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Zodiac
監督デヴィッド・フィンチャー
脚本ジェームズ・ヴァンダービルト
原作ロバート・グレイスミス
製作ジェームズ・ヴァンダービルト
マイク・メダヴォイ
アーノルド・W・メッサー
ブラッドレイ・J・フィッシャー(英語版)
セアン・チャフィン
製作総指揮ルイス・フィリップス
出演者ジェイク・ジレンホール
マーク・ラファロ
ロバート・ダウニー・Jr
音楽デヴィッド・シャイア
撮影ハリス・サヴィデス
編集アンガス・ウォール
製作会社パラマウント映画
ワーナー・ブラザース
フェニックス・ピクチャーズ
配給 パラマウント映画
ワーナー・ブラザース
公開 2007年3月2日
2007年5月17日(CIFF)
2007年6月16日
上映時間158分(劇場公開版)
163分(ディレクターズカット版)
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$65,000,000[1]
興行収入 $84,785,914[1]
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『ゾディアック』(Zodiac)は、2007年のアメリカ合衆国のスリラー映画。監督はデヴィッド・フィンチャー、主演はジェイク・ジレンホール。パラマウント映画およびワーナー・ブラザース共同製作。日本ではPG12指定。アメリカ合衆国で実際に起きた連続殺人事件(ゾディアック事件)を追う男たちを描いている。実際の事件に基づいていることもあって、サスペンスよりも人間ドラマに重点が置かれている。原作はロバート・グレイスミスによるノンフィクション小説『ゾディアック』(Zodiac、1986年)および『Zodiac Unmasked』である。なお、原作者の主張する犯人とは異なる説が現在も論じられている。
第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。 1969年のアメリカ。独立記念日を祝うカリフォルニア州バレーホで若いアベックが銃撃される事件が発生した(男性のみ生存)。一ヶ月後、大手新聞社に犯人から暗号付きの手紙が送りつけられた。この暗号を紙面に掲載しなければ、今後12人を殺害すると予告する犯人。新聞社“サンフランシスコ・クロニクル”の風刺漫画家ロバート・グレイスミスは、たまたま犯人の手紙の開封現場に居合わせた。 一斉に暗号を掲載する各新聞社。暗号を解いたのは一般市民の夫婦だった。内容は殺人が好きだという告白で、次いで届いた2通目の手紙には、“ゾディアック(黄道帯)”という署名があった。 更に一ヶ月半後、ナパの湖畔で覆面の男に襲われるカップル。今回も男性だけは重傷ながら生き残り、警察に通報したのはゾディアックと名乗る犯人自身だった。暗号やパズルが好きで、ゾディアックの謎にはまって行くロバート。 2週間後、サンフランシスコでタクシー運転手が射殺され、ゾディアックから次はスクールバスを襲うという犯行声明が届いた。目撃証言から犯人は白人男性とされ、現場から指紋の一部も採取されたが、関係する各地の警察署は証拠の共有をしぶり、捜査は難航した。自称ゾディアックからの手紙や、いい加減な通報も捜査の足を引っ張った。 1971年、信頼できる証言者から警察に、アーサー・リー・アレンという男の情報がもたらされた。事件以前からゾディアックと名乗って殺人を犯すと話していた男だが証拠不十分で逮捕には至らず、翌年にようやく家宅捜索したものの、犯人と一致する証拠は何一つ見つからなかった。 4年後、ゾディアックからの手紙は途絶え、事件は風化しつつあった。それでも事件が忘れられず、書籍化を思い立つロバート。数年がかりで各地の警察署や証人を訪ね歩き、証拠を洗い直したロバートは、アーサー・リー・アレンこそ犯人だという結論に達した。 多くの事実を調べ上げたが全て状況証拠であり、逮捕の決め手とはなりえない。最後の手段として本を書き上げ、世に問うために孤軍奮闘するロバート。再婚の妻は実家に帰り、新聞社も退職し、更に数年がかりで執筆したロバートは、1986年に実録本「ゾディアック」を出版、ベストセラーとなった。 1991年、最初のバレーホの事件の被害者である男性が数枚の顔写真の中から犯人としてリー・アレンを特定した。彼はゾディアックの顔を見た唯一の生き残りだったが、事件直後から関わりを恐れて失踪し続けていたのだ。被害者の証言を得て検察もアレン起訴に動き出したが、準備中にアレンは心臓発作で死亡した。ナパやバレーホでは現在も、被疑者死亡のまま捜査が続いている。 ※日本語吹替版は劇場公開版DVDのみの収録
ストーリー
キャスト
ロバート・グレイスミス
演 - ジェイク・ジレンホール、日本語吹替 - 川島得愛サンフランシスコ・クロニクル紙の風刺漫画家。
デイブ・トースキー
演 - マーク・ラファロ、日本語吹替 - 志村知幸サンフランシスコ市警殺人課の刑事。ゾディアック事件を担当する。
ポール・エイヴリー(英語版)
演 - ロバート・ダウニー・Jr、日本語吹替 - 郷田ほづみサンフランシスコ・クロニクル紙の敏腕記者。