ゾラン・テルジッチ
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ゾラン・テルジッチ
Зоран Терзи?



基本情報
国籍 セルビア
生年月日 (1966-07-09) 1966年7月9日(57歳)
出身地 ベオグラード
ラテン文字Zoran Terzi?
セルビア語表記Зоран Терзи?
選手情報
所属 ロシア女子代表、Dinamo-Ak Bars
役職監督
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ゾラン・テルジッチ(セルビア語: Зоран Терзи?、ラテン文字転写: Zoran Terzi?、1966年7月9日 - )はセルビアのバレーボール指導者。
来歴

ベオグラード出身。Crvena Zvezda Belgradeの選手として7年間プレーした。現役を引退後は指導者として活動。
クラブチーム

1998年にCrvena Zvezdaの監督となり、セルビア国内リーグで3度のリーグ制覇へ導いた。2006/07シーズンからはルーマニアのCSU Gala?iの監督に就任。監督を務めた2009/10までの間にリーグ4連覇を含む多くのタイトル獲得を果たした。2010/11シーズンはイタリアセリエA1のPallavolo Sirio Perugiaの監督を務めた。2011/12シーズンはルーマニアリーグのディナモ・ブカレストの監督を務めた。2012/13シーズンからはロシアのOmichka Omskの監督としてロシアスーパーリーグで3位となった。2016/17シーズンはスイスのヴォレロ・チューリッヒの監督としてスイスリーグ、スイスカップで優勝。世界クラブ選手権で4位となった。2017/18シーズンはディナモ・モスクワの監督としてロシアスーパーリーグで優勝へ導いた。2018年からはトルコリーグの強豪フェネルバフチェの監督に就任。2020/21、2021/22シーズンのトルコリーグ準優勝、2022/23シーズンのトルコリーグ優勝、欧州チャンピオンズリーグ3位となった。2023/24シーズンからはロシアのDinamo-Ak Barsの監督を務める[1]
代表チームとして

2002年、当時のユーゴスラビア女子代表の監督に就任。その後、セルビア・モンテネグロ時代に出場した2006年の世界選手権では母国を28年ぶりの国際大会出場を果たすと、当時の世界ランキング30位だったチームを銅メダルへ導いた。2007年からはセルビア代表として国際大会の常連として、母国を強豪国へと押しあげた。2008年、北京五輪に出場を果たした。2011年に自国開催された欧州選手権では金メダルへ導いた。2012年、ロンドン五輪では母国を2大会連続の五輪出場を果たした。2013年、ワールドグランプリでは銅メダルを獲得した[2]。2015年、ワールドカップでは銀メダルを獲得した[3][4]。2016年、リオデジャネイロ五輪に出場し母国を初の銀メダルへ導いた[5][6]。2017年、欧州選手権では6年ぶりに欧州女王へ導いた。2018年、9-10月に日本で開催された世界選手権では決勝でイタリアをフルセットの末に破り母国を初の世界一へ導いた[7][8]。2019年、欧州選手権で2大会連続で金メダルを獲得した[9]。2021年、東京五輪では銅メダルを獲得し、2大会連続の表彰台へ導いた[10]。同年9月の欧州選手権を最後にセルビア女子代表監督を退いた。

2022年からはロシア女子代表の監督を務める。
指導者履歴
クラブチーム


Crvena Zvezda(1998-2006年)

CSU Gala?i(2006-2010年)

Pallavolo Sirio Perugia(2010-2011年)

ディナモ・ブカレスト(2011-2012年)

Omichka Omsk(2012-2015年)

CSM Targovi?te(2015-2016年)

ヴォレロ・チューリッヒ(2016-2017年)

ディナモ・モスクワ(2017-2018年)

フェネルバフチェ・ユニバーサル(2018-2023年)

Dinamo-Ak Bars(2023-)

代表チーム


セルビア女子代表監督(2002-2021年)

ロシア女子代表監督(2022-)

脚注^ “RUS W: Zoran Terzi? Appointed as New Coach of Dinamo-Ak Bars” (2023年5月26日). 2023年8月13日閲覧。
^ “ ⇒Brazil clinch ninth World Grand Prix title with perfect record” (2013年9月2日). 2023年8月13日閲覧。
^ “中国とセルビアがリオデジャネイロオリンピックの出場権獲得、火の鳥NIPPONは5位で女子大会閉幕 FIVBワールドカップ2015” (2015年9月6日). 2023年8月13日閲覧。
^ “ ⇒THREE WOMEN'S TEAMS START PLANNING FOR RIO ? NINE OLYMPIC TICKETS STILL UP FOR GRABS” (2015年9月9日). 2023年8月13日閲覧。
^ “男女バレーボール競技のメダルマッチが間もなくスタート 第31回オリンピック競技大会” (2016年8月20日). 2023年8月13日閲覧。
^ “SERBIA AND CHINA ON COLLISION COURSE FOR WOMEN'S OLYMPIC GLORY” (2016年8月19日). 2023年8月13日閲覧。
^ “ ⇒BOSKOVIC LEADS 2018 WORLD CHAMPS DREAM TEAM AS MVP” (2018年10月20日). 2023年8月13日閲覧。
^ “ ⇒WORLD TITLE BOOSTS SERBIA IN FIVB WORLD RANKING” (2018年11月19日). 2023年8月13日閲覧。
^ “Serbia silence record-breaking crowd to retain EuroVolley crown” (2019年9月8日). 2023年8月13日閲覧。
^ “Boskovic’s 33 bags bronze for Serbia” (2021年8月8日). 2023年8月13日閲覧。


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