ゾンビランドサガ
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この項目では、日本のゾンビ・アイドルアニメについて説明しています。アメリカのゾンビ映画については「ゾンビランド」をご覧ください。

ゾンビランドサガ
ジャンルゾンビローカルアイドル
ブラックコメディ
アニメ:ゾンビランドサガ(第1期)
ゾンビランドサガ リベンジ(第2期)
原作広報広聴課ゾンビ係
監督境宗久
シリーズ構成村越繁
キャラクターデザイン深川可純
音楽高梨康治Funta7
アニメーション制作MAPPA
製作ゾンビランドサガ
製作委員会(第1期)
ゾンビランドサガリベンジ
製作委員会(第2期)
放送局AT-Xほか
放送期間第1期:2018年10月4日 - 12月20日
第2期:2021年4月8日 - 6月24日
話数第1期:全12話
第2期:全12話
漫画
原作・原案など広報広聴課ゾンビ係
作画空路恵
出版社Cygames
掲載サイトサイコミ
レーベルサイコミ
サイコミ×裏少年サンデーコミックス
発表号2018年10月9日 - 2021年5月25日
巻数全4巻
漫画:ゾンビランドサガ外伝 ザ・ファースト・ゾンビィ
原作・原案など広報広聴課ゾンビ係
作画深川可純
出版社集英社
掲載誌ウルトラジャンプ
レーベルヤングジャンプコミックス
発表号2021年6月号 - 2022年12月号
発表期間2021年5月19日 - 2022年11月17日[1]
巻数全3巻
話数全17話
ラジオ:フランシュシュ2号の佐賀がサガであるために
From ゾンビランドサガ リベンジ
放送期間2021年4月18日 - 6月27日
放送局エフエム佐賀
放送時間毎週日曜日 22:00 - 22:30
パーソナリティ田野アサミ
提供Cygames 佐賀デバッグセンター・佐賀スタジオ
エイベックス・ピクチャーズABEMAMAPPA
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画ラジオ

『ゾンビランドサガ』(Zombie Land Saga)は、MAPPAエイベックス・ピクチャーズCygames共同企画による日本テレビアニメ作品。通称『ゾンサガ』[2][3]。佐賀県を舞台にアイドルとして活躍する7人の少女たちを描いたゾンビアニメ。2018年10月から12月にかけてAT-Xほかで放送された。キャッチコピーは「私たち、生きたい!」。当初は「私たち、生きたい。」だったが、第1話放送後に変更された[4]

続編となる第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』(以下:『リベンジ』)は2019年7月に製作が発表され[5][6]、2021年4月から6月までAT-Xほかにて放送された[7]

ゾンビとして生き返った少女たちがプロデューサーに導かれながら、佐賀県を救うためにご当地アイドルとして活動する様子を描いたオリジナルアニメ
製作

スタッフ[8][9]原作広報広聴課ゾンビ係
監督・音響監督境宗久
シリーズ構成村越繁
キャラクターデザイン深川可純
プロップデザイン川元まりこ
松本昌代(第1期第4話から)
大津直(第1期第5話)
小笠原篤、りお(第2期から)
美術監督小倉一男(第1期)
大西達朗(第2期)
美術設定須江信人、志和史織(第1期)
多田周平、岩澤美翠(第2期)
色彩設計佐々木梓
撮影監督柳田貴志(第1期)
三舟桃子(第2期)
3DCGディレクター岩崎浩平(第1期)
黒岩あい(第2期)
編集後藤正浩
音楽高梨康治Funta7
音楽制作avex pictures
チーフプロデューサー飯泉朝一、竹中信広
椛嶋麻菜美、木村誠
プロデューサー飯塚彩
村上貴志(第1期)
生方慎也(第1期)
森脇誠(第1期第2話まで)
久保亨(第1期第3話から)
今福太郎(第2期)
アニメーションプロデューサー大塚学(第1期)
小川崇博(第2期)
アニメーション制作MAPPA
製作ゾンビランドサガ
製作委員会(第1期)
ゾンビランドサガリベンジ
製作委員会(第2期)

企画

放送の4年ほど前、Cygamesの竹中信広が、『神撃のバハムート GENESIS』に登場するリタというゾンビの少女のキャラクターが可愛かったことから、ゾンビがアイドルをやるアニメを着想した。これを、死んだ人間がアイドルとして本気で生きるというドラマが作れるのではないかとMAPPAの大塚学に話したことから企画が立ち上がった。仮タイトルは『アイドルゾンビ』だった[10][11]。しかし、Cygamesの社内稟議になかなか通らないでいたところ、社長・渡邊耕一の出身地[12]である佐賀県のアニメの依頼があったため、舞台を佐賀県にすることになった。佐賀県内をロケハンで回るうち、一般的なアイドルものの構想からは離れていき、タイトルもアイドルの文字を外して『ゾンビランドサガ』に変更した[11]

本作の企画は、佐賀県の協力のもとで進められた。佐賀県の広報広聴課の担当者は、「自虐ネタについては全く気にしていない。それよりもMAPPA、エイベックス・ピクチャーズ、Cygamesの三社の製作委員会で、『30分×12話、オール佐賀』。よいPRになると考えていた」とwithnewsとのインタビューの中で振り返っている[13]

竹中は「ロケハンから得た情報をシナリオにもたくさん反映させてます」「自分たちだけでは得られない情報ですからね。佐賀県の人が見ても「ここ!?」みたいなマニアックな場所がよく出てきます」と語っている[14]
ストーリー・セッティング

MAPPAの大塚学は、ストーリー構成には一番苦労したとアニメイトタイムズとのインタビューの中で振り返っている[11]。大塚はこれまでに複数のシナリオライターに声をかけたが、いずれもジョージ・A・ロメロをリスペクトするあまり、重い内容のシナリオを提出してきた[11]。そこで大塚は、これまでMAPPAの作品に関わってきた村越繁ならシリーズ構成の経験はなくてもギャグもコメディも出来るだろうと考え、村越を起用した[11]

本作では死を扱っていることから、意見のすれ違いを描くために、異なる時代を生きたアイドルたちのグループを作ることとなった[11]。加えて、各メンバーには何らかの伝説を持たせるという案も採用され、ブレインストーミングの時点ではハリウッド女優や双子のアイデアもあった[11]

フランシュシュのメンバーのうち、山田たえ以外のメンバーが第1話のラストまでに自我を取り戻したことについて、Cygamesの竹中信広は「1人ずつ目覚めさせることも考えていたが、それでは話が進まない」とアニメイトタイムズとのインタビューの中で述べており、たえ以外全員を目覚めさせたことで良い流れを作ることが出来たと振り返っている[11]
美術

デザインにあたり、不気味ながらもかわいらしくしつつも、萌えにならないようにするという方針が立てられ、キャラクターデザインには深川可純が起用された[11]。本作ではすべてにおいて大小さまざまのネタが詰め込まれており、ライブで観客席が映し出される場面も、デスおじをはじめとする個性的な観客が描かれた[15]。オープニング映像はインパクトを重視した内容である一方、エンディング映像は水彩画のような画風で佐賀の風景が映し出されるものが用いられた[15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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