タイム・アフター・タイム
Time After Time
監督ニコラス・メイヤー
脚本ニコラス・メイヤー
原案カール・アレクサンダー
スティーヴ・ヘイズ
製作ハーブ・ジャフィ
出演者マルコム・マクダウェル
デビッド・ワーナー
メアリー・スティーンバージェン
音楽ミクロス・ローザ
撮影ポール・ローマン
編集ドン・カンバーン
製作会社オライオン・ピクチャーズ
配給ワーナー・ブラザース
公開 1979年9月28日
1981年8月22日
上映時間112分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
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『タイム・アフター・タイム』(Time After Time)は、1979年に公開されたアメリカ合衆国のSF映画。1980年、アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞[1]。
2017年にはスピンオフのテレビドラマシリーズ『タイム・アフター・タイム ? H・G・ウェルズの冒険』(Time After Time
)が放送された[2]。舞台は1893年のロンドン。執筆家としてのみならず、多彩な才能で活躍中の若きH・G・ウェルズの家に友人たちが集まっていた。彼の新発明『タイムマシン』のお披露目である。
誰もがその性能を信じられず、また実際に機械を試してみることもできず見守る中、ウェルズ家の家政婦が警官の来訪を告げた。切り裂きジャックの捜査のために、現場付近の家を一軒一軒回っているのだという。
ウェルズの友人であり、この日の会合に遅参したスティーヴンソン医師の鞄から血だらけの手袋を見つけた警官は、スティーヴンソンの姿を探した。だが彼の姿はどこにも見当たらず、タイムマシンも消え去っていた。
やがてウェルズたちの目前でタイムマシンが実体化した。未来に逃亡したスティーヴンソンを降ろした後、自動操縦で戻ってきたのだ。タイムマシンの計器を確認すると、行き先は未来の1979年だった。
「未来世界に殺人鬼・切り裂きジャックを放置しておくわけにはいけない…。」
若きウェルズは時を超えた追跡を決心する。 役名俳優日本語吹替 1980年のアボリアッツ国際ファンタスティック映画祭でグランプリを受賞したほか[5]、1979年度のサターン賞(第7回)で脚本賞、音楽賞、メアリー・スティーンバージェンが主演女優賞を受賞し、ナショナル・ボード・オブ・レビューではトップ10フィルムに選ばれた[5]。
キャスト
テレビ朝日版
H・G・ウェルズマルコム・マクダウェル野沢那智
ジョン・スティーヴンソンデビッド・ワーナー石田太郎
エイミー・ロビンスメアリー・スティーンバージェン高島雅羅
キャロルジェラルディン・バロン吉田理保子
ミッチェル警部補チャールズ・シオフィ細井重之
アダムスジョゼフ・メイハー 大木民夫
リチャードソンレオ・ルイス安田隆
ハーディングキース・マコーネル峰恵研
エドワーズジェームズ・ギャレット仲木隆司
博物館の少年コリー・フェルドマン
不明
その他藤本譲
北村弘一
村松康雄
千田光男
榊原良子
高橋ひろ子
勝生真沙子
藤城裕士
西村知道
演出山田悦司
翻訳平田勝茂
効果遠藤堯雄/桜井俊哉
調整小野敦志
制作東北新社
解説淀川長治
初回放送1985年12月15日
『日曜洋画劇場』
スタッフ
監督・脚本:ニコラス・メイヤー
製作:ハーブ・ジャフィ
原案:カール・アレクサンダー/スチーブ・ヘイズ
撮影:ポール・ローマン
編集:ドン・カンバーン
SFX:ラリー・フェンテス、ジム・ブロンド
音楽:ミクロス・ローザ
美術:エドワード・V・カーファグノ
衣装(デザイン):サル・アンソニー/ イボンヌ・カビス
備考
作中でウェルズが発明する、アール・デコ調の装飾が施されたポストモダン風タイムマシンは、1959年のアメリカ映画『タイム・マシン 80万年後の世界へ』に対するオマージュである。
この作品の共演が縁となり、ウェルズ役のマルコム・マクダウェルとエイミー役のメアリー・スティーンバージェンは結婚した(ただし後に離婚)。
ヒロインを演じたメアリー・スティーンバージェンは、後年出演した『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』でも、時間旅行者の恋人役で出演している。
シンディ・ローパーの代表曲『タイム・アフター・タイム』のタイトルは、ローパーがTV雑誌で見つけた本作から採られた[3][4][2]。
受賞
脚注[脚注の使い方]^ 株式会社スティングレイ、allcinema、1980年 第8回 アボリアッツ・ファンタスティック映画祭
^ a b 『海外ドラマ「タイム・アフター・タイム ?H・G・ウェルズの冒険」シンディ・ローパーの楽曲「タイム・アフター・タイム」が日本版エンディングテーマに決定!