株式会社タダノ
TADANO LTD.
種類株式会社
市場情報東証1部 6395
株式会社タダノ(英: TADANO LTD.)は、建設用クレーン、車両積載形トラッククレーン、高所作業車などを製造・販売する世界最大手級の建設用クレーンメーカー。同社が製造する製品には油圧技術が用いられている。ブランドメッセージは「Lifting your dreams」。本社は香川県高松市。 タダノ製オールテレーンクレーン_AR-4000M-1
目次
1 主要製品・事業
2 事業所所在地
2.1 国内拠点
2.2 海外拠点
3 沿革
3.1 1900年代
3.2 2000年代
4 主要関係会社
4.1 国内グループ企業(連結子会社)
4.2 海外グループ企業(連結子会社)
4.3 欧州
4.4 北米・南米
4.5 アジア
4.6 オセアニア
5 メセナ活動
6 脚注
7 参考文献
8 関連項目
9 外部リンク
主要製品・事業
建設用クレーン
オールテレーンクレーン - 100t吊り?550t吊り(AR、ATFシリーズ)
ラフテレーンクレーン - 国内向けは、4.9t吊り?100t吊り(GRシリーズ)
海外向けは、2013年に160ショートtクラスのラフテレーンクレーンが開発された[1]
トラッククレーン - 20t吊り(OCシリーズ)
車両積載形トラッククレーン(TMシリーズ)「ユニック」と呼称されることが多いが、これは古河ユニックの製品名であり、タダノにおける正式名称は「カーゴクレーン」である。また、前田製作所にもOEM供給を行なっている。
高所作業車(ATシリーズ)
目的別製品
セルフローダ(重機運搬車)
スライドキャリヤ(車両運搬車)
ブリッジチェッカー(高架・橋梁点検車)
軌道陸上兼用車
レッカー車
事業所所在地
国内拠点
本社・高松工場 - 香川県高松市新田町甲34番地多田野鉄工所時代、日本国有鉄道に枕木整正機を納入していた名残で現在のJR高徳線を挟むように立地している。
工場敷地を分断する形で鉄道が通っているのは世界中を見てもとても珍しい。
東京事務所 - 東京都墨田区亀沢2丁目4番12号
志度工場 - 香川県さぬき市志度5405番地3
多度津工場 - 香川県仲多度郡多度津町西港町10番地1
千葉工場 - 千葉県千葉市若葉区上泉町424番地13ちばリサーチパーク内
技術研究所 - 香川県高松市林町2217番地13
支店 - 全国10か所
営業所 - 全国23か所
海外拠点
北京事務所(中国)
中東事務所(UAE)
欧州・北米・南米・アジア・オセアニア(連結子会社) 16か所
沿革
1900年代
1919年 - 創業者多田野益雄が創業。
1948年 - 同氏が株式会社多田野鉄工所を設立。初代社長に就任。
1950年 - 鉄道保線機械「枕木整正機」を発明、特許権を得てその生産を開始。日本国有鉄道へ納入。
1951年 - 油圧式産業機械の開発に着手。
1955年 - 日本初の油圧式トラッククレーン1号機 OC-2型 完成。
1957年 - 港湾荷役機械展示会に全油圧式トラッククレーン OC-5型を出品。
1959年 - 本社工場を香川県高松市新田町に移転。
1960年 - 油圧式トラッククレーン(OC-5A型)をインドネシアへ初輸出。
1962年 - 大阪証券取引所市場第2部に上場。
1963年 - 香川県高松市新田町に本社社屋完成。車両積載形クレーンTMシリーズ(カーゴクレーン)を発売。
1964年 - トラッククレーンTSシリーズを発売。
1966年 - トラッククレーンTLシリーズを発売。
1970年 - ラフテレーンクレーンTRシリーズを発売。
1971年 - トラッククレーンTGシリーズ発売。東京証券取引所市場第2部に上場。
1972年 - 東京・大阪両証券取引所各市場第1部に指定替。
1973年 - 最初の海外子会社としてTADANO International(Europe)B.V. をオランダに設立。
1980年 - 香川県志度町(現:さぬき市)に志度工場を新設。
1983年 - 高所(活線)作業車を発売。
1987年 - 東京両国(現:墨田区亀沢)にタダノ両国ビル完成。東京事務所を移転。
1989年 - 株式会社タダノに社名変更。四国機工(株)(現:タダノアイレック)が子会社となる。
1990年 - ドイツ FAUN GmbHを買収。
1991年 - TADANO FAUN GmbHをドイツに設立。イースター島アフ・トンガリキのモアイ像修復計画に着手。
1992年 - オールテレーンクレーンARシリーズを発売。