セルジオ・マルキオンネ
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セルジオ・マルキオンネ
Sergio Marchionne

生誕 (1952-06-17) 1952年6月17日
イタリアキエーティ
死没 (2018-07-25) 2018年7月25日(66歳没)
スイスチューリッヒ
住居 アメリカ合衆国
ミシガン州コマース郡区
国籍 カナダ イタリア
民族イタリア系カナダ人
出身校トロント大学
ウィンザー大学
ヨーク大学
トレント大学
職業実業家
肩書きFCA CEO
フェラーリ 会長CEO
エクソール 副社長
SGS SA 会長
欧州自動車工業会 会長
ピーターソン研究所 共同会長
取締役会エクソール
CNHインダストリアル
ジャンニ・アニェッリ財団
SGS SA
UBS Group AG
欧州自動車工業会
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セルジオ・マルキオンネ(Sergio Marchionne, 1952年6月17日 - 2018年7月25日)は、イタリアカナダ人の実業家。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)・フェラーリ最高経営責任者(CEO)。姓は日本のメディアでマルキオーネとも表記される。

2000年代にルカ・ディ・モンテゼーモロと共にフィアットの経営を立て直したことで広く認知されている。
経歴

アブルッツォ州キエーティで生まれる。幼少期にカナダに移住したため、イタリアとカナダの二重国籍を保有する。

トロント大学卒業後に経営学修士および法律学士を取得するためにウインザー大学とヨーク大学オズグッド・ホール・ロースクールで学び、1983年デロイト&トウシュ公認会計士税理士としてキャリアをスタートさせた。その後、数社を渡り歩き、2006年までの間にスイスバーゼルの化学・バイオ企業ロンザグループの社長兼CEO、同社会長、ジュネーヴの検査・審査登録機関SGSの社長兼CEO、同社会長などを歴任する。

フィアットには2003年5月に取締役として入社し、2004年6月に現職に就任した。2006年1月には欧州自動車工業会(ACEA)会長に選出されている。この他、SGS SAおよびUBSの取締役も務めている。

2009年6月10日、経営破たんしたクライスラーの再建手続き終了に伴い、同社のCEOに就任した[1]

2014年9月にはフェラーリ会長に就任[2]。モンテゼーモロの突然の退任は、フェラーリの脱イタリアを目指すマルキオンネとの対立があったと言われている[3]

マルキオンネは2017年1月デトロイトモーターショー2019年序盤に引退する意向を示唆していた[4]。しかし2018年7月21日、マルキオンネの健康状態が急速に悪化し職務に復帰することが不可能となったため、FCAとフェラーリはそれぞれ声明を発出、マルキオンネのCEO退任を発表した[5][6]。FCAについてはジープブランドを担当していたマイク・マンリー(英語版)がCEOに就任することも併せて発表された。一方、フェラーリはFCAの会長を務めるジョン・エルカーンが会長に[7]、元フィリップモリス会長のルイス・カミッレーリ(英語版)がCEOに就任した[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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