タイムボカンシリーズ
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竜の子プロダクション(タツノコプロ) > タイムボカンシリーズ
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出典検索?: "タイムボカンシリーズ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2023年3月)

タイムボカンシリーズは、タツノコプロ制作による日本のSFギャグアクションアニメシリーズの総称。
概要

本シリーズは同一の作品ではなく、基本コンセプトやフォーマットを共有した複数の作品が、登場人物や設定を変えつつ継続しているものである。各シリーズ作品に共通して、「正義の味方である主人公たちと、悪役3人組」が、「動物を模したタイムマシンなどのスーパーテクノロジーを有するメカ」で「古今東西に(タイム)トラベル」し、「その時代・地域の歴史的偉人などを巻き込んで不思議な力を持つ宝の争奪戦を繰り広げる」という要素が盛り込まれている。詳細はシリーズの特色の節なども参照。昭和から平成にかけての40年余りの間、度々の中断期間を挟みながらテレビシリーズが10作以上制作され、またOVAやラジオ番組、実写映画などといった派生展開も行われている。
昭和期

海外映画に影響を受けた、ミニカーを売るためのカーレース物のアニメという発想に端を発し、またそれまでのタツノコプロの芸風の一つであったハードなアクション物から趣を変えたコメディ作品として、「時空を超えた善悪のタイムマシンによるコミカルな競争」というテレビアニメの企画が1972年頃に立ち上げられた。その後メインスポンサーとしてタカトクトイスが入るなどの紆余曲折を経て、フジテレビ系ネット各局にて1975年10月に放送が開始されたのが、シリーズ第1作『タイムボカン』である。当初2クールの放送期間を予定していた同作品であるが、その好評ぶりから最終的に5クールにまで延長され、同作品の終了後もシリーズとして定着、1970年代後半から1980年代初頭にかけて高い人気を獲得した。シリーズ作品では『タイムボカン』が最高26.3%、『ヤッターマン』が最高26.5%という高視聴率を記録している[1]。なお、タツノコプロの資料では別数値もある[2]

テレビシリーズはおよそ8年にわたって続いたが、転機となったのはシリーズ第7作『イタダキマン』で、同作品では放送時間の変更や原点回帰に向けた取り組みがなされたものの、制作局側との軋轢からシリーズ構成の小山高生と音楽担当の山本正之が外され、視聴率も振るわぬままわずか半年で番組は終了。続編として『タイムボカンエクスプレス』[3]、『タイムボカンウォーズ サッパリマン』[4]が計画されていたが、これらも同作品の早期終了で日の目を見ることないまま、テレビシリーズは長期間にわたり中断を余儀なくされた。
平成以降

1990年代に入ると、本シリーズを題材としたOVAや各種テレビゲーム、それに派生作品が度々制作され、ラジオ番組『平成タイムボカン』でもテレビシリーズの復活に向けた署名が行われるなど、草の根レベルでの人気は持続し続けた。こうした動きを経て、放送局テレビ東京に移す形で平成最初のテレビシリーズとなる『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』が2000年に放送されたが、放送枠における作劇上の制約などもあり、往時の人気を復活するまでには至らなかった。

同作品の終了後も、2005年にシリーズ誕生30周年を迎えたことを受け記念作品の制作が計画されていたが、同年6月にタツノコプロがタカラ(現:タカラトミー)の子会社になった際の社内的混乱もあり、企画は凍結された。その後同社のタツノコ作品のコンテンツ事業展開の一つとして再度テレビシリーズの企画が進められ、2008年に昭和期のテレビシリーズのリメイク版として『ヤッターマン』が、よみうりテレビ(ytv)・日本テレビ系で放送された。同作品の放送期間中である2009年3月には、日活(配給・松竹)による『ヤッターマン』の実写映画も公開された。『ヤッターマン』のリメイクは2015年にも行われ、元祖ヤッターマンと世界観を共有しつつもドロンボーの子孫を主人公に、ヤッターマンを敵側に据えたスピンオフ作品『夜ノヤッターマン』がTOKYO MX他で放送された。

2016年には、タツノコプロ創立55周年記念を兼ねたシリーズ最新作『タイムボカン24』が、リメイク版『ヤッターマン』と同様にytvをキー局として放送され、2017年には続編にあたる『タイムボカン 逆襲の三悪人』も制作された。両作品とも『タイムボカン』のリメイク作品として位置づけられているが、ストーリーや世界観、登場キャラクター等はほぼ一新されている。

平成に入ってからはCS放送などでも繰り返し再放送が行われており、2017年6月から2018年6月までの1年間には、キッズステーションにてタツノコプロアニメ放送55周年を記念した企画『タツノコ55YEAR 昭和のタイムボカンシリーズ全作見せます!』がスタート。それまでHDリマスター版を放送していた『ヤッターマン』を含む昭和期のテレビシリーズ全7作が、月曜?木曜の深夜に再放送された。
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昭和期のテレビシリーズのメインスポンサーはタカトクトイスで、各種メカのおもちゃをはじめとした関連商品も同社より多数発売されていた。同社は第1作の『タイムボカン』から制作に関与したが、『イタダキマン』自体の不振や『イタダキマン』の同時期に放送された『超時空世紀オーガス』と『銀河疾風サスライガー』における玩具販売の不振がタカトクトイスの経営悪化に拍車がかかり、『イタダキマン』終了7か月後である1984年5月に倒産。文字通り命運を共にする格好となった。

平成以降は、『きらめきマン』ではバンプレストがスポンサーについたものの、タカトクトイスに代わるおもちゃ等の関連商品を発売するスポンサーは確保できなかった。リメイク版『ヤッターマン』と『タイムボカン24』ではタツノコプロの親会社となったタカラトミーがメインスポンサーとなり、同社からおもちゃ等の関連商品が発売された。
雑誌掲載

雑誌掲載は小学館の学習雑誌や『てれびくん』がメイン。その後は掲載誌が変更され、『イタダキマン』の頃は秋田書店発行『TVアニメマガジン』、『きらめきマン』の頃は講談社発行『テレビマガジン』がメイン掲載誌となっていた。リメイク版『ヤッターマン』では『てれびくん』と『テレビマガジン』の両誌で掲載。『タイムボカン24』では『てれびくん』『テレビマガジン』のほかに『月刊コロコロコミック』『コロコロイチバン!』でも掲載された。『テレビマガジン』はアニメ情報を中心に掲載し、『てれびくん』『コロコロコミック』は関連玩具の情報のみ掲載。『コロコロイチバン!』は玩具情報のほか、コミカライズを連載。
劇場版

本シリーズの劇場上映は数本あるが、その大半はテレビシリーズのブローアップであり、完全な劇場用新作は東映まんがまつり用に制作された『ゼンダマン』(1980年)と『オタスケマン』(1981年)の2本のみ。前者は13分、後者は15分の短編である。長編としては、リメイク版『ヤッターマン』(2009年)が初めてである。


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