タイタンの戦い
Clash of the Titans
監督デズモンド・デイヴィス
『タイタンの戦い』(タイタンのたたかい、原題: Clash of the Titans)は、1981年にアメリカ合衆国のチャールズ・H・シュニーア・プロが製作したファンタジー映画。
ストーリー)は娘ダナエ(ヴィダ・テイラー)の美しさに憂慮し、彼女を幽閉する。ゼウス(ローレンス・オリヴィエ)が彼女を妊娠させ、アクリシオスはダナエと生まれたばかりの男児であるペルセウスを木棺に閉じ込め海に流す。報復としてゼウスはアクリシオスを殺し、ポセイドン(ジャック・グウィリム)にアルゴスを崩壊させるためにタイタンの生き残りである巨大な海の怪物クラーケンを放つよう要請する。その頃ダナエとペルセウスは無事にセリーポス島に流れ着き、ペルセウスはそこで成長する。
海の女神テティス(マギー・スミス)の息子カリボス(ニール・マッカーシー)は王妃カシオペア(シアン・フィリップス)の娘である王女アンドロメダ(ジュディ・バウカー)と婚約しており、ヤッファの裕福な家の相続人でもある。しかし彼は泉を枯らして荒れた沼地にするだけでなく、ペガサス以外のゼウスの神聖な飛ぶ馬を殺してしまう。彼を罰するため、ゼウスはカリボスを醜い怪物の姿に変え、追放する。この復讐のため、テティスはペルセウス(ハリー・ハムリン)をセリーポス島からヤッファにある使われていない円形競技場に移動させる。彼はそこで老詩人アモン(バージェス・メレディス)と友達になり、アンドロメダが呪われており、求婚者が謎を解けない限り彼女は結婚できず、謎を解けなかった者は焼き殺されることを知る。
ゼウスは息子であるペルセウスを助けるため、アテナ(スーザン・フリートウッド)から被ると全身が透明になるヘルメット、アフロディーテ(ウルスラ・アンドレス)から魔法の剣、ヘラ(クレア・ブルーム)から盾を送る。ヘルメットを被ったペルセウスはペガサスを捕まえ、次の謎を知るためにアンドロメダの行く先を追う。ペルセウスはカリボスに殺されそうになるが、ペルセウスはカリボスの腕を切り落とし、なんとか逃れる。しかしこの時ヘルメットをなくす。
ペルセウスは求婚者となり、謎を解いてカリボスの腕を差し出し、アンドロメダと結婚することとなる。カリボスはテティスに会いに行くが、テティスはペルセウスに反対することはできないが、その代わりヤッファに復讐をすると語る。結婚式で王妃カシオペアはアンドロメダの美しさとテティスを比較してしまい、これを聞いたテティスはその直後、ヤッファの崩壊を阻止したいならばアンドロメダをクラーケンの生贄となることを要求する。
ペルセウスはクラーケンを倒す方法を考えるが、その間にペガサスがカリボスとその一味に捕まってしまう。ゼウスはアテナにフクロウのブーボをペルセウスに与えるよう命令するが、代わりにヘーパイストス(パット・ローチ)に機械仕掛けのブーボのレプリカを作らせペルセウスに与える。