ソフィア・グバイドゥーリナ
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ソフィア・グバイドゥーリナ
ソフィア・グバイドゥーリナ(1981年)
基本情報
生誕 (1931-10-24) 1931年10月24日(92歳)
出身地 ソビエト連邦タタール自治共和国チーストポリ
学歴カザン音楽院、モスクワ音楽院
ジャンルクラシック音楽
職業作曲家
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル クラシック音楽

ソフィア・アスガトヴナ・グバイドゥーリナ(Sofia Asgatovna Gubaidulina、1931年10月24日 - )は、ソ連邦タタール自治共和国(現在のロシア連邦タタールスタン共和国)出身の現代音楽作曲家ロシア語キリル文字表記ではСофия Асгатовна Губайдулинаであり、カナで転写すると「サフィーヤ・アスガートヴナ・グバイドゥーリナ」となる。タタール語ではСофия ?сгать кызы Гоб?йдуллина (Sofia As?at q?z? ?obaydullina) 。
人物

タタール自治共和国チーストポリに、タタール系の父親とロシア系の母親の間に生まれる[1]。野原に出ては作曲家になりたいと祈るかたわら、イコンに惹かれるような少女であったという。1932年に家族でカザンに引っ越す。

1946年から1949年までカザン音楽ギムナジウムでピアノ作曲を学び、1949年から1954年までカザン音楽院で作曲をアリベルト・レーマン・グレゴリー・コーガン (Коган Григорий Михайлович) のクラスで学ぶ。1954年に同校を卒業してモスクワ音楽院に進み、ユーリ・シャポーリンのクラスで学び、その後作曲をニコライ・ペイコ (Пейко Николай Иванович) 、ピアノをヤコフ・ザークのクラスで学ぶ。さらにモスクワ音楽院の研究生として1963年までシェバリーンに師事し、卒業した。

ソビエト・ロシアで修学中に、新しい音律を探究したために「いい加減な音楽」との烙印を押されたが、ショスタコーヴィチの支持を得た。ショスタコーヴィチはグバイドゥーリナの卒業試験で、これからも「誤った道」に取り組みつづけるように激励したという。

1970年代半ばに、作曲家仲間のヴィクトル・ススリンヴャチェスラフ・アルチョーモフらと、民族楽器を用いた即興演奏グループ「アストレヤ」を結成。

1980年代初頭にギドン・クレーメルの擁護を得て、ヴァイオリン協奏曲「オッフェルトリウム」がソ連邦の国外で演奏され、これが現在の国際的な名声のきっかけとなった。その後にT・S・エリオットの霊的な詩集に啓発を受け、この詩人へのオマージュを作曲している。

ペレストロイカが始まり、以前にもまして名声が高まると、ソ連を出て西ドイツに移住した。現在もドイツを拠点に自由な作曲生活を謳歌している。

2000年に、タン・ドゥンオスバルド・ゴリホフヴォルフガング・リームの3人と共に、シュトゥットガルト国際バッハ・アカデミーの委嘱によって「新ヨハネ受難曲」を作曲、これに続いてハノーファー放送局の委嘱によって、さらに「ヨハネ福音書による復活祭オラトリオ」を完成させる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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