ゼノギアスの登場人物
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ゼノギアスの登場人物(ゼノギアスのとうじょうじんぶつ)では、テレビゲーム『ゼノギアス』の登場人物を解説する。なおゼノギアスの物語本編は創始暦9999年に展開されている。
プレイアブルキャラクター
フェイ : ウォン・フェイフォン (Fei : Wong Fei Fong)
緑川光年齢:18歳(創始暦9981年誕)身長:177cm 体重:67kg B/W:97.5cm / 72.5cm搭乗ギア : ヴェルトール → ヴェルトール2 → ゼノギアス本作の主人公。辺境の村ラハンで暮らす青年。本来はラハン出身ではなく、3年前重傷を負い倒れていたところをある男(ワイズマン)に救われ、近くのラハン村に預けられた。過去の記憶は全くなかったものの、それ以来村で平穏な生活を送っていたが、村が何者かの襲撃に会い、突如飛来したギア「ヴェルトール」に吸い寄せられるように搭乗、そして暴走させてしまう。それが原因で村を壊滅させてしまい、追われるようにして旅に出る。当初は序盤の事件から神経質で自虐性の強い性格になってしまうが、エリィと出会い、そして仲間と旅をしていく事で徐々に強く成長する。最終局面では父親との約束により、どんな困難を前にしても絶対に諦めない強さを手に入れた。また自分が何者なのかという探究心も持っている。拳法を使い戦う。師はグラーフであり、イドの下位人格であるため戦い方は非常に似通っている。また、絵を描く以外に機械にも強く、バイクを難なく乗りこなしたり、古代の機械をいともあっさり操作したりもする。その正体は、一万年前、デウスの暴走によってこの惑星に墜落した移民船の生き残り「アベル」の記憶と力を継承した「接触者」。アベルは母の姿を求めて船内にてゾハル(に宿る波動存在)と接触したことにより「接触者」となり、母の偶像として「エレハイム(エリィ)」が生成された。以後は様々な時代において「接触者」と「エレハイム」はめぐり合い、悲劇によって引き裂かれていくこととなる。フェイが時折見る光景は、自分の前世の記憶に当たる。ラカンやソフィアなどはフェイの視点から見ているため、容姿は自分やエリィが映し出されたものとなっている。実は「接触者」としての使命を帯びた影響によって解離性同一性障害による三つの人格を生み出してしまっていた。終盤でその3人が和解して人格統合するまでは、3年前に父カーンによって作られた代替人格である「ラハンで暮らし始めて以降のフェイ」の人格が主人格として表出している(プレイヤーが操作できるのはこの人格および、統合後の時のみ)。この人格は第二人格イドの下位存在である模擬人格であり、カーンに記憶を封印され初期化されたことで今の「フェイ」が築かれた。他の二人はストーリー中にてフェイの危機(憎しみにかられた時、無力感に捉われた時)に度々発現する「イド」。もう一人は心の内に籠もり優しかった頃(ミァンが入り込む前)の母との思い出を延々と眺め続ける子供のフェイである。この子供のフェイ=「臆病者」(イドによる命名)が基本人格であり、第二の人格であり保護人格でもあるイドは全ての嫌な事を擦り付けられたとして彼を激しく嫌っている。終盤直前には無力感に捉われた青年のフェイ(先述の通り、臆病者とイドの代替として作られた三番目の人格であり、「第三の人格」とも呼称できる存在)が作り出した、何も感じず何も考えない自分の殻に閉じこもった第四の人格「四人目」も登場する。イドと臆病者は記憶の一部を共有しており、かつ青年のフェイの記憶も持っているが、青年のフェイはイドと臆病者の記憶を持たない。彼の記憶喪失とはこういう理由から来るものであった。青年のフェイをベースとした人格統合後は臆病者やイドが持っていた前世までの記憶をも内包する事となった。終盤ではグラーフが駆る「O.R.ヴェルトール」に敗北し、エリィを連れ去られてしまい、「あんな化け物みたいな機体に乗った奴に勝てるわけがなかった」と自責の念に駆られてしまう。しかしそこへ現れたワイズマンによって「なぜ敗れたのか」を諭される。グラーフの強さの根源は経験でも技術でも機体でもなく、世界に対する深い怒り――「想い」であると。フェイは「イドの力」に頼りきり、慢心し、その結果敗れたのだとワイズマンは語った。エリィはフェイたちを救うために恐怖を克服し、罠と知りつつも救いに現れた。その「想い」にどう答えるのかと言い残し、ワイズマンは立ち去っていった。その後、メルカバー内にてラムサスを倒し、ミァンが駆るオピオモルプスも倒す。だがエリィは死したミァンと一つになり別の存在と化し、カレルレンと共にデウスに内包され去って行った。それを追ったフェイだが次々と押し寄せる事実と目を背けたくなる真実から逃げ出し、自らの殻の内に引き篭もり意識不明の状態となってしまう(「四人目」の発現)。その後、イドによって肉体の支配権を奪われゾハルの力を求め「原初の地」へと向かう。ゾハルの力を受けたイドによって消滅させられるだけの運命しかなく、次第にイドの精神に心を奪われていき全てを諦めようとしてしまうが、仲間たちに声によって正気に返り、消滅の運命に抗う。そこへ基本人格である「臆病者」に引き寄せられ、更にはイドまで現れ三つの人格がひとつの場所に集まった。そこでイドと臆病者の争いを仲裁し、イドには見せなかったものを見せるように説得。母まで殺したイドに母の優しさを見せ、「つらいことばかりじゃない」と諭し改心させた。それはこれまでの冒険と仲間たちによって成長したフェイだからこそなせるものであった。後述のように自らの人格を統合し、接触者としての力を完全解放。ヴェルトール2の完全体「ゼノギアス」へと昇華させ、正体を現したグラーフを一騎討ちの末に撃破した。グラーフを敵ではなく「父さん」と呼び、和解。直後、ゾハルの呼びかけによって吸収されそうになるが、父が身代わりになることで存命。彼との約束によってエリィを必ず助け出すことを誓う。なお、人格が一つになる前は父親を「親父」と呼んでおり、統合後は「父さん」と呼ぶなど変化が見られる。またイドが持っていた前世の記憶を手にしたことでギアに対する造詣も深くなった模様。人格統合によってついに自分の正体と使命を知り、自分が唯一「デウス」を倒し、エリィを助け出せる存在であることを知る。当初は忌まわしく思っていた機体を「相棒」と呼び、父との約束を果たすため、最愛の女性を取り戻すべく最後の戦いに赴く。デウスを倒し、その内にいるカレルレンと対峙。真のラストボス「ウロボロス」を破り、最期はカレルレンの助力によってデウス内部から脱出。ゼノギアスに乗ってエリィと二人で仲間たちの元へ向かうところでこの物語は終わる。ゲーム中でステータス表示によって見ることができる彼の体重は76kgだが、ゲームの取扱説明書、および公式設定資料集では67kgと表記されている。名前の由来は19世紀の中国に実在した格闘家にして医者でもあった黄飛鴻(ウォン・フェイフォン) から。
エリィ : エレハイム・ヴァン・ホーテン (Elley : Elehayym Van Houten)
声:冬馬由美年齢:18歳(創始暦9981年誕)身長:164cm 体重:46kg B/W/H:86cm / 57cm / 84cm搭乗ギア : ヴィエルジェ → ソフィア専用ギア・バーラー(E・レグルス)アニマの器「ディナ」本作のヒロイン。村を出奔直後のフェイと出逢うゲブラーの将校で階級は少尉。一人称は「私」(まれに「あたし」)。高いエーテル能力を持ち、限られた人間しか使用できないエアッドを扱えるほどであるが、ユーゲント(士官学校)時代にドライブ(能力を一時的に高める昂揚剤)を投与された際、エーテルを暴走させて重傷者を出したことがトラウマになっており、エレメンツ就任の話も来ていたが辞退している。父エーリッヒと母メディーナの実子だが、家に地上人の乳母が居たこととソラリス人らしからぬ肌の色のため、母からの出生に疑問を抱いている。フェイ同様、常に自分の居場所を求めている。そのため、最初は自虐的な一面が多かったが、フェイと出逢ったことで母性に目覚め、いつしか「聖母の再来」といわれるようになっていく。同時にフェイと愛し合うようになる。名前を英字にすると「Elehayym」と綴り、逆から綴ると「Myyahele(ミァンイル)」となる。これはミァンが主体エレハイムに対しての補体として存在しているためである。また「ele」はヘブライ語で「神」という意味で、語意として「打ち倒すもの」「ここにある」などの意味を持つ。体験版では、フェイがシタンの家へ向かうところを突然バルトと共に現れ、フェイから「おいおい、お前らの出番はまだ先だろう」とツッコミを受け、そのままシタンの家まで同行する。色々なものを抱え込む本編に比べてこの時は明るく振舞っていた。登場した際にはバルトから「オレたちラブラブカップル」と冗談で自己紹介され、エリィは本気で怒っていた。
シタン : シタン・ウヅキ/ヒュウガ・リクドウ (Shitan : Shitan Uzuki/Hyuga Rikudou)
声:田中秀幸年齢:29歳(創始暦9970年誕)身長:182cm 体重:68kg B/W:95cm / 75cm 搭乗ギア : ヘイムダル → E・フェンリルアニマの器「アシェル」本名はヒュウガ・リクドウ。3年前、フェイがラハン村に来た前後に妻のユイ、無口な娘ミドリと共にラハン村近くの山頂に家をかまえた医者で、万物に精通し、武芸にも秀で、皆から先生と呼ばれる男。機械いじりが趣味。表向きは温厚な性格だが、時として厳しく非情な面も見せる。


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