国 ノルウェー王国
地方区分トロンデラーグ
県庁所在地トロンヘイム
公用語ノルウェー語
面積
- 総計
- 陸上
- 水域
- 国土に占める割合7位
18,848 km2
km2
km2 (%)
- 5.86 %
人口
- 総計 (2007)
- 全人口に占める割合
- 人口変化 (10年)
- 人口密度5位
282,993 人
5.90 %
5.8 %
15 人/km2
県内総生産
- 総計(2001)
- 全GDPに占める割合5位
243,281 万NOK
4.23 %
県番号{{{県番号}}}
ISO 3166-2:NONO-16
時間帯(夏時間)CET (UTC+1)
CEST (UTC+2)
公式サイト ⇒www.stfk.no
ソール・トロンデラーグ県(Sor-Trondelag [?so?r ?tr?nd??l???]
( 音声ファイル))は、かつてノルウェー中部トロンデラーグ地方にあった県。2018年、北東側に隣接するヌール・トロンデラーグ県と合併した。人口の半分以上がトロンハイムに住んでおり、この地方特有の訛りで喋るものも多い。 1662年 トロニイェム県(トロニイェムはトロンハイムの旧名称)が設置 1804年 トロニイェム県が南北に分割。北側のヌール(北)・トロニイェム県に対してソール(南)・トロニイェム県(Sondre Trondhjems amt)となった。 1919年 ソール・トロンデラーグ県と改称。
沿革
2016年 南北トロンデラーグ県の合併についての投票が行われ、両県とも賛成多数であった[1]。
2018年 南北トロンデラーグ県が合併し、トロンデラーグ県が設置。 トロンヘイムフィヨルド
地理
ヌール・トロンデラーグ県の他、南西でムーレ・オ・ロムスダール県、南南西でオップラン県、南でヘードマルク県と接していた。また、西はノルウェー海に、東はスウェーデンに接していた。 この領域には何千年も前から人類が住んでいたらしく、トロンヘイムフィヨルド
歴史
県南東部の都市レーロースにある鉱山町は、保存状態がよく、ユネスコの世界遺産にもなっている。
経済などでは1664年から1977年までのおよそ300年にわたって銅が採掘され、鉱山産業はこの地域の特色であった。タムスヴァンバネン(Thamshavnbanen)というオークダルからロッケンまでの古い電気鉄道はいまだに使用可能なまま残っているものの、鉱山の近くの木々は鉱石を錬成するのに使われていたため、森林は回復していない。現在は閉山したものの、世界遺産として観光産業に転化している。
農業もこの地域の経済に大きな位置を占めており、その多くが渓谷部に位置しており、トロンヘイム、オークダル、メルハス(Melhus)、スカウン(Skaun), ミッドトルガウラル(Midtre Gauldal),マルヴィク(Malvik)などが中心となっている。また、オーランド(Orland)、リッサ(Rissa)のような海岸沿いの地域でも農業が行われる。また、海岸線では漁業も営まれる。
この県の中心となっているのは常にトロンハイムであり、トロンハイムには行政機能のほかにも農業関連の工業やハイテクビジネス、健康施設などの二次三次の産業も多い。 この県は気候の変化が激しい。天気は風の方向によって変りやすく、南風と偏東風が吹く日は日当たりのよい天気となる。偏西風の吹く日は夏と冬で大きな隔たりがあり、冬の場合穏やかな天気となるが、夏の場合寒く雨の降る日が多い。冬に北西の風が吹くと雪(海岸沿いでは霙)となり最悪の天気といえる。 フォーセン地域では2000mmを超える雨量となるが、トロンハイムでは850mmであり、オパダル(Oppdal)では500mmほどしか降雨がない。
気候