ソフトバンクロボティクス株式会社種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地105-7309
東京都港区東新橋1-9-1東京汐留ビルディング9階
設立2014年7月24日
業種電気機器
法人番号8010401113318
ソフトバンクロボティクス株式会社は東京都港区に本社を置く自律型ヒューマノイド・ロボットPepperや業務用清掃ロボット「AI清掃PRO」シリーズを中心とする事業を行う企業である。ソフトバンクグループの中間持株会社ソフトバンクロボティクスホールディングスの完全子会社。なおソフトバンクグループはソフトバンクロボティクスホールディングスの議決権の60%を保有している。
Pepperを個人及び法人向けに販売しているが、開発費など先行投資の負担が大きく、2017年3月期決算では赤字及び約314億円の債務超過で、ソフトバンクグループの支援を受けている段階である[1]。
2019年9月アジア太平洋地域でロボット事業の拡大を発表。業務用の掃除機ロボットを定額制で貸し出す「ロボット・アズ・ア・サービス(RaaS)」事業を展開していく予定。
沿革
2010年
6月10日 - ソフトバンク新30年ビジョンコンテストで菅沼美和による「ロボットをテーマとする企画」が優勝する[2]
6月25日 - ソフトバンク新30年ビジョンが発表される[3]
2012年 - 光吉俊二により設立されたベンチャー企業AGIを買収しソフトバンクの子会社化[4]
2014年
6月5日 - 家庭向け人型ロボットPepper発表[5]
6月5日 - 感情技術の研究・開発部門Cocoro SB株式会社設立(汐留役員1号株式会社から商号変更)[6]
6月11日 - グループ会社アスラテックV-Sido OS発表[7]
7月24日 - ソフトバンクロボティクス株式会社設立
8月1日 - ソフトバンクモバイルからロボット事業譲渡[8]
8月8日 - Aldebaranアトリエ表参道オープン[9]
9月20日 - Pepper Tech Festival 2014開催(開発者向けSDK提供および先行抽選販売受付開始)[10]
9月21日 - Aldebaranアトリエ秋葉原オープン[11]
12月1日 - ネスカフェ店頭にてPepper接客開始[12]
2015年
2月10日 - IBMとソフトバンクテレコムが人工知能ワトソンサービス事業で提携[13][14]
4月13日 - 三菱東京UFJ銀行本店でNAOの接客運用試験開始[15]
6月18日 - ソフトバンクロボティクスホールディングスが第三者割当増資を行いアリババグループとフォックスコンが145億円ずつ引受け議決権20%ずつ取得[16]
6月18日 - グループ会社cocoro SBが時給1500円でPepperを貸し出すロボット人材派遣サービス発表[17]
6月18日 - ソフトバンクグループがフェッチロボティクスへ2000万ドルを出資[18]同社は自律移動のTurtlebotのWillow GarageやマニピュレーターUBR-1のUnbounded Robotics社で活躍したMelonee Wiseにより設立された
7月1日 - 人材派遣サービスの最初の利用者として鳥取県が同県名産品のPRに活用。のちグループ会社の鳥取米子ソーラーパークが購入し「とっとり自然環境館」へ配置[19][20]
7月8日 - 千葉県館山市が地方自治体として初めてPepperを購入し“渚の駅”たてやまで活用すると発表[21]
7月17日 - みずほ銀行が店舗導入開始[22]
7月29日 - 月額5万5000円で法人向けPepperをレンタルする「Pepper for Biz」発表[23]
8月6日 - ソフトバンクグループ四半期決算説明会にてPepperが決算会見を行った[24]
2016年
11月8日 - Pepper 社会貢献プログラム募集開始[25]
2017年
1月25日 - スクールチャレンジ貸出し先決定(17自治体、全282校)。3年間でのべ9.1万人の子どもたちがプログラミングを学ぶ予定[26]
3月6日 - ソーシャルチャレンジ貸出し先決定(全国28団体)[27]。
6月9日 - ソフトバンクがボストン・ダイナミクスの買収を発表[28]
7月19日 - Pepper社会貢献プログラム2募集開始[29]
7月19日 - ソフトバンク・ビジョン・ファンド、クァルコムがブレインコーポレーションへ1億1400ドル出資[30]