ソフトボール
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この項目では、球技のソフトボールについて説明しています。パンクロックバンドについては「SOFTBALL (バンド)」をご覧ください。
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ソフトボール
投手のピッチング
統括団体世界野球ソフトボール連盟
起源1887年アメリカ合衆国
イリノイ州
特徴
身体接触有(本塁上のクロスプレーなど)
選手数9人(最低)
男女混合有
カテゴリ屋外競技
ボールソフトボール
実施状況
オリンピック
(1996年 - 2008年、2020年)
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ソフトボール(: Softball)は、野球と似た球技。野球から派生したスポーツであるが、野球とは投球方法、競技場の規定、使用球、ルールなどが大きく異なっている。野球と比較して狭い土地でも行うことができ、日本では塁球(るいきゅう)とも呼ばれている。

北アメリカアメリカ合衆国カナダアフリカボツワナアジア日本中国オセアニアオーストラリアニュージーランドパプアニューギニアなどで女性を中心に行われている。特にアメリカではレクリエーション・スポーツとして認識され、ソフトボール専用のフィールドも存在する。国際競技連盟世界野球ソフトボール連盟(WBSC、かつては国際ソフトボール連盟)である。
歴史

1887年、アメリカのイリノイ州シカゴにおいてジョージ・ハンコックが冬季に野球を練習するためのスポーツとして発明した。そのため当時はインドア・ベースボールやプレイグラウンドボールと呼ばれていた。

日本における最初のソフトボールは、1921年大正10年)アメリカ留学から帰国した東京高等師範学校教授 大谷武一や石黒寅次によって、学校体操科の遊戯として紹介されたことにはじまる。石黒寅次は、日本初の国際審判員であり、昭和天皇からの勲章をはじめ、総理大臣からも数々の賞を授与された。

第二次世界大戦後、連合国軍最高司令官総司令部女性解放政策の一環としてソフトボールの普及を推進。1946年(昭和21年)には大阪府で講習会が開かれたほか、女性による12チームが参加した大会が開催された[1]
ソフトボールのルール
ファストピッチルール

投手は打者に対して下手投げでボールを投げる。この際、手首が必ず体側線を通過していなくてはならない。腕を風車のように1回転させて投げるウィンドミル投法が有名。腕を後ろに振り上げてから投げ下ろすスリングショット投法もあるが、変化球を投げるのが難しく、相手にボールの握り方が見えてしまうため、現在ではほとんど用いられていない。

日本では、ファストピッチルールが一般的なルールとして認識されており、オフィシャルルールブックでも下記のスローピッチに対して、前のページに記載されている。国民体育大会インターハイなどで採用されているルールはこちらである。
スローピッチルール

日本では、主に野球に近いファストピッチルールで行われているが、アメリカではレクリエーションとして打撃を楽しむためのスローピッチルールでのゲームをすることが多い。スローピッチルールは様々な年齢層の人々がソフトボールをプレイするために様々なルール上の違いがある。以下、主なファストピッチルールとの違いを記す。

ピッチャーの投げる投球は山なりで1.5m - 3.0mの高さ(日本ソフトボール協会の場合)でなければならず、ウインドミル投法は禁止

2ストライク後のファウルは三振扱いされず特別な事情がない限りアウトにならない

バント、盗塁、スライディング、ホームでのクロスプレーは禁止

ワイルドピッチ、パスボールでも走者は進塁できない

予告敬遠可能
[注 1]

死球(デッドボール)になっても、一塁に進むことができない

二塁、三塁も一塁と同様に駆け抜けてもオーバーランにはならない

守備はファストピッチルールの9人に1人を加えた10人で行い、ショートフィルダーと呼ばれる10人目の選手は、どこを守ってもよい

以上は、日本ソフトボール協会のルールブックで定められた一般的なルールであるが、これとは別に安全性を重視したルールが採用される場合がある。二塁、三塁にもダブルベースを設置、走者と守備側のクロスプレーによる危険性を排除するため、本塁(ホームプレート)とは別に走者が最後に踏むべきベースであるスコアリングプレートを設置するといった例がある。これらは、 ⇒ジョイフル・スローピッチルール、 ⇒全日本健康スローピッチソフトボール連盟ルール で採用されている。

スローピッチソフトボールは、上記のようにレクリエーションの要素が強く個々の大会でローカルルールが採用される場合もあるため、事前にルールを確認することが望ましい。

また、日本の中学校において2012年から必修となる学校体育ソフトボールもスローピッチルールを基本としている。
野球との代表的な相違点

投手板はあるが、
マウンドはなく、ピッチャーズサークル内も他のグラウンドと同じく平坦である。

フィールドの形状は四分円が原則とされる。そのため、本塁から外野フェンスまでの距離はどこをとっても均一となる。また、芝は通常外野のみに敷かれ、内野部分は土のグラウンドが一般的である。

塁間は60.00フィート (18.29 m)で、野球の3分の2の距離である。また外野フェンスまでの最低距離も女子220.00フィート (67.06 m)、男子250.00フィート (76.20 m)と短めになっている。

一塁ベースはダブルベース(白色ベースとオレンジ色のベースがくっついたものであり、両方とも同じ大きさ)を用いる。このダブルベースの置き方は、白色ベースが内側、オレンジ色のベースが外側で、一塁線をまたぐように置く。基本的に野手は白色、打者走者はオレンジ色のベースを使用する(ただし、走者は白色ベースを使用しなければならない)。打者が打撃後、一塁で最初のプレイが行われる場合、打者走者は一塁上のクロスプレーによる野手との接触を避けるため、ファウルラインの外側に設けられたオレンジ色のベースを踏む。一塁を通過して次の塁に進塁する場合などは白色ベースを使用してもよい。

投球は、ウインドミルやスリングショット、エイトフィギュアのいずれかの下手投げで行う。この際、肘と手首が体側を通過しなければならない。腕の回転は2回以上回転させるとイリーガルピッチ(不正投球)となる。

イリーガルピッチを行うと、打者には1ボール、走者がいる場合は1つの安全進塁権が与えられる。野球におけるボークもしくは反則投球に相当するが、走者ありの場合にも1ボールが与えられるという点で野球と異なる(野球も無走者の場合には1ボールが与えられるが、走者ありの場合には安全進塁権のみが与えられボールカウントは変動しない)。

球種にも野球と異なる点があり、ライズボールという下から浮き上がる変化球がある。また、反対に落ちるボールはドロップボールと呼ばれる。基本的にソフトボールの投球にはストレートという球種はなく、ライズ系のファストボール、ドロップ系のファストボールといった具合に呼ばれている。

野球のボールデッド、インプレイに加えて、ディレードデッドボールという一種のアドバンテージルールがある。

ピッチャーが打者への投球でボールをリリースする瞬間より前に離塁をするとその走者はアウトとなり、その時の投球以降のプレーはすべて無効となる。基本的に投手がピッチャーズサークル(投手板の中心を基準にして半径2.44mの円)内に球を持って入っている場合は走者は離塁できない。

イニングは7回制で行う。


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