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「ゾウ」のその他の用法については「ゾウ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
この項目では、狭義のゾウ類であるゾウ科について説明しています。広義のゾウ類については「長鼻目」をご覧ください。
ゾウ
生息年代: 鮮新世?現世 Pre??OSDCPTJKPgN
アフリカゾウ
分類
ゾウ(象)は、長鼻目ゾウ科 (Elephantidae) に属する哺乳類の総称である[3][4][注 1]。
アジアゾウとアフリカゾウ、それとおそらくはマルミミゾウの、2属3種が現生し、これらは現生最大の陸生哺乳類である。他に絶滅したマンモスやナウマンゾウなどを含む。 「ゾウ」は漢字「象」の音読み(呉音)。「象」の字は、古代中国にも生息していたゾウの姿にかたどった象形文字であるとされる。 これとは別に、日本にはゾウがいなかったにもかかわらず、日本語には「きさ」という古称があり[注 2]、『日本書紀』では象牙を「きさのき」と呼んでいる。 『和名抄』には象、岐佐、獣名。似水牛、大耳、長鼻、眼細、牙長者也。 などの記述がある。ほか、『うつほ物語』、『宇治拾遺物語』、『徒然草』、江戸時代の『椿説弓張月』などにも「象」の記述がある。 英語やフランス語の elephant、ドイツ語の Elefant、 スペイン語やイタリア語のelefanteはいずれもギリシア語 elephas「ゾウ」に由来し、ギリシア語は雄牛を意味するフェニキア語のエルフ・エルプス、もしくはヘブライ語のエレフ・アレフ・オリフントなどに由来する[5]。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
名称
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出典検索?: "ゾウ"
長い鼻、大きな耳が特徴。首が短く、立ったままでは口を地面に付けることができない。膝をついてしゃがむか、筋肉質の長い鼻を使って食べ物や水などを口に運ぶ。鼻を使って水を体にかけ、水浴をすることもある。この鼻は上唇と鼻に相当する部分が発達したものであり、先端にある指のような突起で仁丹のような小さな物から、豆腐といったつかみにくい物までを器用に掴み取ることができる。
また嗅覚も優れており、鼻を高く掲げることで遠方より風に乗って運ばれてくる匂いを嗅ぎ取ることができる。聴覚も優れている(#生態を参照)。
視力について、多くの哺乳類と同様に緑色の知覚に劣る二色型色覚であるが、夜の薄明かりでも視力が維持される[6]。
歯式は 1.0.3.3 0.0.3.3 {\displaystyle {\tfrac {1.0.3.3}{0.0.3.3}}} [7]。第2切歯が巨大化した「牙」を持ち、オスのアフリカゾウでは牙の長さが3.5mにまで達することもある。牙は象牙として珍重され、密猟の対象となる。巨大な板状の臼歯は同時期に上下に1本ずつの計4本しかないが、新しい臼歯が後ろから出て古い臼歯と交換する。これを「水平交換」といい[8]、幼時に3回、成獣で3回交換する[7]。自分の体重や歩くことによって足にかかる負担を少なくするため足の骨と足の裏の間には脂肪に包まれた細胞がつまっており、足の裏の皮膚は固く角質化している。蹄を持つため有蹄類として分類されることもある。
アフリカゾウとアジアゾウの違い左がアフリカゾウ、右がアジアゾウアジアゾウの歩行
アフリカゾウアジアゾウ
体長6-7.5m5.5-6.4m
体高3-3.8m2.5-3m
体重5.8-7.5t4-5t
牙オスでは3m以上にもなるオスでも2m以下が普通で、メスは更に短く外部からは見えない
歯の表面の模様ひし形で間隔はやや広い横縞の間隔がせまい
背中肩と腰が盛り上がる分背中が少し凹んでいる丸い