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タグルアト社(Tagruato Corporation)とは、バッド・ロボット・プロダクションズ製作の映像作品に登場する架空の企業である。 正式名称、タグルアト石油[1]。短期間で急成長を遂げた日本の石油関連企業であると同時に、多様な業種の子会社を傘下に持つ大企業グループである。本来得意とする基幹事業は海底掘削であったが、21世紀現在はその副産物として得られた化学物質「海底の蜜」を主原料とする清涼飲料水『Slusho!』[注 1]の発売元として世に名が知られている。しかし、その経営実態は不明瞭であるとされている。 2007?2016年現在、CEOは吉田ガヌ。「吉田」姓は母方の祖父である農業経営者リョウタから3代にわたり受け継がれているが、その理由が語られているメディアはない。ガヌは亡き母吉田ノリコの遺志を継いで、世界一おいしいドリンクを作り世界に送り出すこと、及び、宇宙の星々にまで手を伸ばすこと等を目下の目標として公表している。ノリコは幼い頃から無類の清涼飲料愛飲家であり、毎食のその無限ともいえるガブ飲みぶりにより、就学期にはクラスメートから「小さなクジラ」と呼ばれていた。ある日、ノリコは究極の調味料を求めて海底探査に向かったが、『Slusho!』公式サイトの解説に、「悲劇がおきた」、「彼女はたった一人の息子を置いていってしまった」、「(ガヌの)母を殺した清涼飲料開発研究」、「(ガヌは)辛さから、清涼飲料事業をいとこに放り渡した」などと、探査中彼女が事故等で死を遂げた事を示唆する記載がある。 1945年:前身『力の手』社がポリネシアからの移民であるタグルアト・カンタロウにより設立される。非鉄鉱業から始まり、重工業、石油化学工業など多角的に展開し、大きく成長した。 1980年代後半:構造不況による収益の伸び悩みと重大なスキャンダルにより業績が悪化し、『力の手』社が破産。 1989年頃:株を買占めた吉田ガヌがCEOとなり、彼が持っていた深海掘削技術で同社を再建。初代社長の名である『タグルアト』に商号を変更。 年不明:瀬戸内海に初の海底掘削ステーション「ジンム(Jinmu)」を建設。 年不明:宇宙開発から武器開発まで行う重工業会社「ボールド・フツラ(Bold Futura)」設立。 年不明:医薬研究組織「ヨシダ・メディカル・リサーチ(Yoshida Mediacal Research)」設立。
2008年1月7日、映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』のプロモーションとしてYouTubeに投稿された『謎の映像』により、その名が知れ渡るようになった。
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