このリストは、登場人物が同じ時間を体験し、それが繰り返しリセットされるというタイムループが登場する映画の一覧(タイムループがとうじょうするえいがのいちらん)である。登場人物の死や時計が一定の時間に達するなど、ある条件が満たされると、1人または複数の登場人物が前のループの記憶を保持したまま、再びループが始まる様子が描かれている[1] :207。このリストでは、タイムループが重要なプロットデバイスとなっている映画のタイトルと簡単な概要を記載する。 公開年邦題 公開年邦題 公開年邦題
タイムループが描かれている主な映画
1980年代
原題製作国 概要備考
1983時をかける少女 (実写) 日本原作は筒井康隆の同名小説(1965年)。偶然にもタイムトラベルの能力を手に入れた日本の女子学生が、実験的に過去の出来事を変えようとすることで、複数のタイムループを巡る旅に出るというストーリー[2][3]。
1984うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー友引高校の生徒たちが、「文化祭の前日」を何度も何度も繰り返すことになる[4][5][6]。
1987 Mirror for a Hero
1990年代
原題製作国 概要備考
199012:01 PM アメリカ合衆国本作は、1973年に「The Magazine of Fantasy and Science Fiction」誌に掲載されたRichard A. Lupoffの短編小説『12:01 PM』を初めて映画化した短編作品。この作品は、ケーブルテレビの Showtime『30-Minute Movie』 アンソロジー・シリーズの一作品として放映された。アカデミー賞にもノミネートされた[9]。
199312:01
恋はデジャ・ブ
Groundhog Day自己中心的なテレビ天気予報士のフィル・コナーズ(ビル・マーレイ)は、同じ日「グラウンドホッグデー」を何度も繰り返すことになる[11]。
1996Christmas Every Dayウィリアム・ディーン・ハウエルズが1892年に発表した短編小説『Christmas Every Day』を原作とした アメリカのテレビ映画。わがままなティーンエイジャーが、毎日同じクリスマスを追体験することになる[12]。
1997リバース(英語版)
Retroactive夫に殺害された女性を救うために、その現場に遭遇して事件に巻き込まれた元犯罪心理学者が何度も時間をさかのぼって、運命を変えようと奮闘する[13]。
1999ミッキーのクリスマスの贈りもの
Mickey's Once Upon a Christmas収録されている作品のうちの一編『ドナルドのクリスマスは大変だ!』にて、ヒューイ、デューイ、ルーイの3人は、クリスマスの本当の意味を知るまで、クリスマスを繰り返すことになる[14]。
2000年代
原題製作国 概要備考
2000Naken
2004バタフライ・エフェクト
The Butterfly Effect アメリカ合衆国かつて時折、短時間の記憶を喪失することがあった大学生のエヴァンは、医師の勧めで書き続けていた日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力がある事に気づく。