セントライト記念
[Wikipedia|▼Menu]

朝日杯セントライト記念
(菊花賞トライアル)
2018年セントライト記念
開催国 日本
主催者日本中央競馬会
競馬場中山競馬場
創設1947年10月12日
2024年の情報
距離芝2200m
格付けGII
賞金1着賞金5400万円

出走条件サラ系3歳(国際)(指定)
負担重量馬齢(牡・せん57kg、牝馬55kg)
出典[1][2]
テンプレートを表示

セントライト記念(セントライトきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走GII)である。1995年から菊花賞トライアルに指定[3]されており、競馬番組表での名称は「朝日杯セントライト記念(菊花賞トライアル)」と表記される[1]

競走名のセントライト(父ダイオライト、母フリッパンシー)は1941年に横浜農林省賞典四歳呼馬(現・皐月賞)、東京優駿、京都農林省賞典四歳呼馬(現・菊花賞)を制し、日本競馬史上初の三冠馬となった[3]。種牡馬となってからもオーライト(第15回平和賞優勝)やオーエンス(第21回天皇賞優勝)などの活躍馬を輩出し、1984年にはその功績を称えて顕彰馬に選出された[3]

2014年より寄贈賞を提供する朝日新聞社は、東京など全国4ヶ所に本社を置く新聞社[4]

正賞は朝日新聞社賞[1](朝日新聞社は菊花賞でも正賞の一つに名を連ねている)。
概要セントライト(1938-1965)

日本競馬史上初の三冠馬であるセントライトを記念して1947年に創設された、4歳(現3歳)馬限定の重賞競走[3]。創設時は東京競馬場の芝2400mで別定戦として行われていたが、施行距離や施行場は幾度かの変遷を経て、1980年から中山競馬場・芝2200m(外回り)で定着[3]。1955年までは牡馬限定戦で行われていた[3]

朝日新聞の寄贈賞は、2013年まで中山競馬場で行われていたGI朝日杯フューチュリティステークス阪神競馬場へ移設されるのに際して、関東地区に「朝日杯」の名が付く重賞を残すため、同年まで同じ時期に阪神競馬場で施行されていたGIII朝日チャレンジカップ(現・チャレンジカップ)からの振り替えで付けられるようになった。それ以前の2011年までは関東地方で競馬中継(『競馬実況中継』)を実施しているアール・エフ・ラジオ日本(旧・ラジオ関東)の寄贈賞があり「ラジオ日本賞セントライト記念」と呼ばれていた[3]。詳細は「ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継#社杯」および「チャレンジカップ (中央競馬)#概要」を参照

1991年から当レース3着までの馬に菊花賞の優先出走権が付与される「菊花賞指定オープン重賞」(1995年以後はすべての指定オープンがトライアル競走に正式認定)となった[4]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:88 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef