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出典検索?: "ソニー・ロリンズ"
ソニー・ロリンズ
Sonny Rollins
ソニー・ロリンズ(2011年)
基本情報
出生名Theodore Walter Rollins
生誕 (1930-09-07) 1930年9月7日(93歳)
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州
ジャンルジャズ、ハード・バップ、ビバップ
職業サックス奏者、作曲家、バンドリーダー
担当楽器テナー・サックス
活動期間1947年 - 2012年
レーベルプレスティッジ
コンテンポラリー
ブルーノート
リバーサイド
RCAビクター
インパルス!
マイルストーン
ドキシー
共同作業者ジャッキー・マクリーン、マイルス・デイヴィス、マックス・ローチ、クリフォード・ブラウン、ケニー・ドーハム
公式サイト ⇒www.sonnyrollins.com
ソニー・ロリンズ(1982年)ソニー・ロリンズ(2005年)
ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins、1930年9月7日 - )は、アメリカ合衆国のジャズ・サックス奏者。本名セオドア・ウォルター・ロリンズ(Theodore Walter Rollins)。ハード・バップのサックス奏者。しばしば「男性的」と言われる豪快なブローが特長であり、幾多のスタンダード曲の作曲者としても知られる。長年、アルバムとライブで即興演奏を披露してきた。 1930年9月7日、アメリカ合衆国のニューヨークで生まれた。7歳の頃、ルイ・ジョーダンのレコードを聴いてサックスに興味を持つ。9歳でピアノを、11歳でアルト・サックスを学び、高校時代にテナー・サックスに転向。この頃、ジャッキー・マクリーンやケニー・ドリューと一緒にバンドを組んでいた。また、大御所サックス奏者のコールマン・ホーキンスが近所に住んでおり、サインを貰うためにホーキンスの自宅に押しかけたこともあったという。 その後本格的にプロの道に進み、1949年にレコーディングを初経験。同年、J・J・ジョンソンのレコーディングに参加し、初の自作曲「Audobon」を提供。更にバド・パウエルと共演。 1950年、マイルス・デイヴィス[1]と出会う。マイルスは、当時のロリンズに関して「バード(チャーリー・パーカー[2])と同じようなレベルでサックスを吹いている”と言う連中もいた」と証言している。ロリンズはチャーリー・パーカーへの憧れから当時ヘロインにも手を出しており、1950年初頭には麻薬を買うために武装強盗を行ったことで逮捕、ライカーズ刑務所で10カ月間を過ごした後に仮釈放される[3][4]。 1951年1月17日、マイルス・デイヴィスのリーダー・セッションの傍ら、初めてバンド・リーダーとしてのレコーディングを行う。この時、ピアニストのジョン・ルイスが所用で帰ったため、マイルスが代わりにピアノを担当。それを機に、ロリンズはプレスティッジ・レコードとの契約を得た。なお、ロリンズが初めて自己名義で録音した「アイ・ノウ」は、後年になってアルバム『ソニー・ロリンズ・ウィズ・ザ・モダン・ジャズ・クァルテット』[5]に追加収録される。 その後、バンド・リーダーとしての活動と並行して、マイルスのレコーディングに参加。1953年3月にマイルスのセッションに参加した時は、ロリンズが憧れていたチャーリー・パーカーとも共演し、その模様はマイルスの『コレクターズ・アイテムズ』で聴ける。1953年10月に行われたロリンズのリーダー・セッションでは、モダン・ジャズ・クァルテットがバックを務めた。 1954年、ヘロインの習慣を断ち切るため音楽活動を停止し、ケンタッキー州レキシントンの連邦医療センターで治療プログラムを受ける。 1955年、シカゴに移りタイプライター修理工場などで労働者として働いた後、同年11月よりクリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテットの一員として活動再開。更に、ローチのサポートを得てバンド・リーダーとしても再起する[7]。そして、1956年のリーダー・アルバム『サキソフォン・コロッサス』[8]が評価され、一躍知名度が上がった。本作の収録曲「セント・トーマス」は、21世紀に至るまで、ロリンズのコンサートで重要なレパートリーとなった[9]。イギリスのジャズ・ロック・バンド、サーカスらも、同曲をカバーしている。その後はブルーノート、コンテンポラリー・レコード、リバーサイド・レコードなど様々なレコード会社に多くの録音を残した。この時期の代表作としては『ウェイ・アウト・ウエスト』『ニュークス・タイム』『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』『フリーダム・スイート』などがある。
経歴
生い立ちから1950年代