セロビオース
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セロビオース

識別情報
CAS登録番号16462-44-5
PubChem294
KEGGC00185
特性
化学式C12H22O11
モル質量342.30
への溶解度12 g/100mL
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

セロビオース(D-Cellobiose)は、グルコース2分子がβ1、4結合でつながった二糖で、化学式はC12H22O11。セルロースセルラーゼで分解すると生じる。CAS登録番号は528-50-7。

に溶けにくい結晶性粉末で、わずかに甘みを呈する。オリゴ糖の一種であり、整腸作用を有する。

従来の、セルロースを分解する方法ではコストがかさんでいたが、最近[いつ?]ではスクロースから合成する方法が開発されている ⇒[1]
アミロースの合成

2005年3月17日江崎グリコはセロビオースに5種類の酵素を作用させることによりアミロースを生産することに成功したと発表した ⇒[2]

セロビオース及び酵素の量産化技術がまだ確立しておらず、アミロースの生産効率も35%とまだ低いなど課題は多い ⇒[3]が、実用化できれば将来の食料危機解消の切り札となる可能性がある。










炭水化物
一般構造

アルドース

ケトース

ピラノース

フラノース

立体構造
エピマー

アノマー

変旋光

単糖

トリオース

ケトトリオース(ジヒドロキシアセトン

アルドトリオース(グリセルアルデヒド

テトロース
ケトテトロース(エリトルロース

アルドテトロース(エリトロース - トレオース

ペントース

ケトペントース

リブロース

キシルロース

アルドペントース
リボース

アラビノース

キシロース

リキソース

デオキシ糖デオキシリボース

ヘキソース

ケトヘキソース

プシコース(アルロース)

フルクトース

ソルボース

タガトース

アルドヘキソース
アロース

アルトロース

グルコース

マンノース

グロース

イドース

ガラクトース

タロース

デオキシ糖
フコース

フクロース

ラムノース


ヘプトース
セドヘプツロース


マルチプル

二糖

スクロース

ラクトース

マルトース

トレハロース

ツラノース

セロビオース

三糖
ラフィノース

メレジトース

マルトトリオース

四糖
アカルボース

スタキオース

その他のオリゴ糖
フラクトオリゴ糖 (FOS)

ガラクトオリゴ糖 (GOS)

マンナンオリゴ糖 (MOS)

多糖

グルコース由来

グリコーゲン

デンプンアミロース - アミロペクチン

セルロース

デキストリン

グルカンβ1,3-グルカン

フルクトース由来
フルクタンイヌリン - レバンβ2→6

N-アセチルグルコサミン由来
キチン




主要な生体物質
炭水化物アルコール糖タンパク質配糖体脂質エイコサノイド脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体リン脂質スフィンゴ脂質ステロイド核酸核酸塩基ヌクレオチド代謝中間体タンパク質タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体テトラピロールヘムの代謝中間体



更新日時:2018年11月21日(水)00:46
取得日時:2019/10/21 06:14


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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