タオルミーナ
Taormina
行政
国 イタリア
州 シチリア
県/大都市 メッシーナ
CAP(郵便番号)98039
市外局番0942
ISTATコード083097
識別コードL042
分離集落#分離集落参照
隣接コムーネ#隣接コムーネ参照
地震分類zona 2 (sismicita media)
気候分類
タオルミーナ(イタリア語: Taormina, シチリア語: Taurmina o Taummina)は、イタリア共和国シチリア州メッシーナ県にある、人口約11,000人の基礎自治体(コムーネ)。
古名はタウロメニオン(Tauromenion)、タウロメニウム(Tauromenium)。
タオルミーナはシチリア島の他の都市と同様に古代ギリシャおよびローマ帝国の支配下にあり当時の神殿や遺跡を今に伝えている。古くから親しまれている観光地の一つで、『グラン・ブルー』など映画の舞台としても知られている。 タオルミーナはタウロ山 隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のCTはカターニア県所属を示す。 タオルミーナには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。 タオルミーナは元来シケル人の集落で、紀元前392年にシラクサの傭兵によって占領される[6]。紀元前358年にアテナイ、紀元前315年にはカルタゴによって町が占領される[6]。 シチリア島の反乱を鎮圧したローマ皇帝アウグストゥスは全てのタオルミーナの住民を流刑に処して町を植民地化し、海を海賊から解放したと豪語した[4]。ナウマキエと呼ばれる遺構には、かつてローマのシチリア反乱の鎮圧にまつわる彫刻や記念碑が飾られていたと考えられている[4]。 中世のイスラーム勢力によるシチリア攻撃において、東ローマ帝国の総督府はタオルミーナを拠点として抵抗した。 2017年5月26日-27日、当地にて主要先進国首脳会議(タオルミーナ・サミット)が開催[7]。 タオルミーナではマーマレードが生産されるほか、周辺では硫黄が産出される[8]。 1966年1981年1998年2013年 海に突き出た崖の上に建つギリシャ劇場 1983年以降、タオルミーナでは毎年7?8月に芸術祭が開催されている[5]。
地理
位置・広がり
隣接コムーネ
カラタビアーノ (CT)
カステルモーラ
カスティリオーネ・ディ・シチーリア (CT)
ガッジ
ジャルディーニ=ナクソス
レトイアンニ
行政
分離集落
Chianchitta, Mazzaro, Mazzeo, Trappitello, Villagonia
歴史
産業
人口
人口7,700[6]10,000[8]9,500[5]11,114[9]
観光
主な観光名所
ドゥオーモ (Duomo), 12世紀
ギリシャ劇場(Teatro greco)
コルヴァーヤ宮殿 (Palazzo Corvaja), 14世紀
サント・ステファーノの公爵宮殿 (Palazzo Duchi di Santo Stefano), 16世紀
ベッラ島
イオニア海を望む
サンタゴスティーノ教会
サン・ジュゼッペ教会
ギリシャ劇場からみた景色
ギリシャ劇場の舞台
ギリシャ劇場
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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