タイムトンネル
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この項目では、テレビ映画について説明しています。

タイトーのコンピュータゲームについては「タイムトンネル (ゲーム)」をご覧ください。

パソコン向けアドベンチャーゲームについては「タイムシークレット」をご覧ください。

配信番組については「キスマイ タイムトンネル」をご覧ください。

タイムトンネル

原案アーウィン・アレン
出演者ジェームズ・ダレン
ロバート・コルバート(英語版)
ウィット・ビッセル(英語版)
ジョン・ザレンバ(英語版)
リー・メリーウェザー
国・地域 アメリカ合衆国
話数30
各話の長さ50分(NHK放送時)
製作
製作アーウィン・アレン・プロダクションズ
ケント・プロダクションズ
20世紀フォックステレビジョン

放送
放送チャンネルABC
放送期間1966年9月9日 - 1967年4月7日
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タイムトンネル (The Time Tunnel) はアーウィン・アレンが製作・監督したアメリカタイムトラベルを主題としたSFカラーテレビ映画。製作は20世紀フォックス。1966年秋からアメリカABCで1シーズン放送されて、日本ではNHK総合テレビで、1967年春からカラーで放送された。
概要

タイムトンネルは、アリゾナの砂漠の地下に設けられた科学センターに作られた設備で、過去や未来に人間を送ることが出来る、時間旅行が可能な装置である。しかし、この作品では、最初にトンネルそのものが未完成でまだ完全な機能を有していない状態で、1人の若い科学者がトンネルに入り、追いかけてもう1人の科学者が入って、結局この2人が現在に戻れず過去と未来を彷徨う放浪者になるという設定で、毎回歴史の舞台に立ち会ってドラマが展開される。なおタイムトンネルの行き先は国や時代を問わず、古代ギリシアや古代イスラエル、モンゴル帝国インドがあり、そして日本人も出てくるが、製作当時のアメリカではテレビは英語版のみの撮影(戦争映画でも英語で話すヒトラーやドイツ軍将校が出てくる)が多いため、台詞は全て英語だけであり、ダグとトニーたちも英語圏以外の旅先の登場人物と出会って初めて会話するときも、英語すらまだ産まれていない時代(たとえば古代ギリシアや古代イスラエル)の人間と話すときも違和感なく英語で会話している[1]
放送

アメリカではABCネットワークで、1966年9月9日から翌1967年4月7日まで1シーズン全30話が放映されて、この1シーズン限りで製作は中止された。

日本ではNHKで1967年4月8日から10月22日まで28話が放映された。当初は土曜日夜10:10からの放送だったが、子ども向けに見やすい時間帯に変更し、同年9月から日曜日夜6:00からの放送となった。そして全28話の放映が終わった後に、10月29日より再度第1回からの再放映となり、翌1968年5月12日で放送終了となった。なおアメリカでは全30話であったが、その中の2話である「真珠湾」(第4話)と「南硫黄島」(第17話)を舞台にしたエピソードは日本人には馴染まないとのことで放映されていない[2][3]。※放送枠の関係上、NHK放送時には最後の転送後に次回放送の転送場面が付け足され、民放放送時にはこの部分はカットされて放送された。
物語

1968年、莫大な国家予算を投入した極秘の時間航行プロジェクト「チックタック計画」は、転送装置であるタイムトンネルの完成目処が立たないために計画打ち切りが検討されていた。時間航行が可能な段階まで装置の開発は進んでいたのだが、時間旅行者を転送する年代や回収の制御が困難で、実用までにはまだ先が見えない状態なのだ。計画の存続を願って自ら装置で時間航行をして機能を証明しようと時の流れの中へ旅立った若き科学者トニー・ニューマン(ジェームズ・ダレン)。彼が辿り着いたのは、氷山と接触して沈没することになる豪華客船「タイタニック号」の船上であった。トニーが危機に陥ったことを、所長以下タイムトンネルのスタッフたちが察知し、救助のため同僚の科学者ダグ・フィリップス(ロバート・コルバート)も後を追うところから2人を主人公とする果てしない時間旅行のドラマがはじまる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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