ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス
Sony Pictures Imageworks Inc.
種類ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの子会社
略称SPI
本社所在地 カナダ
ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
設立1992年
業種視覚効果
CGIアニメーション
代表者ランディー・レイク(社長)
ミシェル・グレイディー(副社長)
従業員数1001 - 5000名[1]
所有者ソニーグループ
主要株主ソニー・エンタテインメント
関係する人物ケン・ローストン
(同社のVFXスーパーバイザー、元社長)
外部リンクhttps://www.imageworks.com/
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ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(Sony Pictures Imageworks Inc.)は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下SPE)の子会社であるアメリカ合衆国のVFX制作会社。日本のソニーグループ傘下であり、SPE製作の映画はもとより、他社製作の映画(『ハリー・ポッター』や『マトリックス』など)にもVFXを提供している。また、CGによるアニメーション制作も行っており、同じSPE子会社であるソニー・ピクチャーズ アニメーションや他社の長編作品に数多く参加している。
本社はカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに所在しており、アメリカ・カリフォルニア州カルバーシティにもオフィスを構えている[2]。 1992年に同社の現VFXスーパーバイザーであるジェローム・チェン(Jerome Chen
歴史
創業期:1992年?1995年
1993年よりVFX制作を開始し、『ザ・シークレット・サービス』や『スピード』などの映画に参加。特に『スピード』では、バレ消しやマットペインティングといった技術を駆使し、劇中でバスが間の空いた高速道路を飛び越える迫力あるシーンを作り上げた[3][4][5]。
1995年には、インダストリアル・ライト&マジックのVFXスーパーバイザーであったケン・ローストンがSPEによって招かれ、社長に就任[6][7][8]。彼の指揮のもと若いVFXアーティストが集まり、VFXスタジオとしての技術力と経営能力を高めていった[5]。 1997年公開の映画『アナコンダ』ではCGによる巨大蛇を制作し、これが同社の生み出した初のフルCGキャラクターとなった[4]。また、同年に公開された『スターシップ・トゥルーパーズ』でのVFXにより、1998年、第70回アカデミー賞において視覚効果賞に初めてノミネートされた[5]。その後も『スチュアート・リトル』(1999年)、『インビジブル』(2000年)において優れたVFXを生み出し、いずれもアカデミー賞での視覚効果賞にノミネート。2005年には『スパイダーマン2』(2004年)でのVFXにより、第77回アカデミー賞において初の視覚効果賞を受賞した。 また、2002年よりアニメーション制作に乗り出し、初の短編アニメ作品『チャブチャブズ』を発表。この作品は『メン・イン・ブラック2』と共に同時公開され[4]、翌2003年の第75回アカデミー賞において短編アニメーション賞を受賞。
成長期:1997年?2007年