セビリア・メトロ
Metro de Sevilla
地上区間を走行するメトロの車両
基本情報
国 スペイン
所在地セビリアおよびセビリア都市圏
種類ラピッド・トランジット/ライト・メトロ
開業2009年4月2日
所有者アンダルシア州議会
運営者セビリア・メトロ株式会社[1]
公式サイト ⇒Metro-Sevilla
詳細情報
総延長距離18 km[2]
路線数1 ( 3 路線が将来加わる計画)
駅数22駅
保有車両数CAF Urbos 2×17編成
軌間1,435 mm (標準軌)
電化方式直流750V
最高速度70 km/h
通行方向左側通行
路線図
2017年時点のセビリア・メトロ路線図。
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セビリア・メトロ(スペイン語: Metro de Sevilla, 英語: Sevilla Metro)は、スペイン・アンダルシア州・セビリア県・セビリアを中心とするセビリア都市圏
で運行されているメトロ(地下区間を有する都市鉄道、地下鉄)[3]。セビリア地下鉄とも。延長距離は18km。他の鉄道と接続せず、完全に独立した路線である。全駅にホームドアが設置されている。マドリード(マドリード地下鉄)、バルセロナ(バルセロナ地下鉄)、バレンシア(バレンシア地下鉄)、ビルバオ(メトロ・ビルバオ)、パルマ(パルマ・メトロ)に続いてスペインで6番目に建設されたメトロである。2012年の年間乗客数は約1,400万人であり[4]、スペインで5番目に多い乗客数を持つメトロである。
歴史
以前の地下鉄建設計画当初の計画
1970年代には3路線を有してセビリア市内で完結する地下鉄の建設計画があり、1974年に建設が開始されていくつかのトンネル工事が始まったが、歴史的建造物に被害を与える恐れがあるとして1983年に計画が中断された。予測より人口増加が鈍かったセビリアにおける、地下鉄の経済性にも疑問符が付けられていた。 1999年、セビリア市長によって設立されたセビリア・メトロ会社によって新たなメトロの建設計画が策定された。2006年に1号線の建設工事が完了する予定だったが、1号線の開業は2009年4月2日まで遅れた[2]。この計画ではセビリア市とセビリア都市圏 路線ターミナル駅延長距離駅数開業日 路線ターミナル駅延長距離駅数開業予定 セビリア・メトロではCAF社製のUrbos 2を計17編成使用している。Urbos 2は全長31m、全幅2,650mm、全高3,300mmであり、両側に6つの扉を持つ。定員は1編成当たり192人であり、座席数は60席である。空調を備えており、架線から750Vの電圧を得る[5]。
1号線 - Plaza de Adrian ラプラータ駅、プエルタ・ヘレス駅、プラサ・ヌエバ駅、プラサ・デル・ドゥケ駅、アルメダ駅、マカレーナ駅、ピノ・モンターノ駅
2号線 -Choza de la Nanaサンタ・クララ駅、ポリゴノ・サン・パブロ駅、アルオンディガ駅、プラサ・デル・ドゥケ駅、マルケス・デ・パラダス駅、エル・タルドン駅、ルベン・ダリオ駅
3号線 - Casa de la abuela caquitaエリオポリス駅、Nana callateサン・ベルナルド駅、メネンデス・イ・ペラージョ駅、レカレド駅、マカレーナ駅、カルトゥハ駅
現行の計画
路線2014年時点の路線図
開業済
シウダ・エキスポ駅
オリベル・キントス駅18km21駅2009年4月2日
建設中
トーレブランカ駅
プエルタ・トリアーナ駅13.4km18駅2017年(部分開業)
ピノ・モンターノ駅
ベルメハレス駅11.5km17駅2017年(部分開業)
環状線17.7km24駅2017年(部分開業)
車両
脚注^ “ ⇒Whoweare”. セビリア・メトロ. 2012年11月4日閲覧。
^ a b ⇒“Sevilla metro inaugurated”. Railway Gazette International. (6 April 2009). ⇒http://www.railwaygazette.com/news/single-view/view/sevilla-metro-inaugurated.html 2014年5月18日閲覧。.
^ Michael Taplin (2013年3月). “ ⇒Home - World Systems List index - World List P-T - Spain (ES)”. ライト・レール・トランジット協会 (LRTA). 2014年5月18日閲覧。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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