ソコトラ島
ソコトラ島の上から撮影した衛星写真
所在地 イエメン
所在海域インド洋
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯12度29分20.97秒 東経53度54分25.73秒 / 北緯12.4891583度 東経53.9071472度 / 12.4891583; 53.9071472
ソコトラ島(ソコトラとう、アラビア語: ????? Suqu?ra、英語: Socotra)は、イエメンのソコトラ県に属するインド洋上の島。周辺の島と合わせてソコトラ群島やソコトラ諸島などと総称されることも多い(後述する世界遺産での扱いなど)。
2008年に世界遺産に登録される。独特の生態系と、その奇観で知られる。登録基準は(x)。目次 アラビア半島の南300 km、アフリカ大陸のアシール岬の東北東240 kmに浮かぶ。大きさは東西に約100 km、南北に約40 km。人口42,842人(2004年)。住民のほとんどはアラブ人。もっとも大きな街は北岸沿いにあるハディヴ
1 地理
2 歴史・社会・産業
3 生態系
4 世界遺産
4.1 登録基準
5 ギャラリー
6 その他
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
地理
年間降水量は約250 mmで、そのほとんどが12月から2月にかけてモンスーンによって海から運ばれた湿った風が山にぶつかり発生する霧によるものである。 海上貿易の中継地点として、古代からアラブ人、インド人、ギリシャ人などの商船が寄港し栄えた歴史がある。1世紀ごろの書とされる『エリュトゥラー海案内記』によるとソコトラの語源はサンスクリット語で、加護の島という意味である。航路が衰退した現在は農業が中心であり、牧畜としてヤギが島内のほぼ全域で放牧されている。竜血樹(厳密にはベニイロリュウケツジュ Dracaena cinnabari Balf.f.
歴史・社会・産業
住民は南アラビア諸語の一派であるソコトラ語を話す。ソコトラ語は文字を持たないため、言語の消滅が危惧されている。
紅海の入り口に位置し、ジブラルタルと並んで地政学的に重要なこともあって、以前には旧ソ連等の社会主義国家の艦船給油施設が存在した。