ソニー・ピクチャーズ_エンタテインメント
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この項目では、アメリカの映画会社について説明しています。日本支社については「ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本)」をご覧ください。

「ソニー・ピクチャーズ」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「ソニー・ピクチャーズ (曖昧さ回避)」をご覧ください。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
Sony Pictures Entertainment Inc.
カリフォルニア州カルバーシティソニー・ピクチャーズ・スタジオ
以前の社名コロンビア・ピクチャーズ エンタテインメント (Columbia Pictures Entertainment, Inc.、1987年 - 1991年)
種類子会社
業種娯楽
前身コロンビア ピクチャーズ 
設立1987年12月21日 (36年前) (1987-12-21)(コロンビア・ピクチャーズ エンタテインメントとして)
1991年8月7日 (32年前) (1991-08-07)(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとして)
創業者ソニー
本社 アメリカ合衆国カリフォルニア州カルバーシティ
事業地域世界中
主要人物.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

トニー・ヴィンシクエラ(会長、CEO)

ステイシー・グリーン(副社長、CPO)[1]

ジョン・フックストラッテン(副社長、管理、運用)

製品

映画

テレビ番組

オンラインゲーム

モバイル・エンターテインメント

サービス

映画製作、映画配給

テレビ番組制作

テレビ番組販売

オンラインゲーム

ビデオ・オン・デマンド

ダウンロード販売

ライセンス供与

売上高1兆3694億円 (FY2022)
営業利益1193億円 (FY2022)
所有者ソニーグループ
従業員数9,500人 (2019年[1])
親会社ソニー・エンタテインメント
部門

モーション ピクチャー グループ

テレビジョン・グループ

ウェブサイトwww.sonypictures.com
Footnotes / references
[2][3]

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(Sony Pictures Entertainment Inc.、通称: ソニー・ピクチャーズ、略称: SPE)は、アメリカの多角的多国籍マスメディア・娯楽企業。ソニーグループの子会社であるソニー・エンタテインメントの子会社で、中間持株会社のソニー・フィルム・ホールディングを通じて運営されている[4]。アメリカのメジャー映画スタジオ「ビッグ5」のひとつである、カリフォルニア州カルバーシティにあるソニー・ピクチャーズ・スタジオを拠点とし、ソニーの映画、テレビ番組の制作、配給部門を包括している。2020年度(2020年4月 - 2021年3月)の売上高は71.6億ドルと報告されている[5]

主な部門は、コロンビア ピクチャーズトライスタ ー ピクチャーズソニー・ピクチャーズ アニメーションスクリーン ジェムズなどの製作スタジオを持つソニー・ピクチャーズ モーション ピクチャー グループ(SPMPG)と、自社およびジョイントベンチャーの製作会社を持つソニー・ピクチャーズ テレビジョン(SPT)[6][7]

モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)のメンバーである。
歴史

1987年9月1日、ザ コカ・コーラ カンパニーは、1982年から所有していたコロンビア・ピクチャーズの資産を分離する計画を発表した。この計画では、コカ・コーラ社が39.6%の株式を保有するトライスター ピクチャーズにエンタテインメント資産を売却し、トライスターはコロンビア・ピクチャーズ・エンタテインメント(CPE)に社名を変更する。1988年初頭、トライスターの名を冠した新会社が設立され、スタジオの運営を引き継ぐことになった。

1989年9月28日、ソニーはザ コカ・コーラ カンパニーが持つCPEの全株式(約5,400万株、発行済み株式の49%)を1株あたり27ドルで購入するオプションを取得した[8]。また、翌日、ソニーはGuber-Peters Entertainment Company, Inc.とCPEを2億ドルで買収することで合意したことを発表した。ソニーは、ピーター・グーバージョン・ピーターズを共同会長に採用した[9]。これを主導したのは、当時ソニーの社長兼CEOだった大賀典雄であった[10]

ソニーがグーバーとピーターズをコロンビアの経営者として採用したのは、彼らがワーナー・ブラザースで交わしていた過去の契約との兼ね合いがあった。タイムワーナーのスティーブ・ロス会長は、契約違反の訴訟をソニーに起こすと脅した。この訴訟は、ソニーがコロンビア・ハウスの半分の権利と、コロンビアの長編映画、テレビ映画、ミニシリーズのケーブル配信権をワーナー・ブラザースに売却したことで、後に取り下げられた。 同じ契約で、コロンビアはバーバンク・スタジオの35%の権利を売却し、ワーナー・ブラザースからMGMの敷地であったロリマー・スタジオを買収した[11][12]

1989年10月31日、ソニーはニューヨーク証券取引所に上場していたCPE(NYSE:KPE)の残りの株式(51%)の友好的買収を完了し、同社の普通株式の99.3%を取得した。1989年11月8日、ソニーは、デラウェア州一般法人法に基づき、完全子会社であるソニー・コロンビア・アクイジション・コーポレーションをCPEに「略式」合併することで買収を完了した。また、ソニーは1989年11月6日にGuber-Peters Entertainment Companyの普通株式の公開買付けを行い、その3日後に同社を買収した。買収額は49億ドル(株式35.5億ドル、長期借入金14億ドル)で、日本の大手銀行である三井銀行東京銀行富士銀行三菱銀行日本興業銀行の5行が融資した[13][14][15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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