センゴク天正記
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、宮下英樹の漫画作品について説明しています。

山科けいすけの漫画作品については「SENGOKU」をご覧ください。

漫画『ONE PIECE』の登場人物については「海軍 (ONE PIECE)#センゴク」をご覧ください。

センゴク
ジャンル歴史漫画
漫画:センゴク
作者宮下英樹
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKCスペシャル
発表号2004年21号 - 2007年45号
発表期間2004年4月19日 - 2007年10月6日
巻数全15巻
話数全149話
漫画:センゴク天正記
作者宮下英樹
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKCスペシャル
発表号2008年3号 - 2012年26号
発表期間2007年12月17日 - 2012年5月28日
巻数全15巻
話数全149話
漫画:センゴク一統記
作者宮下英樹
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKCスペシャル
発表号2012年31号 - 2015年45号
発表期間2012年7月2日 - 2015年10月5日
巻数全15巻
話数全134話
漫画:センゴク権兵衛
作者宮下英樹
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKCスペシャル
発表号2015年50号 - 2022年13号
発表期間2015年11月9日 - 2022年2月28日
巻数全27巻
話数全243話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『センゴク』は、宮下英樹による漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)に2004年から掲載され、第2部を『センゴク 天正記』、第3部を『センゴク 一統記』として連載[1]。2015年50号から第4部にして最終章『センゴク権兵衛』が連載され、2022年13号をもって完結した[1][2]。2007年2月より番外編として『センゴク外伝 桶狭間戦記』(全5巻)が連載された。2021年12月時点でシリーズ累計発行部数は1059万部を突破している[3]
あらすじ

時は戦国時代稲葉山城の戦いで美濃・斎藤家臣だった仙石権兵衛秀久は織田信長に捕らえられ、その部下として織田家中に迎え入れられる。

合戦に明け暮れる過酷な日々の中で権兵衛は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ら戦国時代の英傑たちの下で失敗と挽回を繰り返しながら成長してゆく。
第1部「センゴク」
美濃・斎藤家臣仙石権兵衛秀久(十五)は美濃を征服した尾張国主・織田弾正忠信長に見出され、その家臣・木下藤吉郎秀吉の寄騎となる。怒涛の勢いで勢力を広げる織田家に危機感を抱いた諸大名の信長包囲網の中、権兵衛は数々の死闘を潜り抜ける。1567年稲葉山城の戦いから金ヶ崎の退き口姉川の戦い比叡山焼き討ち三方ヶ原の戦い一乗谷城の戦いを経て、1573年小谷城の戦いによる浅井家の滅亡までが描かれる。全15巻。
第2部「センゴク 天正記」
小谷城攻略の功績により大名に取り立てられた秀吉と共に権兵衛(二十二)も一千石の領地を預かる領主となり、家臣団を組織する立場となった。一指揮官としての成長を迫られながら、未だ続く信長包囲網を戦い抜く。1574年長島一向一揆から長篠の戦い雑賀攻め手取川の戦い中国攻め甲州征伐による武田家滅亡までが描かれる。全15巻。
第3部「センゴク 一統記」
1582年中国遠征を続ける秀吉の備中攻めより物語は始まる。天下統一を目前とした織田家は本能寺の変により衰退の一途を辿ることになる。一つの時代が終わりを迎え、新たなる時代の始まりを迎える。高松城水攻め、本能寺の変中国大返し山崎の戦い清洲会議引田の戦い賤ヶ岳の戦い小牧・長久手の戦いまでを描く。全15巻。
第4部「センゴク権兵衛」
1584年の九州から物語は始まる。沖田畷の戦いにより龍造寺の衰退が始まり、島津家は九州統一まであと一歩と迫っていた。一方、淡路国の大名となった権兵衛(三十四)は長宗我部の抑えとして役割を果たしていたが、戦国史上最大の失敗は目前に迫っていた。沖田畷の戦い、紀州征伐、四国征伐戸次川の戦い小田原征伐文禄の役(名護屋在陣組)、豊臣秀吉の死、上田合戦、時は流れて1614年の権兵衛の死で物語は完結した。全27巻。
概要

戸次川の戦いでの大敗などから余り好意的な評価を受けてこなかった美濃出身の武将仙石秀久を戦国史上最も失敗し挽回した男として、主人公に据えて戦国時代を描く異色の作品である。タイトルは戦国時代と主人公の姓「仙石」を引っかけたもの。

仙石同様に山崎新平鳥居景近野々村正成、堀才介といったマイナーな武将が、展開の鍵を握る人物として描かれている点も本作の大きな特徴である。その上で丹念な歴史研究に基づいて戦国時代の通説・俗説を覆す仮説を「だがこの通説には疑問が残る」というフレーズと共に提示するのも本作の特徴である。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:325 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef