タカラバイオ
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タカラバイオ株式会社
Takara Bio Inc.


種類株式会社
市場情報東証プライム 4974
2004年12月7日上場
本社所在地 日本
520-2193
滋賀県草津市野路東七丁目4番38号
設立2002年4月1日
業種化学
法人番号1160001002490
代表者代表取締役社長 仲尾功一
資本金149億6,500万円
発行済株式総数120,415,600株
売上高連結:676億9,900万円
営業利益連結:289億0,200万円
純利益連結:199億0,800万円
純資産連結:960億6,400万円
総資産連結:1157億1200万円
従業員数連結:1,666名
(2022年3月31日現在)
決算期3月31日
会計監査人有限責任監査法人トーマツ
主要株主宝ホールディングス 60.91%
(2022年3月31日現在)
外部リンクwww.takara-bio.co.jp
特記事項:財務データ等は2022年3月末現在[1]
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タカラバイオ株式会社は、滋賀県草津市に本社を置く、宝ホールディングス傘下のバイオテクノロジー関連の研究開発型企業である。遺伝子工学技術を中心としたバイオテクノロジーに強みがある。バイオ研究用試薬の製造販売、研究受託サービスを行っている。
沿革

1968年昭和43年)4月 - 寶酒造でバイオテクノロジー事業を開始。

2000年平成12年)7月 - ドラゴンジェノミクス株式会社でゲノム解析事業を開始。

2002年(平成14年)4月 - 寶酒造の持株会社化に伴い、バイオテクノロジー事業を分離し、タカラバイオ株式会社を設立。

2004年(平成16年)

12月7日 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場。

12月13日 - マツタケゲノム解析をホールゲノムショットガン方式で完了。


2005年(平成17年)9月 - 米国ベクトン・ディッキンソンよりClontech事業を6,000万ドルで買収完了[2]

2008年(平成20年)

6月16日 - マツタケ子実体原基を発生させる培養技術を確立。

10月7日 - 再発白血病に対するHSV-TK遺伝子治療の治験を開始。

12月1日 - カリフォルニア大学UCLA)が実施する悪性黒色腫を対象とした遺伝子治療の臨床試験にレトロネクチンRをライセンス供給。

12月25日 - 米国セント・ジュード小児研究病院が実施する急性リンパ性白血病を対象とした新しいタイプの遺伝子治療臨床試験に対してレトロネクチンRをライセンス供給。


2009年(平成21年)

1月14日 - 国内産「明日葉」100%のサプリメント「明日葉<粒状タイプ>」リニューアル発売。

1月26日 - ガゴメ昆布「フコイダン」シリーズ「TaKaRaフコイダン<カプセル>」新発売。

3月3日 - ヒトiPS細胞作製用試薬を新発売。

3月9日 - EUの多施設で実施される急性リンパ性白血病の遺伝子治療臨床試験(Childhope Project)にレトロネクチンRを提供。

3月11日 - スペインの試薬メーカーであるバイオツールズ社にLA-PCR法のライセンスを供与。

3月16日 - タカラバイオと鹿児島大学大学院連合農学研究科との連携大学院において学生で第一号の博士(農学)が誕生。

4月2日 - レトロネクチンRで活性化するリンパ球の拡大培養法に基づくがん細胞免疫療法の臨床研究を京都府立医科大学で開始。

4月8日 - iPS細胞作製に関する特許の、全世界での研究用途向けのライセンスをiPSアカデミアジャパン社より取得。


2014年(平成26年)6月 - 京都大学iPS細胞研究所発のベンチャー企業「iHeat Japan」から技術移転を受け、iPS細胞を心筋細胞に分化誘導する技術や特許をアジアで独占的に使用できるようになった。製薬会社や大学に心筋細胞を販売し、心疾患の新薬開発へつなげてもらう考えを発表した[3]

2015年(平成27年)8月 - 本社を大津市から草津市へ移転

2016年(平成28年)3月31日 - 東京証券取引所第1部に市場変更。

2019年(平成31年)

1月1日 - 健康食品事業を吸収分割により、シオノギヘルスケアへ譲渡[4][5]

3月1日 - キノコ事業を雪国まいたけへ譲渡[6]


2021年令和3年)8月7日 - COVID-19PCR検査試薬を販売開始[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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