セレウコス(希:Σ?λευκο?、ラテン文字転記:Seleukos、在位:紀元前433年-紀元前393年)はスパルトコス朝
のボスポロス王である。セレウコスは紀元前433年に先代の王スパルタコス1世の後を継ぎ、王になった[1]。セレウコスの治世の詳細については不明であるが、紀元前393年にセレウコスは死に、レウコン1世が後を次いで王になった。ディオドロスは「同じ年〔紀元前393年〕にスパルタコスの子でボスポロスの王サテュロスが40年君臨した後に死に、彼の息子のレウコンが40年間支配権を継承した」[2]と述べていることからセレウコスはサテュロス1世と共同統治をしていた可能性がある。
註^ ディオドロス, XII. 36
^ ディオドロス, XIV. 93
参考URL
⇒ディオドロスの『歴史叢書』の英訳
先代
スパルタコス1世ボスポロス王
紀元前433年-紀元前393年次代
レウコン1世