タケカワユキヒデ
[Wikipedia|▼Menu]

タケカワ ユキヒデ
2016年
基本情報
出生名武川 行秀
生誕 (1952-10-22) 1952年10月22日(71歳)
出身地 日本埼玉県浦和市(現:さいたま市浦和区
学歴東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業
ジャンルJ-POPロックフュージョン
職業シンガーソングライター
作家
担当楽器ボーカル
活動期間1975年 -
事務所アメニティ
共同作業者ゴダイゴジョニー野村奈良橋陽子、T's COMPANY、武川アイ、武川基
公式サイトタケカワユキヒデオフィシャルホームページ

タケカワ ユキヒデ(本名:武川 行秀〈読み同じ〉、1952年10月22日 - )は、日本歌手シンガーソングライター作家ゴダイゴのメインボーカルであり、ほとんどのシングル曲の作曲者。アメニティ所属。帝京大学客員教授。身長172cm、血液型B型。

「竹川行秀」と誤記されることが多いことから、カタカナで表記されている。
略歴

1952年、埼玉県浦和市(現:さいたま市浦和区)に生まれる。5歳からヴァイオリンを、10歳から作曲を始める。

母方曽祖父が国産ヴァイオリンメーカー鈴木バイオリン製造創業者の鈴木政吉。母方大叔父に、ヴァイオリン教育のスズキ・メソードで名高い鈴木鎮一がいる。また、父方の祖父は判事の武川佳海である。父は、『「第九」のすべて』(芸術現代社)などの著作がありベートーヴェン研究家、音楽評論家として著名な武川寛海という音楽家の家系。

埼玉県立浦和高等学校[1]東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業(休学・復学を繰り返し11年間かけて卒業[1]。在学中に結婚)。

1975年、全曲英詞のアルバム『走り去るロマン』でソロアーティストとしてデビュー。翌1976年、以前から活動を共にしていたミッキー吉野ゴダイゴを結成し、作曲とボーカルを担当。彼独特のメロディーは「ガンダーラ」、「モンキー・マジック」、「銀河鉄道999」、「ビューティフル・ネーム」といった数々のヒット曲を残した。1985年のゴダイゴ活動休止後は、中森明菜酒井法子松田聖子光GENJIなど、他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースでヒットメーカーとしての地位を確立し、2枚のアルバム、1枚のサントラ盤もリリース。同年、高倉健主演映画「夜叉」の主題歌の作曲を手がけた。

1989年アルバム『I LOVE YOU』を発表し、本格的にソロ活動を再開。1990年代に入り、作曲家・音楽プロデューサー・ライブ活動のほか、講演、テレビラジオ番組の司会・コメンテーター文筆活動など、マルチアーティストとして幅広く活躍中。1994年5月ダイワハウスのCMソング「僕たちの愛」を発表、同年11月には自己のヒット曲をメドレーにしたシングル「ガンダーラ伝説」が、ゴダイゴを知らない世代で話題となり、ヒットチャートの上位にランクインされる。

1男4女の父親であり、1999年にはベストファザー賞を受賞、2001年には「娘を持つ父親のための本」を出版。4女のうち三女・基、四女・武川アイがT's COMPANYというユニットを組んでおり、近年は彼女達と一緒に"タケカワユキヒデ & T's COMPANY"として音楽活動することが多い。特に花王リーゼのCMソング「気分は上々」は人気を博した。この他にも、長女の唯と次女の誓によるT's FACTORYもある。さらに、T's COMPANYとT's FACTORYに妻の敦子と長男の暁を加えたT's FAMILYといったグループも存在する。また、NHK教育テレビ天才てれびくん』の音楽プロデューサーや、TBSラジオ『こども電話相談室』のレギュラーとしても有名。

1999年に、ゴダイゴがオリジナルメンバーで期間限定で再結成した。そして2006年、恒久的なゴダイゴ再結成を遂げ、活躍している。

2012年、帝京大学教育学部客員教授に就任。

2022年6月、さいたま市教育委員会の委員に就任[1]
趣味

多彩な趣味人として知られる。旅行(国内、海外問わず)・アウトドア写真料理パソコンなど幅広い趣味を持っており、テレビ番組で紹介されることも多い。

特に漫画好きは有名で、妻の実家が所有している山梨県某所にある別荘に漫画専用の書庫を構え、『週刊少年サンデー』『週刊少年マガジン』『週刊少年ジャンプ』『週刊少年チャンピオン』『週刊少年キング』のバックナンバーをすべて保存している[2]。また、『ビッグコミックスピリッツ』『コミックモーニング』『ビッグコミック』『ビッグコミックオリジナル』など、週に約7冊の漫画雑誌を読破しているという。

30年以上漫画雑誌を収集し続け、少年漫画少女漫画を問わず造詣が深いことから、趣味の範疇を超えて漫画評論家としての側面も持っている。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の単行本で解説文を寄せたこともある。

手塚治虫文化賞の第1回から第3回までの選考委員も務めた。2023年4月時点で、日本漫画家協会参与。
ディスコグラフィ
ゴダイゴ時代「ゴダイゴ」を参照
シングル
タケカワユキヒデ
ファッションハウス・サンヨー / SANYO GOODLY(梅垣達志)(1974年)
三陽商会の非売品販売促進用レコード。A面の「ファッションハウス…」は、のちにゴダイゴのアルバム「CM ソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ」に収録されることになる、「IN YOUR EYES」の一部歌詞を変更したもの。

走り去るロマン / 夜の都会(1975年1月1日)タケカワの公式デビュー盤。デビュー・アルバム「走り去るロマン」からの先行シングル・カット。

いつもふたり / 白い小鳥(1975年4月1日)「走り去るロマン」からのシングル・カット。

アンクル・ジョン / スマイル(1975年11月10日)両面とも、「ビッグジョンジーンズ」のCMソング。

SPRINTER LIFTBACK -TRAVELLING ON A SUNDECK- ?光の中を走るサンデッキ? / 同(インストゥルメンタル)(1976年)トヨタスプリンターリフトバックの非売品販売促進用レコード。のちにゴダイゴのアルバム「CM ソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ」に収録されることになる「SPRINTER LIFTBACK」は再録音されたものである。

ハピネス(日本語)/ ハピネス(英語)(1979年5月1日)サントリービールCMソング。ソロ名義だが、演奏はゴダイゴのメンバーが全員参加している。

あの頃 / 天使の翼(1980年7月1日)アルバム『LYENA』からのシングル・カット。「あの頃」は、永らくゴダイゴのライヴでフィナーレを飾っていた曲。「天使の翼」は、フマキラー「ベープマット」のCMソング。

ドキ・ドキ・サマーガール(日本語)/ ドキ・ドキ・サマーガール(英語) (1982年6月1日)コーセー化粧品CMソング。

白い街角 / グレープ・シード(1983年1月1日)「武川行秀」名義のシングル。ゴダイゴでは「タケカワ」、ソロでは「武川」と使い分けするための表記だった。アルバム『白い街角』からのシングル・カット。

ROCK天国 ROCK TO THE MUSIC / オー・ベイビー(1983年12月1日)「武川行秀」名義のシングル。「日本初のロック競作」として企画。JAN KEN POW、PASSING LANE、藍ともこサーカスがリリースしたが、発売日がずれるなど、レコード会社間の足並みが揃わず、不発に終わってしまった。

トゥナイト / テイク・ア・チャンス(1984年8月1日)「武川行秀」名義のシングル。「BGMからの脱却」を目指したアルバム『泥棒日記』からのシングル・カット。A面ではLOUDNESS高崎晃が参加。

誇りの報酬メインテーマ / CHASER(1985年11月21日)ゴダイゴの活動休止後に担当した、日本テレビ系ドラマ『誇りの報酬』のOP(タケカワ作曲)および挿入曲(浅野孝巳作曲)。メインテーマは、当初「都会の静けさ」というタイトルであった。

KEEP ON DREAMIN' / KEEP ON DREAMIN'(インストゥルメンタル)(1986年2月21日)ディズニー映画『オズ』の主題歌。版権の関係で、ディスコグラフィにはカウントされていない。のちにアルバム『HELLO/GOOD NIGHT』に収録された際、再録音されて、「KEEP ON DREAMING」と改題された。

若き戦士たちよ(松崎しげる)/ W・O・R・L・D ひとりじめ(1987年7月28日)シングル・カセットのみの発売。A面はバレーボール全日本男子賛歌。B面はバレーボール全日本男子応援歌。

HAPPY BIRTHDAY / ハイ・ライフ(1989年7月21日)アポロン移籍後初のシングル。CDシングル、EP、シングル・カセットで発売された。

I LOVE YOU / TRAGEDIES(1990年1月21日)タケカワが司会を務めた情報番組『USAエクスプレス』のED。CDシングル、シングル・カセットで発売されたが、店頭用サンプルとしてEP盤も存在している。

チャレンジ・トゥ・ドリーム(宇宙への扉) / チャレンジ・トゥ・ドリーム(カラオケ)(1990年4月)北九州市のテーマパーク、スペースワールドでのみ販売された。

WE,DREAMING / 福山通運ラジオCM(1990年4月)福山通運の非売品PR用カセット。「WE,DREAMING」は同社のCMソング。のちにコンピレーションCD『続・CMの達人?傑作CM音楽集?』に、「I,DREAMING」のタイトルで収録された。

別れの予感…アリ / 星の数程の愛(1990年9月21日)Track1の演奏には、マイアミ・サウンド・マシーンが参加している。

HAPPY DAY / HAPPY DAY(カラオケ)(1993年)椿本チエイン社歌。非売品CD。

夢輝けば / 夢輝けば(カラオケ)(1993年)ダイコク電機社歌。非売品CD。

やさしい風 / ファンタジア(1993年5月26日)ファンハウス移籍後初のCD。テレビ東京系『特選ぶらり旅』ED。

夢中で君にプロポーズ / ドンマイ MY フレンド(1994年1月26日)Track1は、フジテレビ系『週刊スタミナ天国』OP。Track2は、日本プロ野球オフィシャル・ソング。2008年より各球場で流されている過去の名選手・名シーンの映像のBGMとして使用されている。

マディソン郡のワルツ / 僕たちの愛(1994年5月25日)Track2は、ダイワハウスCMソング。

スーパー・スター / ドンマイ MY フレンド(1994年7月19日)

ガンダーラ伝説 / ガンダーラ伝説(カラオケ)(1994年11月9日)

おまえはとてもWONDERFUL / MAYBE TOMORROW(1995年6月1日)Track1は、宮崎シーガイア・ホテルオーシャン45のブライダルCMソング。Track2は、1980年代後半にライヴで歌われていた「いちどでいいから」のリメイク。

I LOVE YOU 抱きしめて / そして炎のキス(1995年11月1日)

スキップ・スキップ・スマイル / スキップ・スキップ・スマイル(カラオケ)(1998年9月26日)「ふくいゆとりフェスタ'98」のイメージソングとして、同会場で配布された。

MAKE A WISH -自分の力を信じて- / MAKE A WISH -自分の力を信じて-(カラオケ) (1999年)日本システムディベロップメント (NSD) の30周年記念CD。非売品。

MONKEY MAGIC 1999 for DJ(1999年6月21日)クラブDJがテクノ・リミックスした「モンキー・マジック」の2ヴァージョンと「銀河鉄道999」、鈴木聖美の「TAXI」の4曲を収録したアナログ12インチ・シングル。

MONKEY MAGIC 1999(1999年6月28日)クラブDJがテクノ・リミックスした「モンキー・マジック」の4ヴァージョンと「銀河鉄道999」を収録。

彩られた明日へ / 彩られた明日へ(カラオケ)(1999年7月)彩の国さいたま イメージソング。非売品。

いつまでもチャレンジ / いつまでもチャレンジ(カラオケ)(2000年)フランスベッドイメージソング。非売品。

風のセレナーデ / 風のセレナーデ(カラオケ)(2002年)横浜市港北区の大規模マンション「グリーンサラウンドシティ」イメージソング。PR用非売品。

A Happy Life / A Happy Life(カラオケ)(2004年11月5日)アニメーション『蒼い海のトリスティア』OVA版ED。DVDトールサイズケースで販売された。

ミラマーレ / ミラマーレ(カラオケ)(2005年11月24日)京成ホテルミラマーレのイメージソング。当地でのイベント時に配布された。

ガンダーラ TANTRA ver.日本語版 / ガンダーラ T's COMPANY ver.日本語版(2005年12月22日)オンラインゲーム『TANTRA』のゲーム内アイテムとして発売された、「TANTRA オリエンタル・ボックス」に同封されていたCD。

TANTRA 日本語版 / TANTRA 英語版(2006年12月8日)オンラインゲーム『TANTRA』のゲーム内アイテムとして発売された、「TANTRA オリエンタル・ボックスII」に同封されていたCD。「TANTRA」は、本ゲーム用に新しく書き下ろされた新イメージソング。

この広い世界の中には / 同(カラオケ) / 同(インストゥルメンタル?シンフォニック・ヴァージョン)(2009年1月)大阪梅田の分譲マンション「ours」イメージソング。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:85 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef