セブンスドラゴン2020
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セブンスドラゴン2020ジャンルロールプレイングゲーム
対応機種PlayStation Portable
開発元イメージエポック
発売元セガ
プロデューサー小玉理恵子
ディレクター新納一哉
シナリオ森橋ビンゴ[1]
音楽古代祐三
美術三輪士郎(キャラクターデザイン)
シリーズセブンスドラゴンシリーズ
人数1人
メディアUMD
ダウンロード販売
発売日2011年11月23日
対象年齢CERO:B(12才以上対象)
売上本数168,627本[2]
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『セブンスドラゴン2020』(7th Dragon 2020)は、セガより2011年11月23日に発売されたPlayStation Portable用ソフト。
概要

2009年3月5日に発売されたニンテンドーDS用ソフト『セブンスドラゴン』の後継作品[3]。前作から基本設定を受け継ぎつつも世界観は一新され、現代日本に近い舞台となっている[4]。制作陣も小玉理恵子新納一哉・古代祐三らが続投する一方、キャラクターデザインには三輪士郎、メインシナリオライターに森橋ビンゴがそれぞれ新たに起用された。ビジュアル面の大きな変更点として、キャラクターグラフィックの3Dポリゴンへの変更がある。

2013年4月18日に続編となる『セブンスドラゴン2020-II』が発売。2015年10月15日に第4作『セブンスドラゴンIII code:VFD』が発売。
ストーリー

西暦2020年、地球外生命体「ドラゴン」の襲来により、地球は異界へと変貌してしまう。国土の98%がドラゴンの支配下に置かれた日本政府は、「異能力者」を集めたマモノ殲滅のための特殊機関「ムラクモ」の力を借り、東京奪還へ打って出ようとしていた。
登場人物
ムラクモ機関
ムラクモ13班

プレイヤーが作成したキャラクター達で構成される戦闘班。物語はこの13班の面々を中心に展開する。
主人公
プレイヤーキャラ。名前、性別、外見、職業、声はプレイヤーが設定する。説明書のプロローグでは「青年」と表記されていた。Sランクの異能力者であり、第74回ムラクモ選抜試験の候補者に抜擢される。しかし試験の最中にドラゴンの襲来に遭い、候補者の殆どが死亡し、自身も重傷を負う。回復後はムラクモ13班に所属し、ドラゴンとの戦いに身を投じる事となる。本作ではストーリー全体を通した主人公は存在せず、パーティーのリーダーに設定しているキャラがその都度主人公的立場として物語の中心に立つ事になる。
総長と補佐官
日暈棗(ひかさ なつめ)
声 -
水樹奈々ムラクモ機関総長で、代々ムラクモの長を務める家系に生まれている。33歳。以前より特殊機関「ムラクモ機関」のリーダーとしてマモノ殲滅の指揮を執っていた。ドラゴン襲来後は犬塚総理より全権を任せられ、日本の実質的な指導者になる。見た目は穏やかだが、作戦遂行のためにはどんな犠牲も厭わない冷血な一面も持つ。あらゆる能力がオールAという優秀な人物だが、天才(Sランク)には及ばないことに密かにコンプレックスを抱いており、人為的にSランクの人物を生み出す研究に手を染め、実験体として集めた孤児のタケハヤ達に人体改造を施していた。果てはエメルから提供されていたドラゴンクロニクルを悪用することで人竜ミヅチとなり、ドラゴン側に加担するという凶行に走らせることとなる。日暈家は1000年以上、『力ある者』を束ねてきており、ナツメは物語開始の十数年前、ヨーロッパに留学、詳細不明の組織と関わりを持ち、ドラゴンの研究に没頭し続けた。その過程で『力ある者』は所詮は『人』の『力』を持っている者達でしかないという考えに至り、上記のコンプレックスも相まって、『神』の『力』(つまり、ドラゴンの力)を欲するようになった。彼女の裏切りはキリノに衝撃を与え、続編である『セブンスドラゴン2020-U』でムラクモに対して不信感を持つ議員を生み出し、犬塚総理が彼らから「イヌヅカ派」の頭として批判され、ムラクモ(ひいては13班)を政治利用しているなどのあらぬ噂の風上に立たされる原因となった。
人竜ミヅチ
ナツメが主人公らが集めた帝竜のサンプルを用いて竜化した姿。単身でアメリカ合衆国の軍隊を壊滅させる程の戦闘力と、休眠中の帝竜を目覚めさせる力を持つ。都庁に避難していた人々の多くを失踪させた後、東京タワーにて彼らを(キリノ以外全員)惨殺。主人公らと敵対する。トウキョウタワーにて主人公らに見切りをつけて戦いを挑むも敗北。最後は自分が本当は何をしたかったのかが分からないまま、キリノの名前を呼びつつ消滅した。
桐野礼文(きりの あやふみ)
声 - 石田彰ナツメを補佐する研究者。マッドサイエンティストな面も持つ。28歳。ナツメと比べるとどうにも頼りない印象が強く、発言にもあまり自信は見られない。本当は優しい性格で、タケハヤ達をこっそり研究所から逃がしている。後に東京都庁から避難民の大半が失踪した際はアオイと共に捜索し、道中竜となったナツメと再会。彼だけは殺されることなく生かされ、後にリン達に救助される。密かにナツメに対して好意を寄せていたこともあり、当初はリーダーであるナツメの裏切りに激しくショックを受けていたが、やがて彼女に代わるムラクモ機関の実質的なリーダーとなる。頼りない性格は相変わらずだが、彼なりに主人公らを激励するなどしている。
オペレーター
NAV3.6
声 -
沢城みゆき
NAV3.7
声 - 豊崎愛生ムラクモ機関のオペレーター。3.6はミロク、3.7はミイナと呼ばれており、好きな方をプレイヤー(ムラクモ13班)のオペレーターにできる。選ばなかった方はムラクモ10班(ガトウ隊)のオペレーターとなる。2人とも13歳。2人とも分析能力を向上させた結果寿命が短くなっており、数年しか生きられないらしい。
ムラクモ10班(ガトウ隊)

ガトウ率いるムラクモ戦闘班。初期配属メンバーはガトウ、ナガレ。後にナガレが戦死し、雨瀬アオイが加わる。13班と共にドラゴン討伐に尽力していたが、池袋上空にて、ガトウが戦死し、生き残っていたアオイがミヅチ(ナツメ)に東京タワーにて殺害され、メンバーが全滅し、ガトウ隊としては実質的に壊滅となった。10班自体は続編である『セブンスドラゴン2020-U』ではヒムロ隊として、復活している。
ガトウ/臥藤 玄司
選抜試験時にて主人公ら候補生の手助けをする1人。46歳。ムラクモ10班(ガトウ隊)を任せられているので、実質的なムラクモ10班班長(ガトウ隊隊長)。部下にナガレ、雨瀬アオイがいる。ヒムロ曰く過去のハイジャック事件でナガレと組んでいたらしい(2013年のハイジャック事件でナガレ、ヒムロと共にムラクモ機関に召集されたことがオペレーターから言及されている)。新宿/逆サ都庁にて、手負いのウォークライと交戦し、ナガレを失う。自身はアオイを部下として活動していたが、池袋上空にて、電磁砲台の攻撃からアオイを庇い、戦死。後に常世の丘と化した四ツ谷にて死者として一時的に蘇り、ナビを叱責してその成長を促した。
ナガレ
選抜試験時にて主人公ら候補生の手助けをする1人。妻はナガレ・ミキ。ガトウの部下。ヒムロ曰く過去のハイジャック事件でガトウと組んでいたらしい(2013年のハイジャック事件でガトウ、ヒムロと共にムラクモ機関に召集されたことがナビから言及されている)。新宿/逆サ都庁にて、ガトウと共に手負いのウォークライと交戦するが敗れ、戦死。ムラクモ10班(ガトウ隊)メンバーかつムラクモ機関所属メンバーで最初の死亡者である。
雨瀬アオイ(うのせ アオイ)
主人公たちに助けられた新米のムラクモ。22歳。実は第74回ムラクモ選抜試験の候補者であるが、迷子を案内していたこととそれにより回送電車に乗車してしまい、結果的にすっぽかした形となってしまった。後にガトウ率いるムラクモ10班(ガトウ隊)に配属された。お菓子(特にチョコバー)が大好きで、任務中にも持ち歩いている。ガトウの戦死後は、ムラクモ10班(ガトウ隊)最後の1人として活動していたが、後にキリノと共に東京都庁から失踪した人々を捜索中に東京タワーにて竜化したナツメに遭遇。キリノを庇って一人奮闘してはいたものの最後はナツメに惨殺され、その身体は他の人々と共にトウキョウタワーの養分にされてしまう(キリノは生き残った)。彼女の死により、ムラクモ10班(ガトウ隊)は事実上、消滅した。集団失踪事件前からナツメのやり方に反感を抱いており、自衛隊を捨て駒として扱った際と竜化した姿を見た時には「恥ずかしい女」と罵っていた。
ムラクモ10班(ガトウ隊)の関係者
ナガレ・ミキ
ナガレの妻。彼女自身はムラクモ機関に属していない。手負いのウォークライとの戦いで夫を失う。夫の出撃する時に死別することを覚悟していた事とドラゴンの侵攻で孤児になった子供達の世話する事を主人公達に話した後、サポートスキル『ステルス Lv1』を教えた。しかし、孤児の1人の話から、密かに夫を思い出して泣いている模様。
ヒムロ
テレポート能力Sランクの元ムラクモ。2013年のハイジャック事件でガトウ、ナガレと共にムラクモ機関に召集された。ガトウのことを「ガトウさん」、ナガレのことは呼び捨てにしたり、「あいつ」とも呼んでいる。ナツメのことは「ナツメ嬢」と呼んでいる。ナツメに対しては不信感を抱いており、死ぬことが嫌で逃げ回っていたところをムラクモ13班に保護され、ナビの叱咤もあり、ムラクモ機関に復帰。保護された後もナツメのことを「昔から能力主義者だった」と評していた(その時、既にナツメはムラクモ機関を裏切り、人竜ミヅチとなっていた)。続編である『セブンスドラゴン2020-U』ではムラクモ10班班長(ヒムロ隊隊長)となってる。
自衛隊
堂島凛(どうじま りん)
声 -
豊口めぐみ陸上自衛隊三等陸佐


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