タクティクスオウガ_リボーン
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タクティクスオウガ
タクティクスオウガ 運命の輪
タクティクスオウガ リボーンジャンル
シミュレーションRPG
対応機種スーパーファミコン
セガサターン
PlayStation
Wii
Wii U
Newニンテンドー3DS運命の輪

PlayStation Portable
リボーン

Nintendo Switch
PlayStation 4
PlayStation 5
Microsoft WindowsSteam

開発元クエスト運命の輪
スクウェア・エニックスリボーン
ALGEBRA FACTORY
発売元クエスト運命の輪 / リボーン
スクウェア・エニックス
ディレクター松野泰己
デザイナー松野泰己
シナリオ松野泰己
プログラマー畔柳達哉
森岡伸夫
音楽岩田匡治
崎元仁
美術皆川裕史
吉田明彦
シリーズオウガバトルサーガ
人数1人
メディア24メガビットロムカセット[1]
発売日 199510061995年10月6日
発売日一覧

SS
199612131996年12月13日
PS
199709251997年9月25日
199805011998年5月1日
PS(廉価版)
199912021999年12月2日
Wii
200902102009年2月10日
PSP
201011112010年11月11日
201102142011年2月14日
201102252011年2月25日
PSP(廉価版)
201112222011年12月22日
Wii U
201403122014年3月12日
New 3DS
201611212016年11月21日


対象年齢 CERO:C(15才以上対象)
ESRBT(13歳以上)

コンテンツ
アイコン 日本
Mild Animated Violence,
Mild Language

デバイスターボファイルツイン対応
売上本数約50万本[2]
その他型式:SHVC-AO7J-JPN
テンプレートを表示

『タクティクスオウガ』(: Tactics Ogre: Let Us Cling Together)は、1995年10月6日に日本のクエストから発売されたスーパーファミコンシミュレーションロールプレイングゲーム。略称は『タクティクス』『TO』など。

同社の『オウガバトルサーガ』第2作目。架空の世界における民族紛争をテーマとしたストーリー展開となっており、独自のゲームエンジンを使用したグラフィックや行動によってシナリオが分岐する点などを特徴としている。

1996年12月13日にはセガサターンに、1997年9月25日にはPlayStationに移植された。

2009年2月10日からはWiiバーチャルコンソール、2014年3月12日からはWii U・バーチャルコンソール、2016年11月21日からはNewニンテンドー3DS・バーチャルコンソールでも提供されている。

2010年11月11日には、PlayStation Portable向けリメイク作品『タクティクスオウガ 運命の輪』が発売された。2022年11月11日には、『運命の輪』をベースにした更なるリメイク作品『タクティクスオウガ リボーン』が発売された。対応機種はPlayStation 5PlayStation 4Nintendo SwitchSteam(Steam版のみ11月12日発売)[3]
概要

「オウガ」の名を冠したシリーズとして、『伝説のオウガバトル』に続く二作目として発売された作品だが、オウガバトルサーガ全体としては第1章?第8章までの構想があり、本作は第7章に位置づけられている。また、前作と同じ世界の物語だが、ゲームシステムの関連性はほとんどない[4]

本作では、架空の世界におけるヴァレリア諸島でのウォルスタ、ガルガスタン、バクラムの民族紛争による戦乱が、島の少数民族ウォルスタ人の少年デニムの視点から描かれる。マルチストーリー・マルチエンディングを採用している[4]

ゲームは主人公デニムと彼の率いる最大10人の部隊を操作し、各地で発生する戦闘イベントなどをクリアすることで進行する。戦闘はクォータービュー方式のマップで行う。

開発代表・企画・シナリオは、後にスクウェアにてPlayStation用ソフト『ファイナルファンタジータクティクス』(1997年)や『ベイグラントストーリー』(2000年)、ゲームボーイアドバンス用ソフト『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』(2003年)、PlayStation 2用ソフト『ファイナルファンタジーXII』(2006年)を手がける松野泰己であり、アートディレクターは皆川裕史、イラストは吉田明彦が担当し両名とも前述の作品にも関与していた。音楽は前作に続き岩田匡治および崎元仁が担当している。

また、スーパーファミコン版で「ファイアクレスト」というアイテムを入手した写真をクエスト社に送ると、ある人物からの手紙と「ガラスのカボチャ」がプレゼントされるというキャンペーンがあった。

ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」にてスーパーファミコン版はゴールド殿堂、セガサターン版およびPlayStation版はシルバー殿堂、PlayStation Portable版はプラチナ殿堂を獲得した。また同誌の「読者が選ぶTop20」ランキングでスーパーファミコンの作品で唯一、長年に渡りランクインし続けた。小説家宮部みゆきは本作の著名なファンとして知られる。死者の宮殿を15周したとは本人の言葉。

以降、本記事では特記が無い限りはオリジナル版であるスーパーファミコン版について述べる。
ゲーム内容
システム

ゲームは、舞台となるヴァレリア諸島が描かれたマクロマップ上に配された各拠点上を移動し、指定された戦闘マップ(シナリオ戦闘)で勝利・拠点制圧する事で一連の物語が進行してゆく。また、全ての戦闘には、例外なく勝利条件が決められている。勝利条件は、「敵リーダーを倒せ」、「敵を殲滅せよ」の2種があり、いずれも表記された条件を満たした時点で、戦闘は終了する。一方で、敗北条件(ゲームオーバー)も決められており、シナリオ戦闘では「デニムの死亡」(強制出撃)、デニム非出撃時のランダムエンカウント戦闘では「味方ユニットの全滅」となっている。

複数のステージが存在する拠点では、拠点制圧までマップ上に戻る事ができず、編成画面のみを介した連続戦闘となる他、消費したHP等も次のマップに引継ぎされる(『運命の輪』では全回復する)。

前作、伝説のオウガバトルでは、キャラクターの集合体が(実際に行動可能な)一つの「ユニット」として扱われていたのに対し、本作では個々のキャラクター自体が独立したユニットとして扱われ、前作のユニットに該当する集合体の概念を「ユニオン」と位置付けている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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