セブ・パシフィック航空
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セブパシフィック航空
Cebu Pacific Air

IATA
5JICAO
CEBコールサイン
CIGOGNE

設立1988年
運航開始1996年
ハブ空港ニノイ・アキノ国際空港
マクタン・セブ国際空港
焦点空港ダバオ国際空港
クラーク国際空港
航空連合バリューアライアンス
親会社Cebu Air Inc.
JG Summit Holdings, Inc.
子会社Cebgo (100%)
保有機材数52機
就航地62都市
本拠地フィリピンメトロ・マニラ パサイ市
外部リンク ⇒http://www.cebupacificair.com/web-jp/
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セブパシフィック航空 (セブパシフィックこうくう、: Cebu Pacific Air) は、フィリピンセブ島マニラ拠点とする格安航空会社である。
概要

セブ航空はジョン・ゴコンウェイ(John Gokongwei)率いるJGサミット・ホールディングスが所有し、フィリピン政府の規制緩和を受けて国内線市場に参入した会社である。2011年現在、フィリピンにおいてフィリピン航空を抜く最大の航空会社で、Gokongwei家によって経営される「JGサミットホールディングス」の子会社である。Gokongwei家はフィリピンに拠点を置く中国系フィリピン人の富豪である。

セブパシフィック航空を運営しているセブ航空株式会社(Cebu Air, Inc.)は1988年8月26日に設立され、1991年にセブ航空に運航を認める法案が議会で承認された。1996年3月8日に第一便が運航された。1998年2月の事故(後述)の後、しばらく政府の指示により運航を休止したが、翌月には運航を再開させた。

当初はメトロ・マニラメトロ・セブダバオの間を結び、一日の便数は24だったが、2001年末にはフィリピン国内の18か所に一日80便を運航させる企業へと成長した。2000年代には国際線参入の認可を得て東南アジアや北東アジアに就航した。最初の国際線は2001年11月22日に就航した香港便であった。

その後の拡大により、フィリピン国内線のほか、インドネシアマレーシアシンガポールなど東南アジア諸国のみならず、台湾韓国など北東アジアの主要都市を中心に50都市に乗り入れている。2008年11月20日には大阪の関西国際空港に乗り入れ、日本に初就航した。

2014年からは名古屋中部国際空港へも乗り入れ、セブパシフィック航空は、日本三大都市圏全てに直行路線を持つ事となった。

一方、EUからは、フィリピンの航空当局の「安全確認の体制に問題がある」として、他の全てのフィリピンの航空会社とともに2010年3月30日からのEU域内への乗り入れ禁止措置が加えられており、2014年4月頃まで同社は航路開設の目処が立っていなかった[1]。しかし、4月9日付でアメリカ連邦航空局は国際民間航空機関(ICAO)の安全基準を満たすという理由により、フィリピンの安全基準をカテゴリー2からカテゴリー1に引き上げた他[2]、EUは4月10日付で航空会社安全リストを更新し、フィリピン航空に続いてセブパシフィック航空もEU域内へ乗り入れ禁止リストから解除された[3]

2014年1月8日に、シンガポールの「タイガーエア」と戦略的提携を実施すると発表。両社の路線網について、インターライン提携によって、相互に予約・販売、乗継が可能となり、ネットワークを拡大することで、利便性が高まることとなった。またタイガーエアが、フィリピンの「タイガーエア・フィリピン」の株式40%を当社に譲渡し、タイガーエア・フィリピンを100%子会社化した。なお、タイガーエア・フィリピンは引き続き「タイガー・エア」ブランドを使用し当面は運航を継続していたが、2015年にCebgoへとブランド名を変更した[4]

2015年8月15日、マニラのニノイ・アキノ国際空港で利用するターミナルの変更が予定されている[5]エアバスA320neo

2016年3月1日、同社20周年を記念し、客室乗務員の新しい制服を発表。新しい制服は2016年3月27日の2016年夏スケジュールにあわせて着用。エアバスA321neo (新塗装)エアバスA330-300(新塗装)
保有機材エアバス A320エアバス A330ATR 72


セブパシフィック航空 機材(2023年11月現在)[6][7]航空機保有数発注数座席数[8]備考
エアバスA320-20020-180
エアバスA320neo18-188
エアバスA321-2007-230
エアバスA321neo1319236
エアバスA321XLR-10240[9]
エアバスA330-3001-436
エアバスA330-900610459
ATR 72-60015-72/78セブゴーによる運航
貨物機材
ATR 72-500F2-貨物セブゴーによる運航
計8239

サービス

同社は典型的な格安航空会社のポリシーを発表していて、機材や整備、予約システムなどのハード面にお金はかけて、無料の飲食、無料預入手荷物、紙チケット、マイレージプログラムなどは実施しないでその分、航空券価格「LiteFARE」として反映させるとしている。[10].mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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