ゾイドフューザーズ
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ゾイドフューザーズ
ジャンル
ロボットアニメ
アニメ
原作トミー(現:タカラトミー
総監督山口頼房(第16話 - 第26話)
監督蒔田浩二(第1話 - 第15話)
シリーズ構成白根秀樹
キャラクターデザイン渡部圭祐
メカニックデザイン岩瀧智、常木志伸
音楽小室哲哉
アニメーション制作東京キッズ
製作テレビ東京小学館プロダクション
放送局テレビ東京系
放送期間2004年10月3日 - 2005年4月3日
話数全26話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ゾイドフューザーズ』は、日本テレビアニメ作品。2004年10月3日から2005年4月3日までテレビ東京系列で放送された。全26話。

ゾイドシリーズのテレビアニメ第3作。本作から放送キー局は毎日放送からテレビ東京になった。前作『ゾイド新世紀/ゼロ』と同様にゾイドバトルを主軸にしたストーリーであるが[1]、同作品との関連性はなく、設定も異なっている。
あらすじ

ZAC2230年。東方大陸に位置する近代都市・ブルーシティ。ゾイドバトルチーム・マッハストームに所属する少年RD(アールディー)は、父親が遺したライガーゼロを愛機に、何でも屋をしながら、Ziファイターとしてゾイドバトルへの出場を目指していた。

そんなある日、エキシビジョンマッチにおいてゾイド同士の合体によりその能力を飛躍的に向上させる「Ziユニゾン(ユニゾン)」の存在が知れ渡り、Ziファイターたちは自分のゾイドとユニゾンできるゾイド・Ziパートナーを捜し求めるようになる。

そしてRDのライガーゼロにも、ファイヤーフェニックスとのユニゾン能力が明らかになる。
登場人物
チーム・マッハストーム / Mach Storm Team

ブルーシティ郊外の時計台事務所を構えるバトルチーム。ゾイドバトルの出場費用を稼ぐため、普段は何でも屋を兼業している。かつては強豪チームだったらしく、バトルのチャンピオンチームになったこともある。
RD / R.D.
- 野島健児本編の主人公で[2]、マッハストームに所属するZiファイター。行方不明になった父親・アッシュが追い求めた「伝説のゾイド / Alpha Zoid」を見付けることを夢見ている。陽気ながらも我の強い性格のため、子供扱いされることを極端に嫌ったり、他人に素直になれない一面を見せることもあるものの、ゾイドを相棒として捕らえる思いは人一倍強い。物語前半では治安局チーフのガミーに叱られることが多かったが、後半では彼に頼りにされることが多くなっていく。ゾイドの操縦はかなり器用で、ファイヤーフェニックスを襲ったストームソーダーやダークホーンなどのゾイドをライガーゼロで一瞬の間に撃破する、レイノスやゼロフェニックスのGを伴った飛行操作への適応、通常の人間には耐えられないユニゾンと分離など数々の能力を披露している。愛機は父親・アッシュの形見であるライガーゼロで、パートナーのファイヤーフェニックスとユニゾンすることにより、ライガーゼロフェニックスへとパワーアップすることができる。また、中盤では新たにジェットファルコンをパートナーとし、ライガーゼロファルコンへのユニゾンを発動させた。
スイート / Sweet
声 - 中村千絵RDの幼馴染で、RDより1歳年上(第5話)。マッハストームでは事務や雑務を担当。チームの中でも良識的な性格の持ち主だが、時折ミーハーじみた言動や勝気な面を見せることも。RDとは口喧嘩をすることがあるものの、同時によき理解者(RD曰く「姉と言うよりは母親のような存在」)として彼の身を案じる一面を持ち合わせている。また、RDには少なからず好意を抱いているのか、彼が女性に目尻を下げる姿に嫉妬することもある。グスタフを乗機とし、マッハストームがゾイドハンティングへ赴く際には彼女がZiファイターとその愛機の輸送を担当する。
シグマ / Sigma
声 - 勝杏里RD同様、マッハストームに籍を置くZiファイター。バトルでは主に後方支援を担当する。底抜けに楽天的な性格の持ち主で、先輩風を吹かせてはRDを「お子ちゃま」扱いすることが多く、RDとはしばしば一悶着を起こす。射撃重視の戦闘スタイルは、元マッハストームのメンバーであるマービスの影響によるもの。ボルドガルドを愛機としていたが、セイバータイガーホロテックの襲撃を受け再起不能にされてしまう。その後、ハルドから譲り受けたレオストライカーでホロテックへの雪辱を果たし、以降はそのレオストライカーを愛機としている。また、レオストライカーはユニゾンの際、コマンドストライカーの武装ユニットとして機能する。
マスクマン / Helmut
声 - 中田譲治マッハストームのチームリーダーを務めるZiファイターで、常に頭の上半分を覆うマスクを着用している。マッハストームには強豪時代から所属しており、沈着かつ冷静な判断でチームをまとめている。RDにとっては父親代わりとも言える存在であり、彼のバトルスタイルが強豪時代のマスクマンと同じ格闘戦主体であることにもその影響が表れている。昔はRDのようにやんちゃな性格であったことがサンドラの言葉から窺える。愛機とする青いコマンドウルフACは、シグマのレオストライカーとユニゾンすることでコマンドストライカーへのパワーアップが可能となる。なお、コマンドウルフACの機体色は初ユニゾンの際に青から白に変化した(第15話)。
エミー / Amy
声 - 水野愛日「流れ星」の二つ名を持つマッハストームの女性ファイター。ちゃっかりした性格の持ち主で世渡り上手。また、チームの中では珍しくフリーランスの立場にあり、普段は単独で依頼を請け負うことが多い。しかし、それが仇となり肝心な時に姿を見せないことも。なお、年齢は24歳とされている(DVD第1巻の特典である設定資料に、5年前は19歳であるといった趣旨の記述がある)。愛機はオレンジ色のケーニッヒウルフMk-II
マット / Matt
声 - 恒松あゆみマッハストームで雑務を務める少年。1人暮らしをしていたが、ふとしたことでRDと出会い、それ以降はマッハストームに身を置いている。愛機はレオブレイズ。しかし、マトリクスドラゴンの一件でこのレオブレイズは失われたのか、それ以降1人でゾイドに乗る描写はない。
ダン / Dan
声 - 遠近孝一マッハストームの整備担当。前々からRDのライガーゼロに興味を抱いており、唯一ライガーゼロを使うマッハストームに調査の意味合いも含めて加入する。以降はバトルにおいて様々な解説やアドバイスを提供している。飄々とした性格の持ち主で、時折ゾイドとは無関係のことで物好きな一面を見せることもある。第16話では、機体の色が通常機と異なる色のヘルディガンナーに搭乗していた。
ホップ / Hop
声 - 坂口哲夫マッハストームの経理担当。気が小さい性格の持ち主で、マッハストームの財政とトラブルメーカーのRDに頭を悩ませている。しかし、大金が絡むと即座に目の色を変えてしまうことも。親類としてブラウンシティに兄弟がおり、物語の終盤でリヒタースケールの手による圧政が行われた際にその存在が語られている。
マッハストーム関係者

マッハストームにかつて所属していたZiファイターや、縁のある人物。
アッシュ
かつてマッハストームに身を置いていたZiファイター。RDの父親であり、彼が幼いころに「伝説のゾイド」を探すためにチームを離れて以来、消息不明となっている。
ハルド / Haldo
声 -
糸博ブルーシティで運送業を営む老人で、イチゴソーダを愛飲する。強豪時代のマッハストームを知る数少ない人物であり、数年ぶりに護送を依頼したマッハストームとは懇意の間柄となっている。アッシュの求めた伝説のゾイドの真偽を探るため敢えてウソの情報を流すこともあった。また、物語終盤でマッハストームにレベッカを紹介したことから、様々なZiファイターと顔が通じている(その際、ハルドはブレードにも顔を出すように声を掛けていたのだが、彼がその場に現れることはなかった)。愛機はグスタフ。今日までグスタフ一筋を貫いてきた男で、今まで乗り継いできたグスタフの操縦桿を大事に保管している。
マービス / Marvis
声 - 堀之紀かつてマッハストームに所属していたZiファイター。力のみを信奉する傲慢かつ冷酷な性格で、基本的に一撃必中を信条とした射撃戦をバトルスタイルとしており、その戦法は当時彼を尊敬していたシグマにも引き継がれている。マスクマンやアッシュと同様にマッハストームの古株ではあったが、シグマが新米だったころに突如チームを脱退。その直後に治安局のゾイドを襲撃したため、刑務所に収監される。だが、自らの逮捕に手を貸したマスクマンに復讐するため、刑務所を脱獄。マッハストームに時間無制限の非公式バトルを挑んできた。大量のザバットガンスナイパーを用いてマッハストームの面々を追い詰め、コマンドストライカーへのユニゾンを発動させたマスクマンとシグマに敗れるが、不気味な捨て台詞を残して姿をくらます。そして物語終盤、ブルーシティの新市長となったアルファ・リヒターの手先として、治安局の局長補ならびに特殊部隊キュラッシャー隊の隊長の地位に就き、マッハストームとは最後まで敵対した。以前、マスクマンを試合中に暗殺しようとしたところを前マッハストームのリーダーであったグラハムに阻まれており、結果的に彼を死に追いやった張本人でもある。シャドーフォックスを乗機としていたが、物語終盤ではスティルアーマーに搭乗した。
グラハム / Graheme
声 - 長克巳マッハストームの先代チームリーダー。現サベージハンマーのオーナーであるサンドラの実の父でもあった。あるバトルの試合中、マービスがマスクマンを狙っていることに気づいてマスクマンを庇ったため、自分自身がマービスの攻撃にさらされて死亡した。しかし、この事実は誰にも知られることはなく、サンドラはそのマービスにマスクマンが彼を殺したと吹き込まれてマッハストームを離れることになった。乗機はセイバータイガー。
チーム・サベージハンマー / The Savage Hammer Team


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