この項目では、ソニーが自社製品のショールームを置いていた東京都のビルについて説明しています。
ソニーが本社を置くビルについては「ソニーシティ」をご覧ください。
その他のビルについては「ソニービルディング」をご覧ください。
ラグビー選手については「ソニー・ビル・ウィリアムズ」をご覧ください。
ソニービル
情報
設計者芦原義信建築設計研究所[1]
施工大成建設[1]
建築主ソニー
管理運営ソニー企業株式会社
構造形式SRC造
敷地面積707.27 m² [1]
建築面積686.39 m² [1]
延床面積8,811.64 m² [1]
状態解体
階数地上8階・地下5階・塔屋3階[1]
着工1964年6月6日[1]
竣工1966年4月15日[1]
解体2017年 - 2018年
所在地〒104-0061
東京都中央区銀座五丁目3番1号[1]
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分19.5秒 東経139度45分47.4秒 / 北緯35.672083度 東経139.763167度 / 35.672083; 139.763167 (ソニービル)
ソニービル(英: Sony Building)は、東京都中央区の銀座に所在したビル。敷地は外堀通りと晴海通りの交わる数寄屋橋交差点に面していた。
2009年1月1日時点の公示地価は、山野楽器銀座本店、千代田区の丸の内ビルディングに次ぐ、第三位であった。 正式名称は「ソニービル」である。ソニーが自社のショールームとして建築し、1966年(昭和41年)4月29日にオープンした。建設にはソニー創業者の1人で、ソニー企業初代社長の太刀川正三郎が尽力[2]。建築家は芦原義信、建設会社は大成建設。(出典は、それぞれの項目を参照) モダニズム建築の重要建築物の一つであり、2003年(平成15年)に、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。フランク・ロイド・ライトが設計したグッゲンハイム美術館を参考にして、ビル平面は田の字状に四分割され、各階が「らせん状」につながるスキップフロア形式で構成されていた[3]。 オープン当時は、外壁にはめ込まれた2300個のブラウン管を用いた電光文字表示、1階のパネルヒーティング、日本一速いエレベーターなどで話題を呼んだ[4]。 ソニーグループの製品(特にソニーとソニー・コンピュータエンタテインメント)がフロアごとに分かれて陳列されており、その製品を実際にデモ操作するだけでなく、その場で購入することもできた。 その他には、1Fの英国調パブであるパブ・カーディナルと地下3階のマキシム・ド・パリ(2015年6月30日閉店)は、オープン当時からのテナントであり、レストランやカフェ、PLAZA(旧ソニープラザ)[5]などのショップが、それぞれの時代で交代しながら営業している。 過去には、PlayStationおよびPlayStation 2の両プラットフォームで発売された、ほぼ全てのゲームのディスクを保有し、誰でも無料でプレイすることができるテストプレイのフロアがあり、好評を博していた。 また、トヨタ自動車のショールームとして、池袋にアムラックスを設置するまでトヨタ車が展示してあった。トヨタ自動車が撤退した後は、BMWジャパンが新車を展示したこともあり、日本たばこ産業が自社製品のショールームを設けていたこともあった。
概要