ゼルダの伝説_時のオカリナ
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ゼルダの伝説 時のオカリナ
The Legend of Zelda: Ocarina of Time
ジャンルアクションアドベンチャー
アクションRPG[注 1]
対応機種NINTENDO64
iQue Player
WiiWii Uバーチャルコンソール
開発元任天堂
発売元任天堂
プロデューサー宮本茂
ディレクター大澤徹
山田洋一
小野塚(青沼)英二
シナリオ大澤徹
プログラマー岩脇敏夫
音楽近藤浩治
シリーズゼルダの伝説シリーズ
人数1人
メディア256Mbitロムカセット
発売日
1998年11月21日(N64)
2007年2月27日(Wii・VC)
2015年12月22日(Wii U・VC)

1998年11月23日(N64)
2007年2月26日(VC)

1998年12月11日(N64)
2007年2月23日(VC)

2003年11月(iQue)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
ELSPA:3+
コンテンツ
アイコンAnimated Violence
デバイス振動パック対応
売上本数約145万本[1]
約760万本[2]
その他品番:NUS-CZLJ-JPN
NUS-CZLE-USA(北米版)
NUS-NZLP-EUR(欧州版)
c1998 Nintendo
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『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(ゼルダのでんせつ ときのオカリナ、英題:The Legend of Zelda: Ocarina of Time)は、1998年11月21日に任天堂より発売されたNINTENDO64(N64)用アクションアドベンチャーゲームアクションRPGキャッチコピーは「ゲームでしか味わえない感動がある」

直接の続編に『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』がある。2011年6月には、ニンテンドー3DS用に全面的にリメイクされた『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』が発売された。
概要

ゼルダの伝説シリーズでこれまで用いていた2D見下ろし型視点から転換したシリーズ初の3D作品で、第三者視点と主観視点を併用しながら奥行きのある空間内で戦闘や謎解きを行う。歴代作品に登場した怪物・ガノンの変身前にあたる人間の姿の「ガノンドロフ」や、多様な人種・種族が本作で初登場し、以降のシリーズ作品にも設定が反映されている。

本作では、それまでの3Dゲームで付きものだったカメラワークや操作性の問題の解決策として、第三者視点のまま敵や特定の対象物に自動で照準を合わせながら行動できる「Z注目システム」や、様々な特殊アクションを状況に応じて自動で判別し1つのボタンのみで実行できるシステムなどを搭載している。

本作の革新性は高く評価され、第3回CESA大賞(現・日本ゲーム大賞)大賞や、第2回文化庁メディア芸術祭 デジタルアート〔インタラクティブ〕部門 大賞など数多くの賞を受賞した(詳細は「受賞・評価」を参照)。

神々のトライフォース』の説明書で語られた封印戦争を描いているが、『神々のトライフォース』のメディミックス作品の設定も取り入れているためか内容が異なってしまっている。
開発

他のいくつかのN64用ソフトと同様に、完成までに長期間を要している。当初はN64が発売された1996年内に発売する予定だったが、プロデューサーの宮本茂が作り直しを命じるいわゆる「ちゃぶ台返し」を何度も行い、年単位で発売が延期された。開発体制は「多重構造ディレクター制」を初採用、宮本が定めた大まかな方向性に沿って小野塚(青沼)英二小泉歓晃ら各分野のディレクターがクリエイティブな開発を担当し、出来上がったものに対して宮本が音の注文をつけたり、サブゲームを追加していくというスタイルで進められた[3]。ちなみに、宮本はプロデュースに徹する予定だったが、現場だけで纏め上げることができず、宮本がディレクションも兼ねることで完成をみたことが明かされている[4]

また、本作はN64の周辺機器である64DD(1999年発売)との連動が考慮されており、追加データの入った64DDディスクと同時起動することによってダンジョンマップを一新した「裏ゼルダ」を遊べるように設計されていた[5]。この「裏ゼルダ」は完成したものの発売に至らなかったが、後の2002年発売の『ゼルダの伝説 風のタクト』に予約特典として付属した本作の移植作品『ゼルダの伝説 時のオカリナGC』の中で「ゼルダの伝説 時のオカリナGC 裏」として収録されたほか、本作のリメイク作品『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』にもアレンジバージョンが収録されている。
発売

E3 1997(6月19日 - 21日、アトランタ)において[6]、『Zelda 64』の仮タイトルで映像が初公開された。その後1998年4月発売予定とされたが、4月に入り同年秋へ延期[7]、さらに秋に入ってからも11月14日から21日へと発売日が変更されている[8]

このように発売延期が繰り返された本作だが、E3 1998(5月28日 - 30日、アトランタ)で公開された映像は見る者に衝撃を与え[9]、『週刊ファミ通』1998年11月27日号(通巻519号)のクロスレビューでは史上初となる40点満点を獲得した。日本国内では発売後年末までに約82.5万本を売り上げ、1998年のゲームソフト売上第10位に入った[10]。また海外の販売も好調で、任天堂はクリスマスまでに全世界に約500万本を出荷する計画を発表している[11]。国内累計販売本数は約145万本でシリーズ中第3位[1]。世界全体ではシリーズ中第3位となる約760万本[2](2004年3月時点)を販売した。なお、テレビCMにはBOSEドリアン助川ユースケ・サンタマリア前田日明藤原竜也稲森いずみ深田恭子を起用した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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