タイコンデロガ_(空母)
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タイコンデロガ

基本情報
建造所ニューポート・ニューズ造船所
運用者 アメリカ海軍
艦種航空母艦 (CV) →攻撃空母 (CVA) →対潜空母 (CVS)
級名エセックス級
愛称ビッグT (Big "T")
ティコ
艦歴
起工1943年2月1日
進水1944年2月7日
就役1) 1944年5月8日
2) 1954年10月1日
退役1) 1947年1月9日
2) 1973年9月1日
除籍1973年11月16日
その後1975年9月1日にスクラップとして売却
要目
基準排水量27,100 トン
全長888フィート (271 m)
最大幅147フィート8インチ (45.01 m)
水線幅93フィート (28 m)
吃水28フィート9インチ (8.8 m)
主缶B&W製 水管ボイラー×8基
主機ウェスティングハウス蒸気タービン×4基
出力150,000馬力 (110,000 kW)
推進器スクリュープロペラ×4軸
最大速力33ノット (61 km/h)
乗員士官、兵員3,448名
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5インチ連装砲×4基

5インチ単装砲×4基

40ミリ四連装機関砲×8基

20ミリ機関砲×46基

装甲

舷側:4インチ (100 mm)

飛行甲板:1.5インチ (38 mm)

格納甲板:2.5インチ (64 mm)

司令塔:1.5インチ (38 mm)

搭載機90 - 100
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タイコンデロガ (USS Ticonderoga, CV/CVA/CVS-14) はアメリカ海軍航空母艦で、エセックス級航空母艦としては10番目に就役した。

艦名はアメリカ独立戦争時の古戦場に由来し、18世紀にニューヨーク州北部に作られたタイコンデロガ要塞から取られている。「タイコンデロガ」とはイロコイの言葉で「二つの水に挟まれた場所」の意味がある。同名の艦としては4隻目。「ビッグT」「ティコ」等の愛称で呼ばれた[1]

エセックス級正規空母のうち後期に建造された15隻は、1943年の対空火器改善計画により、艦首を延長して機銃座を増設する等の設計変更を踏まえて建造されている。このため、「長船体型 (a long-bow unit[2]) 」「ロングハル[3]」あるいは本艦を一番艦(ただし起工は「シャングリラ」、竣工は「ハンコック」のほうが早い)として「タイコンデロガ級航空母艦[4]」と呼称・分類することがある。もっともこれは非公式な分類であり、アメリカ海軍では区別せず全て「エセックス級」として扱っている。

また、飛行甲板の短縮(艦首のボフォース 40mm機関砲およびMk.51 射撃指揮装置の視界確保のため先端が切り詰められている)、飛行甲板左舷の切り欠き(左舷に設置するMk.37 砲射撃指揮装置の視界確保のため少しくびれた形状になっている)といった設計変更も実施された[5][6]が、この特徴は「タイコンデロガ」と「ハンコック」にのみ見られるものである[7]

アポロ計画では、月飛行を終えて地球に戻ってきたアポロ16号アポロ17号宇宙船宇宙飛行士を回収した[注釈 1][注釈 2]スカイラブ計画では、スカイラブ2号の宇宙飛行士3名を収容した[注釈 3]
艦歴
就役まで

1943年2月1日にバージニア州ニューポートニューズニューポート・ニューズ造船所で起工、当初「ハンコック」の艦名が予定されていたが、5月1日に「タイコンデロガ」に改名された[注釈 4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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