『ソングス・フォー・ドレラ』
ルー・リード/ジョン・ケイル の スタジオ・アルバム
リリース1990年4月
ジャンルロック
時間54分57秒
レーベルサイアー・レコード
プロデュースルー・リード、ジョン・ケイル
専門評論家によるレビュー
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NEW YORK
(1989年) ソングス・フォー・ドレラ
(1990年) マジック・アンド・ロス
(1992年)
ジョン・ケイル 年表
ワーズ・フォー・ザ・ダイング
(1989年) ソングス・フォー・ドレラ
(1990年) ロング・ウェイ・アップ
(withブライアン・イーノ)
(1990年)
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『ソングス・フォー・ドレラ』(Songs for Drella)は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元メンバーであるルー・リードとジョン・ケイルが、1990年に連名で発表したアルバム。アルバム発表の前後に開催された同内容のコンサートのタイトルでもあり、同コンサートを記録した映画作品のタイトルでもある。 1987年に死去したアンディ・ウォーホルに捧げられた作品。アルバム・タイトルに登場する「ドレラ」とは、ウォーホルのニックネームで、ドラキュラ伯爵とシンデレラを合わせた造語である[7]。ケイルは、1968年にリードとの対立からヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退しており、リードとケイルが共同でレコーディングを行うのは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンド・アルバム『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』(1968年)以来、21年ぶりのことであった[8]。ただし、レコーディングに限らなければ、1972年にニコ、リード、ケイルの3人で行ったパリのバタクラン劇場での公演などがあり、共演がなかったわけではない。 リードとケイルの2人は、1989年1月にはアルバム発表に先駆けて、ブルックリン区の教会で「ソングス・フォー・ドレラ」と題されたコンサートを行う[7]。そして、同年の11月から12月にかけても、ブルックリンのアカデミー・オブ・ミュージックで同様のコンサートを行い、12月3日のアンコールでは、モーリン・タッカーがゲスト参加した[7]。また、アルバム発表後に行われたリードの日本ツアーでは、最終日のみケイルも参加して、本作がライヴで再現された。 収録曲「ノーバディ・バット・ユー」は、アメリカ『ビルボード』誌のモダン・ロック・チャートで13位に達した[6]。 全曲ともルー・リードとジョン・ケイルの共作。
解説
収録曲
スモールタウン - "Smalltown" - 2:04
オープン・ハウス - "Open House" - 4:18
スタイル・イット・テイクス - "Style It Takes" - 2:54
ワーク - "Work" - 2:38
トラブル・ウィズ・クラシシスツ - "Trouble with Classicists" - 3:42
スターライト - "Starlight" - 3:28
フェイセズ・アンド・ネームズ - "Faces and Names" - 4:12
イメージズ - "Images" - 3:31
スリップ・アウェイ - "Slip Away (A Warning)" - 3:05
イット・ウォズント・ミー - "It Wasn't Me" - 3:30
アイ・ビリーヴ - "I Believe" - 3:18
ノーバディ・バット・ユー - "Nobody But You" - 3:46
ア・ドリーム - "A Dream" - 6:33
フォーエヴァー・チェンジド - "Forever Changed" - 4:52
ハロー・イッツ・ミー - "Hello It's Me" - 3:13
参加ミュージシャン
ルー・リード - ボーカル、ギター
ジョン・ケイル - ボーカル、キーボード、ヴィオラ
脚注^ ⇒Lou Reed & John Cale - Songs for Drella - hitparade.ch