セバスチャン・ブエミ
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セバスチャン・ブエミ
基本情報
国籍
スイス
生年月日 (1988-10-31) 1988年10月31日(35歳)
出身地セバスチャン・オリビエ・ブエミ
Sebastien Olivier Buemi
スイス
同・エーグル
親族ナターシャ・ガシュナン (いとこ)
FIA 世界耐久選手権での経歴
デビュー2012
所属トヨタ・ガズー・レーシング '12-
車番8
出走回数46
優勝回数16
ポールポジション7
ファステストラップ7
シリーズ最高順位1位 (20142018-192022)

基本情報
フォーミュラEでの経歴
デビュー2014-15
所属エンヴィジョン・レーシング '23-
車番16
過去所属ルノー・e.dams '14-'18
ニッサン・e.dams '19-22
出走回数46
優勝回数13
ポールポジション14
ファステストラップ8
シリーズ最高順位1位 (2015-16)

基本情報
略称表記BUE
F1での経歴
活動時期2009-2011
所属チーム'09-'11 トロ・ロッソ
出走回数55
タイトル0
優勝回数0
表彰台(3位以内)回数0
通算獲得ポイント29
ポールポジション0
ファステストラップ0
初戦2009年オーストラリアGP
最終戦2011年ブラジルGP

ル・マン24時間での経歴
年2012-
チームトヨタ・ガズー・レーシング '12-
最高位1位 (2018、2019、2020、2022)
クラス優勝4回
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セバスチャン・オリビエ・ブエミ(Sebastien Olivier Buemi, 1988年10月31日 - )は、スイス出身のレーシングドライバーである。
経歴
フォーミュラ・BMW

カートを卒業した後に、ブエミは2004年と2005年をドイツフォーミュラ・BMWに出場した。2005年シーズン終了時は総合1位であったが、シーズン終了後にレース中のブレーキテストについてペナルティを課されたためにチャンピオンを失った。
フォーミュラ・F3

2005年にスペイン・フォーミュラ3に参戦。翌年2006年にはフォーミュラ3・ユーロシリーズに参戦しランキング12位であった。2007年も同シリーズに継続参戦した。また、マカオグランプリマスターズF3にも出場した。
A1グランプリ

2006-2007A1グランプリニール・ジャニマルセル・フェスラーと共にA1チーム・スイスより参戦し、チームランキング総合8位の成績を残した。GP2(2008年)
GP2

2007年のGP2ARTグランプリのレッドブルサポート枠で参戦していたミハエル・アメルミューラーが開幕戦で負傷したため、第2戦から代役として出場した(ユーロF3とのダブルエントリー)。

2008年はアーデン・インターナショナルからGP2シリーズ及びGP2アジアシリーズに参戦した[1]
F1グッドウッド・フェスティバル(2008年)

2007年はレッドブルのリザーブ&テストドライバーであったミハエル・アメルミューラーが負傷したため、GP2のシートを引き継ぐとともにF1の仕事でも代役を務めることとなった。

2008年も引き続き、レッドブルのリザーブ&テストドライバーとして起用された[2]

2009年トロ・ロッソのレギュラーシートを得てF1にデビューした。スイス国籍のF1ドライバー1994年および1995年にスポット参戦したジャン=ドゥニ・ドゥレトラーズ以来14年ぶりの誕生となる。

デビュー戦となった開幕戦のオーストラリアGPでは荒れたレース展開の中で7位入賞を果たし幸先の良いスタートを切った。第3戦の中国GPでは予選で初のQ3進出(10位)を果たすと、雨のレースとなった決勝ではチャンピオン経験者でもあるキミ・ライコネンを追い回すなどのパフォーマンスを見せた。セーフティーカー出動中にレッドブルのセバスチャン・ベッテルに追突しフロントウイングを破損する場面もあったが、速さを見せ8位入賞を果たした。その後はなかなか入賞できなかったものの、第16戦のブラジルGPでは予選で自己ベストの6位につけ、決勝でも7位に入賞した。最終戦のアブダビGPでも8位に入賞し、ドライバーズランキング16位でシーズンを終えた。

2010年もトロロッソからF1に参戦。中国GPのフリー走行1回目で、バックストレートを走行中に左右のフロントタイヤが同時に外れてしまった。幸いなことにランオフエリアが広く、大きなクラッシュにはならずに済んだ[3][4]カナダGPでは自身初のラップリードを記録した。この年からポイントシステムの変更で10位までが入賞になったこともあり4回の入賞を記録し、前年と同じランキング16位でシーズンを終えた。

2011年も過去2年に引き続きトロ・ロッソからF1に参戦。開幕戦のオーストラリアGPでは、予選で2009年アブダビGP以来のQ3進出を果たすと、決勝でも10位でフィニッシュし、更に前でゴールしたザウバーの2台がリアウィングの車両規定違反で失格になったことで8位に繰り上がった。シーズン終盤にはマシントラブルによるリタイアが増えてしまった事も影響してか、この年はチームメイトのハイメ・アルグエルスアリにドライバーズ選手権順位で上回られてしまった。また、シーズン終了後にはレッドブルの決定により、トロ・ロッソのシートを失うことになった。

2012年はトロ・ロッソのシートは失ったもののレッドブルとの関係は継続し、レッドブル・レーシングのリザーブ&テストドライバー、及びトロ・ロッソのリザーブドライバーに起用された。

2019年も2012年から継続してきたレッドブルのリザーブドライバーを務めることとなった。シーズン前には、トロロッソのドライバー候補として名前が挙がっていたが、既に他のクラスで活躍していたこともあり、サラリーが高額という理由で選択肢から外されている[5]。2019年7月17日、シルバーストーンサーキットで行われたタイヤテストを担当。テスト終盤に高速コーナーで大きなクラッシュを喫したが本人は無事[6]
WEC

2012年からWEC(FIA 世界耐久選手権)のLMP1に参戦するトヨタのドライバーとして起用される。以降エースドライバーとして活躍しており、2014年にはWECのドライバーズタイトルを獲得した。ル・マン24時間レースを2018年、2019年と中嶋一貴/フェルナンド・アロンソとのトリオでトヨタ・TS050 HYBRIDを駆り連覇し、トヨタ悲願のル・マン総合優勝を達成した[7][8][9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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