ミネソタ州セントルイス郡
ダルース市にあるセントルイス郡庁舎
郡のミネソタ州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立1855年2月20日
郡名の由来セントルイス川
郡庁所在地ダルース
最大の都市ダルース
面積
- 総面積
- 陸
- 水
17,767 km2 (6,859.91 mi2)
16,123 km2 (6,225.16 mi2)
1,644 km2 (634.75 mi2), 9.25%
推計人口
- (2010年)
- 密度
200,226人
12.44人/km2 (32.21人/mi2)
標準時
セントルイス郡(英: St. Louis County)は、アメリカ合衆国ミネソタ州の北東部に位置する郡である。総面積では州内第1位であり、陸地面積ではミシシッピ川の東で第2位の郡である(陸地面積ではメイン州アルーストック郡が大きい[1])。2010年国勢調査での人口は200,226人であり、2000年の200,528人から0.2%減少した[2]。郡庁所在地はダルース市(人口86,265人[3])であり、同郡で人口最大の都市でもある。主要産業はパルプ材製造と観光業である。アイアン・レンジでは高品質鉄鉱石の露天掘りが重要な経済要素であり続けている。ボイスフォートとフォンデュラクのインディアン居留地の一部が郡域に入っている。 セントルイス郡は1855年2月20日に「ドティ郡」として設立され、1855年3月3日には「ニュートン郡」と改名された。当初の郡域はセントルイス川の東と南の領域であり、バーミリオン川 の東、セントルイス川の北はスペリオル郡(廃郡)の一部だった。スペリオル郡がセントルイス郡と改名された。1856年3月1日、セントルイス郡がレイク郡となり、ニュートン郡がセントルイス郡と改名され、東部地域も郡域に入った。西側は当時カールトン郡の大半も含んでいたイタスカ郡の一部を編入することで大きくなった。1857年5月23日、カールトン郡がセントルイス郡とパイン郡の一部を合わせて設立されたことで、セントルイス郡は現在ある領域になった。 アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は6,859.91平方マイル (17,767.1 km2)であり、このうち陸地6,225.16平方マイル (16,123.1 km2)、水域は634.75平方マイル (1,644.0 km2)で水域率は9.25%である[4]。総面積では州内第1位かつミシシッピ川の東で第1位であり、陸地面積ではミシシッピ川の東で第2位である セントルイス郡はその自然美で知られている。1975年に制定されたボエジャーズ国立公園が郡北西隅にあり、レイニー湖の南岸、カナダのオンタリオ州に接しており、カヌー、カヤックなどの船遊びや釣り人に人気がある。1909年に制定されたスペリオル国立の森や、1978年に制定されたその中にカナダ=アメリカ合衆国国境を含むバウンダリーウォーター・カヌーエリア原生地も郡内にある。
目次
1 歴史
2 地理
2.1 主要高規格道路
2.2 隣接する郡など
2.3 国立保護地域
3 人口動態
3.1 収入
4 郡政府
5 政治
5.1 大統領選挙
6 都市と郡区
6.1 郡区
7 脚注
8 外部リンク
歴史
地理