ゾンビ・コップ
Dead Heat
監督マーク・ゴールドブラット
脚本テリー・ブラック
製作マイケル・メルツァー
デヴィッド・ハルパン
製作総指揮ステファノ・フェラーリ
出演者トリート・ウィリアムズ
ジョー・ピスコポ
『ゾンビ・コップ』(原題: Dead Heat)は、1988年のアメリカ映画。トリート・ウィリアムズ、ジョー・ピスコポ、ダーレン・マクギャヴィン、ヴィンセント・プライス出演。
のちにテレビ放送された際にディック・ミラーの出演シーンやロジャーのフラッシュバックシーンなどが追加され[1][2]、日本でのテレビ放送版にもこの追加シーンが使われた。HDマスターが存在するのは劇場公開版のみのため、ソフトには追加シーンを別に収録している[3]。 このところ、町では致命傷を与えられてもなかなか死なない犯罪者による犯罪が立て続けに起きていた。ある日、ロジャー・モーティスとダグ・ビグローの刑事コンビは、他の警官たちともに2人組の宝石強盗犯との銃撃戦に突入する。ところが、強盗犯らはなかなか死なず、逆に警官たちが次々に倒れて行く。ロジャーの提案で、ヘルツォーク警部補の車を用いて反撃した結果、1人は手榴弾を持っているときにダグに手首を撃たれて爆死し、もう1人はロジャーによって車と車に挟まれて死亡する。 その後、強盗犯らの正体が過去に検死官のレベッカが検死した人物であることが判明し、死体からはサルファ剤が検出された。レベッカから話を聞いたロジャーたちは、サルファ剤を大量購入したダンテ製薬を訪れ、広報担当のランディ・ジェームズに会うが、何も聞き出せなかった。そこでダグは、隙を見て会社の深部に侵入し、蘇生マシンの上に寝かされたゾンビを発見する。そのときゾンビが目を覚ましてダグに襲いかかり、彼を助けに来たロジャーは、ゾンビに殴られた衝撃で実験用の動物を殺すための減圧室に閉じ込められて死亡する。 落ち込むダグに対し、レベッカは蘇生マシンを用いてロジャーをゾンビとして蘇らせる。限られた時間の中、2人はランディの家を訪れ、2週間前に死んだと報じられたアーサー・P・ローダーミルクがランディに宛てたメッセージを話すビデオ映像を見つける。しかしそこに2人組みのゾンビが現れ、ダグとロジャーはゾンビと格闘する。 役名俳優日本語吹替 ※マクザムから発売のBlu-ray/DVDにフジテレビ版の吹替が収録。
ストーリー
キャスト
フジテレビ版
ロジャー・モーティス刑事トリート・ウィリアムズ秋元羊介
ダグ・ビグロー刑事ジョー・ピスコポ
レベッカクレア・カークコンネル藤生聖子
ランディ・ジェームズリンゼイ・フロスト佐藤しのぶ
アーネスト・マクナッブ博士ダーレン・マクギャヴィン吉水慶
アーサー・P・ローダーミルクヴィンセント・プライス八奈見乗児
Mr.スールケイ・ルーク石森達幸
ヘルツォーク警部補ロバート・ピカード小島敏彦
メイベリー署長メル・スチュアート村松康雄
ガートルード・ベルマンイヴォンヌ・ピーティー麻生美代子
Mrs.フォン・ヘイゼンバーグ(宝石店の客)モニカ・ルイス竹口安芸子
霊園警備員[4]ディック・ミラー塚田正昭
スミッティ(強盗)ピーター・ケント水野龍司
ボブ(強盗)ベン・ミトルマン田中正彦
ブッチャープロフェッサー・トオル・タナカ(台詞なし)
ニュースキャスターマーサ・クインさとうあい
ウィルコックス(ダンテ製薬受付)チップ・ヘラー菅原正志
宝石店店員ケイト・カプリン峰あつ子
宝石店マネージャーペギー・オブライエン久保田民絵
パトロール巡査シェーン・ブラック
役不明又はその他N/A中田和宏
翻訳N/A久保喜昭
演出福永完爾
音効佐藤良介
担当山形淳二
初回放送1992年5月2日
『ゴールデン洋画劇場』
スタッフ
監督:マーク・ゴールドブラット
製作:マイケル・メルツァー、デヴィッド・ハルパン
製作総指揮:ステファノ・フェラーリ
脚本:テリー・ブラック
撮影:ボブ・イエオマン
音楽:アーネスト・トルースト
SFX・VFX・特撮:スティーヴ・ジョンソン
参考文献^ “Dead Heat
^ “ ⇒Dead Heat”. Movie-censorship.com. 2014年10月6日閲覧。
^ “ゾンビ・コップ”. Amazon.co.jp. 2014年10月6日閲覧。
^ テレビ放送版のみ
外部リンク
Dead Heat - Rotten Tomatoes(英語)
ゾンビコップ - allcinema
Dead Heat - IMDb(英語)