ゼンダマン_ピラミッドの謎の箱だよ!ゼンダマン
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タイムボカンシリーズ
通番題名放映期間
第2作ヤッターマン1977年1月
- 1979年1月
第3作ゼンダマン1979年2月
- 1980年1月
第4作タイムパトロール隊
オタスケマン
1980年2月
- 1981年1月

アニメ:タイムボカンシリーズ ゼンダマン
原作タツノコプロ企画室
総監督笹川ひろし
脚本小山高男ほか
キャラクターデザイン天野嘉孝
メカニックデザイン大河原邦男
音楽神保正明山本正之
アニメーション制作タツノコプロ
製作フジテレビ、タツノコプロ
放送局フジテレビ系列
放送期間1979年2月3日 - 1980年1月26日
話数全52話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『タイムボカンシリーズ ゼンダマン』(英語表記:Zenderman)は、1979年2月3日から1980年1月26日までフジテレビ系列で、毎週土曜18:30 - 19:00(JST)に全52話が放映された、タツノコプロ制作のテレビアニメ
概要

タイムボカン』と『ヤッターマン』のヒットを受けて制作された、「タイムボカンシリーズ」3作目。タツノコプロ創業者である吉田竜夫が前作の放送期間中に死去したのに伴い、本作品からは竜夫の後を継いでタツノコの社長に就任した吉田健二が、制作者としてクレジットされている。また善玉2人の声優に三ツ矢雄二と、当時新人だった滝沢久美子を新たに登用、さらに前作まで主題歌の歌唱を手がけていた山本正之も声優として参加、悪玉サイドにメンバーの増員が行われるなど、様々な変更点も散見される。

本作品では『タイムボカン』以来のタイムトラベル要素が復活し、「タイムトンネル」という設定を生かして過去の人物を呼び出した後、バトルの舞台を現代で行うという流れも時折見られた。また「行き場所」については、前2作のような「2クール目からの路線変更」は行われず、第2話の「浦島太郎」を皮切りに初期から「日本昔話」や「世界名作童話」が取り上げられている。ただし場所や人物の名称は『タイムボカン』のようにそのまま、もしくは『ヤッターマン』のように改変されていたりと、必ずしも一定している訳ではない。

毎回のハイライトである善悪のバトルに関しては、前半はファンファーレやゾロメカの流れを汲むシステムメカといった、前作のポイントを踏襲した面も見られたが、第36話以降はゼンダゴリラによるプロレスを主体としたメカ戦に落ち着く。シリーズの象徴となった三悪のメカが爆発した際のドクロ雲は本作品にてほぼ完成形となり、涙を流すバリエーションも登場した。また、演出を担当した押井守をネタにした「オシイ星人」が登場したのも本作品である。
ストーリー

不老長寿の秘薬「命のもと」を探し出し、世界平和に役立てるため、紋者博士はタイムトンネルを完成させたが、自分達の私利私欲のために「命のもと」を奪おうとするアクダマトリオは、タイムトンネルの別の入り口を見つけ、タイムトンネルに入ることに成功した。紋者博士の孫であるさくらちゃんと、博士の助手である鉄ちゃんが善意の塊ゼンダマンに変身し、アクダマトリオの野望を打ち砕く戦いを描いた作品。
登場キャラクター
ゼンダマン

名乗った後に組体操の要領で、さまざまな入り方で「Z」のポーズを取る。変身時の掛け声は「衣替え」。
鉄ちゃん(てっちゃん) / ゼンダマン1号
- 三ツ矢雄二本作品の主人公。紋者博士の助手。一人称は「ボク」。13歳の少年。紋者研究所の近くに住んでおり、スポーツ万能でプラモデルが趣味。ハンバーガーが好物。武器はケンダマコルトとセンスソーサーとゼンダディスコパンチ(ソーサーを打ち出す銃。当時提供スポンサーのタカトクトイスが発売した玩具を流用)。また、ゼンダライオンやゼンダゴリラがピンチに陥った際に、電気ショックによって活力を蘇らせる「愛のムチ」も所持。アクションに勝利すると2号アマッタンと共に「勝利の手打ち式(初期の数話のみ、後に「勝利の確認」へ変更)」で音頭と取ったが、ゼンダゴリラの投入以降は行っていない。ムージョをからかう発言も多い。鉄ちゃん役は当初曽我部和行が担当する予定で、主題歌のレコーディングにもセリフ入れで参加していたが、番組初収録前に体調不良となり降板したことから(その後、第49話にゲスト出演している)、三ツ矢が演じることとなった。
さくらちゃん / ゼンダマン2号
声 - 滝沢久美子紋者博士の孫娘。鉄ちゃんのガールフレンド。一人称は「私」。12歳の少女。趣味は読書。わがままで桜餅が好物。何かと美しさのことで隣に住んでいるムージョと張り合う。武器はペンシングとピカリング。ピカリングでアクダマトリオの組体操を妨害した事がある。また、その組体操が失敗する度に、「それとも中年太りかしら!?」(第44話)「あんまり無理すると神経痛が出るわよ!中年の皆さん!!」(第51話)とアクダマトリオをからかう事が多い。
アマッタン
声 - 麻上洋子(第1話)→佐久間あい(第2話 - ) / 川上とも子ボカンですよ) / 深森らえるボカンGoGoGo)ゼンダマンの二人が作ったロボット。列車の車掌をモチーフにした姿をしている。具体的なメカの運用を司っており、胸にシステムメカを組み立てるコンピューター、クミコンが内蔵されている。余りものの材料で作られているためシステムメカの部品を余らせてしまうという欠点を持っている。特殊な笛を吹くことでゼンダメカを呼び出すことも可能。一人称は「ボクタン」で語尾に「?ッタン」を付けて話す。タイトル読み上げも担当。
アクダマン(アクダマトリオ)


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