (2013年5月8日). "ただ、薄いタイツや脚にタトゥー(入れ墨)を入れたように見せる図柄入りの「タトゥーストッキング」の流行で若年層の間でストッキングのファッション性が見直されている。" - 日経テレコン21にて閲覧
^ a b c d “原宿で増殖中のタトゥーストッキング「太い脚でもOK」で人気
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