セレッソ大阪ヤンマーレディース
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セレッソ大阪ヤンマーレディース
原語表記セレッソ大阪ヤンマーレディース
呼称セレッソ大阪ヤンマーレディース
クラブカラー.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{}  セレッソピンク、  セレッソブルー
[1]
創設年2010年
所属リーグ日本女子プロサッカーリーグ
ホームタウン大阪府大阪市堺市[1]
ホームスタジアムヨドコウ桜スタジアム
J-GREEN堺S1フィールド
運営法人株式会社セレッソ大阪[1]
代表者 森島寛晃[1]
監督 鳥居塚伸人
公式サイト公式サイト
今シーズン
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

セレッソ大阪ヤンマーレディース(セレッソおおさかヤンマーレディース、Cerezo Osaka YANMAR Ladies)は、大阪府大阪市および堺市を本拠地とし、滋賀県など他府県も活動範囲とする日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)に所属するサッカークラブである。
概要

日本プロサッカーリーグに加盟するセレッソ大阪の運営会社・株式会社セレッソ大阪の関連団体である一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブの管轄であったが、WEリーグ参入に伴い株式会社セレッソ大阪へ運営が事業移管された[2]

下部組織としてセレッソ大阪ヤンマーガールズU-18、セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15を持つ。また、「クラブ申請制度」を活用し、大阪学芸高校女子サッカー部をセレッソ大阪の育成組織として登録している。これにより、同校サッカー部に所属する選手が下部組織選手として、公式戦に出場可能となった[3]
平均年齢

基本的に他クラブからの補強はせず、自前の選手を育てて強化する“究極の育成型”を掲げて活動を続けており、所属選手のほぼ全員がアカデミーからの生え抜き選手である[4][5][注釈 1]

こうした独特なチームのためリーグ全体の中でも平均年齢が若く、2020年は19.6歳、2021年と2022年は17.7歳であった(下部組織選手を含めたシーズン終了時点の数値)。2016年3月に1期生が高校卒業を迎えるまでは全選手が高校生以下だった。
歴史
創生期・誕生・関西女子サッカーリーグ

セレッソ大阪は女子サッカー部門の強化を図る為に、2005年6月にスクールの女子クラスを創設。2007年からは大阪府サッカー協会が主催する「女子サッカークリニック」と連携し、C大阪主催試合の前後に長居陸上競技場などでスクーリングを開催していた[6]

2010年4月に「セレッソ大阪レディースU-15」を創立[7]。関西を拠点とするJリーグクラブで唯一の女子チームが誕生した[8]。セレクションで選ばれた中学1年生16人が1期生となって始まった[6][9]。大人ではなく中学生でチームを新たに作った理由について、当時の一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ代表理事であった宮本功は、大阪府内の中学校に女子サッカー部は皆無で、中学年代の女子がサッカーを続けるための受け皿が不足している現状から、「女子サッカーの市場ができていないまま、大人のチームを作っても、お金がなくなったらそこで終わってしまう、まずは選手を育てていく土壌、仕組みを作る」「(現時点で)事業としては直結しないですが、そこにつながるようにきっかけを作っていきます。女子選手は確実にいます。これだけの大都市ですから可能性は十分にある。女子サッカーが根付いていないだけなんです。」「裾野を広げ、市場を拡大しないと強さは永続的には続かないし、結局しぼんでしまう。一見すごく遠回りに見えるかもしれないけれど、実は一番の近道」と説明した[10][6]

2011年関西女子サッカーリーグ2部から1部に昇格。

2012年4月、「セレッソ大阪レディース」に改称。8月日本女子サッカーリーグに新規参入加盟を申請[11]11月に開催された「チャレンジリーグ入れ替え戦予選大会」でノルディーア北海道に勝利し、2013年からのチャレンジリーグ参入が決定した[12][13]。この試合のセレッソの選手は、全員が中学生であり、90分間の試合はこれが初めてだった[14]
チャレンジリーグ・チャレンジWEST

2013年1月、「セレッソ大阪堺レディース」に改称し、J-GREEN堺S1メインフィールド堺市堺区)および南津守さくら公園スポーツ広場(大阪市西成区)をホームスタジアムにすることが発表された[15]。4月7日、チャレンジリーグ初戦を迎えた。前半11分、宝田沙織が先制ゴールを上げたが、時間が経つにつれてボールを支配され、結果は2-8。25本ものシュートを浴びての大敗に終わった。この試合のスターティングメンバーの平均年齢は14.3歳で相手とは10歳の差があった[16]。その後は体格やフィジカルの差が大きく、ジャンプしても競り合いにならず、セットプレーになると失点を覚悟しなければならない試合が続いた[17]。また、7月6日第14節には雷雨に見舞われた試合でほぼ同世代の常盤木学園高校に0-7で敗戦 、7月27日第15節にはノジマステラ神奈川に3-9、8月3日第16節にはASエルフェン狭山FCに0-9と3試合連続して大量失点による敗戦を喫するなど力の差は歴然だった[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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