タイ国有鉄道
[Wikipedia|▼Menu]

タイ国有鉄道
???????????????????? (???.)
(State Railway of Thailand SRT)


路線範囲タイ王国
運行1890–現在
軌間1,000 mm (3 ft 3 3⁄8 in) (メーターゲージ)
全長4,070 km
本社バンコク
テンプレートを表示
タイ国鉄車両 APD60型 タイ国鉄車両 ALS系ディーゼル機関車

タイ国有鉄道(タイこくゆうてつどう、英語: State Railway of Thailand、タイ語:การรถไฟแห่งประเทศไทย)は、仏暦2494年(1951年)にタイ国有鉄道法に基づいて設立された100%政府出資の公団で、タイ王国運輸省の下位組織である。タイ国内での略称は?.?.?.[1]。英語メディアではSRTという略称が使われることもあるが、日本では英語の略称を使わず、一般にタイ国鉄と呼ばれている。総延長は4,041kmエアポート・レール・リンクを除く)で、東南アジア最大規模である。[注釈 1]目次

1 歴史

2 路線

2.1 北本線

2.2 南本線

2.3 東北本線

2.3.1 東北本線・北線

2.3.2 東北本線・南線


2.4 東本線

2.5 メークローン線

2.6 エアポート・レール・リンク


3 バンコクの主要駅

4 運行形態と料金

4.1 列車種別

4.2 車両種別

4.3 運行列車

4.4 運用形態と慢性的な遅れ

4.5 料金

4.5.1 割引



5 貨物輸送

6 車両

7 軌道

8 社会的役割

9 計画

10 主な事件、事故

11 注釈

12 脚注

13 参考文献

14 関連項目

15 外部リンク

歴史「タイの鉄道の歴史(英語版)」を参照

1888年、テーワウォン外務大臣は英国パンチャード社に対しバンコク - チェンマイ間の鉄道建設に向けて調査を依頼。1891年には事業費用など報告書が提出されたが、その一方で1890年10月に創設された鉄道局(RRD)にはドイツより招聘された技師カール・ベートゲが局長に就任した。

1891年3月1日に公告された建設事業者の競争入札にはドイツの出資会社と英国人ジョージ・マリー・キャンベルが応札し[2]、キャンベルが落札。のちに東北本線の一部となる官営鉄道コーラート線の建設を開始した。当初1897年全線開業予定であったが問題が絶えず、キャンベルとの契約破棄という混乱の中、部分開業として1897年3月26日フワランポーン駅にてアユタヤ駅までの開通式がラーマ5世(チュラーロンコーン)参列のもと執り行われた[注釈 2]。のちにナコンラチャシーマ駅と改名されるコーラート駅までの全線開通を果たしたのは1900年のことであった[注釈 3][注釈 4]。翌1901年にはロッブリー駅に至る支線が開業し、チェンマイに至る北本線のさきがけとなった。

前述のような経緯で官営鉄道の所轄はドイツ人技師を主体とする北線鉄道局と、イギリス人技師を主体として後に創設された南線鉄道局に分かれていたが、1917年6月に両者を統合したシャム王国国有鉄道局(シャム国鉄、RSR)が創設。カムペーンペット親王が初代総裁に就任したことでタイ人主体の体制が確立した[5]。当時は鉄道の施設はコストがかさんでも国の利益となると言う認識があったために、その後鉄道は全国を網羅するように施設された。

1939年6月にシャム王国がタイ王国に改名されるも組織名にはシャムの名が長らく残っていたが、1951年になって仏暦2494年タイ国有鉄道法の成立によりタイ国有鉄道(SRT)が成立した。
路線


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:95 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef